「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2014/04/06 (Sun)
2014年4年4日(金)
東京 NHKホール
男子トイレに長蛇の列が…(笑)
圧倒的に中高年男子率の高い