「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2014/12/31 (Wed)
2014年も大晦日になりました。
最後は好例の、
「2014年マイベストアルバム」で締めたいと思います。
今年は、
みなさんもご存じの通り、
病気療養のため、
2ヶ月近く俗世から離れていたおかげで、
ショートカットコースでゴールインしたように、
やたら短く感じられた1年でありました。
その上…
これまた恒例の「忘年会ライヴ」に出場できなかったこともあり、
音楽的には不完全燃焼のような印象がありますが…
さて、
どのような顔ぶれになっているでしょう。
【新譜部門】1作品
☆Hiromi(上原ひろみ)The Trio Project『ALIVE』
(参考記事「変拍子、テンションコード」)
今年は新譜に当たらなかった年でしたね。
もっとも…
夏以降は健康面が不安定で、
それどころではなかった、
という状況でありましたが…
そんな中で、
この作品の存在感はダントツ!
上原ひろみさんの華麗なるテクニシャンぶりと、
それを余裕でサポートするベテラン2人のコラボ…
まさに構築美の極みでしょう。
これって、
実際は新譜ですが、
個人的には1970年代中盤のユーロロックで見かける、
ジャズっぽいアプローチのインスト系…
フェスタ・モビーレ、ブルー・モーション、アルティエ・メスティエリなど…
を思い出してしまいました。
新しいようななつかしいような…
不思議な魅力です。
個人的には、
こういうカチっとしたの、
好きなんですよね。
あ…そういえば、
ブラッフォードが紙ジャケになっていたんだ…(笑)
【再発部門】19作品(6アーティスト)
☆パット・トラヴァース初期5作品
(参考記事「進化する“ハードロック”」)
『パット・トラヴァース・ファースト』
『メイキン・マジック』
『プッティング・イット・ストレイト』
『ヒート・イン・ザ・ストリート』
『ライヴ』
☆パリス2作品+ボブ・ウェルチ
(参考記事「2014年音初め」)
『パリス・デビュー』
『パリス・セカンド』
『ボブ・ウェルチ/フレンチ・キッス』
☆ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター後期3部作+ライヴ
(参考記事「ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター)
『ゴッドブラフ』
『スティル・ライフ』
『ワールド・レコード』
『ヴァイタル(ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター・ライヴ)』
☆ディープ・パープル初期3作品
(参考記事「初期”ディープ・パープル」)
『紫の世界』
『ディープ・パープルの華麗なる世界』
『素晴らしきアート・ロックの世界』
☆ドクター・フィールグッド初期3作品
『ダウン・バイ・ザ・ジェティー』
『不正療法』
『スニーキン・サスピション』
☆『コーネル・デュプリー/ティージン』
新譜に当たらなかった一方で、
こちらは、
2013年末に発売された紙ジャケシリーズ…
パット・トラヴァース、パリス、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター
から始まり、
かなりの作品がエントリーされました。
やはり、
紙ジャケで再発されるのが、
購入を後押しして、
大人買いをしつつ、
あらためて、
そのアーティストの魅力を認識する、
というのが最近の定番のようです。
個々のアーティストについては、
それぞれ語り尽くした感がありますが、
最後のコーネル・デュプリーだけは、
紙ジャケではなく、
ジャズ/フュージョン系名盤の1,000円シリーズ、
というヤツで、
このシリーズにもけっこうお世話になったことを、
付け加えておきましょう。
ちなみに本作品は、
今でこそ…
有名なスタッフを結成する以前の、
その原型ともいえるスタイルを提示した、
画期的な作品と言えますが、
当時はまだ…
“フュージョン”という単語も定着せず、
“ジャズファンク”などと呼ばれ、
専門筋からは、
どちらかといえば、
妥協の産物的な見方をされておりました。
その後、
1980年代後半からの、
クラブブームなどで再評価の機運が高まり、
今に至っておりますが…
1,000円は素晴らしいですね(笑)
HMVでは、
2枚以上注文しないと、
送料が計上されてしまうのが難点ですが…(笑)
この作品では、
後のクラブブームでは神様のように崇め奉られていた、
バーナード・パーディがビシビシとキメまくっており、
これが気持ちいいこと、
この上ないのです。
【特別賞】
☆ピンク・フロイド『永遠』
これは、
一度ゆっくり話をしなければ…
と思っていた作品ですが、
いざとなると、
そんなに書くべきことがありませんでした。
25年ぶりの新作にして最終作品…
それだけで十分ではないでしょうか。
それを意識してか、
サウンドの方は1970年代の総集編みたいな…
あっ、ここは○○っぽい、
の連続でしたが、
これはこれで許せてしまう。
そんな、
かつてのミーハー心を取り戻すに十分な作品でした。
この作品を聴いていると、
ロジャー以外のメンバーにとって、
『炎』というアルバムが、
かなりのインパクトであったことがわかります。
それと…『神秘』は、
つねに原点だったんだろうなぁ…
私には、
この2枚の作品の延長に、
『永遠』があるように思えて仕方ありません。
【追悼】
今年も多くの方が神に召されましたが、
最後に…
ジョー・コッカーに追悼の意を表したいと思います。
(参考記事「web-magazine GYAN GYAN」)
お腹が出っ張っていようが…
ヨレヨレの酔っ払いだろうが…
やっぱり、
ウッドストックにおける、
あなたの歌声は永遠不滅です。
こんな声が出れば、
私ももっと歌うんですけどねぇ…
(↑それは贅沢な相談だろう?(笑)
さて、
そんな年末ですが、
「ウィルコ・ジョンソンが末期の膵臓ガンを克服、
奇蹟の復活を遂げる」
という記事に触れ…
やっぱこの人はスゲーなぁ、
とばかりに、
前述のドクター・フィールグッド初期3作を引っ張り出し、
ガリココガリココいうテレキャスの音にシビレていました。
ところがなぜか…
そうしていたら、
ヤング兄弟の、
ギブソンSG&グレッチによる、
両側からザクザクくる、
独特のギターサウンドを思い出し、
今度は初期AC/DCを聴きまくっていました。
やはり、
このバンドは世界的に売れる前の方がよろしいかと…
というわけで、
どうやら来年は、
「エレキギターサウンドさいこー!」
「復活!エレキの中高年」
という1年になりそうな予感がしつつ…(笑)
静かに年越しを迎えたいと思います。
来年もよろしくお願いします。
PS:
すっかり忘れていた…
ストーンズ、ジェフ・ベック師匠、すばらしい来日公演をありがとう!
これも、今年の出来事だったんだよね…
最後は好例の、
「2014年マイベストアルバム」で締めたいと思います。
今年は、
みなさんもご存じの通り、
病気療養のため、
2ヶ月近く俗世から離れていたおかげで、
ショートカットコースでゴールインしたように、
やたら短く感じられた1年でありました。
その上…
これまた恒例の「忘年会ライヴ」に出場できなかったこともあり、
音楽的には不完全燃焼のような印象がありますが…
さて、
どのような顔ぶれになっているでしょう。
【新譜部門】1作品
☆Hiromi(上原ひろみ)The Trio Project『ALIVE』
(参考記事「変拍子、テンションコード」)
今年は新譜に当たらなかった年でしたね。
もっとも…
夏以降は健康面が不安定で、
それどころではなかった、
という状況でありましたが…
そんな中で、
この作品の存在感はダントツ!
上原ひろみさんの華麗なるテクニシャンぶりと、
それを余裕でサポートするベテラン2人のコラボ…
まさに構築美の極みでしょう。
これって、
実際は新譜ですが、
個人的には1970年代中盤のユーロロックで見かける、
ジャズっぽいアプローチのインスト系…
フェスタ・モビーレ、ブルー・モーション、アルティエ・メスティエリなど…
を思い出してしまいました。
新しいようななつかしいような…
不思議な魅力です。
個人的には、
こういうカチっとしたの、
好きなんですよね。
あ…そういえば、
ブラッフォードが紙ジャケになっていたんだ…(笑)
【再発部門】19作品(6アーティスト)
☆パット・トラヴァース初期5作品
(参考記事「進化する“ハードロック”」)
『パット・トラヴァース・ファースト』
『メイキン・マジック』
『プッティング・イット・ストレイト』
『ヒート・イン・ザ・ストリート』
『ライヴ』
☆パリス2作品+ボブ・ウェルチ
(参考記事「2014年音初め」)
『パリス・デビュー』
『パリス・セカンド』
『ボブ・ウェルチ/フレンチ・キッス』
☆ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター後期3部作+ライヴ
(参考記事「ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター)
『ゴッドブラフ』
『スティル・ライフ』
『ワールド・レコード』
『ヴァイタル(ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター・ライヴ)』
☆ディープ・パープル初期3作品
(参考記事「初期”ディープ・パープル」)
『紫の世界』
『ディープ・パープルの華麗なる世界』
『素晴らしきアート・ロックの世界』
☆ドクター・フィールグッド初期3作品
『ダウン・バイ・ザ・ジェティー』
『不正療法』
『スニーキン・サスピション』
☆『コーネル・デュプリー/ティージン』
新譜に当たらなかった一方で、
こちらは、
2013年末に発売された紙ジャケシリーズ…
パット・トラヴァース、パリス、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター
から始まり、
かなりの作品がエントリーされました。
やはり、
紙ジャケで再発されるのが、
購入を後押しして、
大人買いをしつつ、
あらためて、
そのアーティストの魅力を認識する、
というのが最近の定番のようです。
個々のアーティストについては、
それぞれ語り尽くした感がありますが、
最後のコーネル・デュプリーだけは、
紙ジャケではなく、
ジャズ/フュージョン系名盤の1,000円シリーズ、
というヤツで、
このシリーズにもけっこうお世話になったことを、
付け加えておきましょう。
ちなみに本作品は、
今でこそ…
有名なスタッフを結成する以前の、
その原型ともいえるスタイルを提示した、
画期的な作品と言えますが、
当時はまだ…
“フュージョン”という単語も定着せず、
“ジャズファンク”などと呼ばれ、
専門筋からは、
どちらかといえば、
妥協の産物的な見方をされておりました。
その後、
1980年代後半からの、
クラブブームなどで再評価の機運が高まり、
今に至っておりますが…
1,000円は素晴らしいですね(笑)
HMVでは、
2枚以上注文しないと、
送料が計上されてしまうのが難点ですが…(笑)
この作品では、
後のクラブブームでは神様のように崇め奉られていた、
バーナード・パーディがビシビシとキメまくっており、
これが気持ちいいこと、
この上ないのです。
【特別賞】
☆ピンク・フロイド『永遠』
これは、
一度ゆっくり話をしなければ…
と思っていた作品ですが、
いざとなると、
そんなに書くべきことがありませんでした。
25年ぶりの新作にして最終作品…
それだけで十分ではないでしょうか。
それを意識してか、
サウンドの方は1970年代の総集編みたいな…
あっ、ここは○○っぽい、
の連続でしたが、
これはこれで許せてしまう。
そんな、
かつてのミーハー心を取り戻すに十分な作品でした。
この作品を聴いていると、
ロジャー以外のメンバーにとって、
『炎』というアルバムが、
かなりのインパクトであったことがわかります。
それと…『神秘』は、
つねに原点だったんだろうなぁ…
私には、
この2枚の作品の延長に、
『永遠』があるように思えて仕方ありません。
【追悼】
今年も多くの方が神に召されましたが、
最後に…
ジョー・コッカーに追悼の意を表したいと思います。
(参考記事「web-magazine GYAN GYAN」)
お腹が出っ張っていようが…
ヨレヨレの酔っ払いだろうが…
やっぱり、
ウッドストックにおける、
あなたの歌声は永遠不滅です。
こんな声が出れば、
私ももっと歌うんですけどねぇ…
(↑それは贅沢な相談だろう?(笑)
さて、
そんな年末ですが、
「ウィルコ・ジョンソンが末期の膵臓ガンを克服、
奇蹟の復活を遂げる」
という記事に触れ…
やっぱこの人はスゲーなぁ、
とばかりに、
前述のドクター・フィールグッド初期3作を引っ張り出し、
ガリココガリココいうテレキャスの音にシビレていました。
ところがなぜか…
そうしていたら、
ヤング兄弟の、
ギブソンSG&グレッチによる、
両側からザクザクくる、
独特のギターサウンドを思い出し、
今度は初期AC/DCを聴きまくっていました。
やはり、
このバンドは世界的に売れる前の方がよろしいかと…
というわけで、
どうやら来年は、
「エレキギターサウンドさいこー!」
「復活!エレキの中高年」
という1年になりそうな予感がしつつ…(笑)
静かに年越しを迎えたいと思います。
来年もよろしくお願いします。
PS:
すっかり忘れていた…
ストーンズ、ジェフ・ベック師匠、すばらしい来日公演をありがとう!
これも、今年の出来事だったんだよね…
PR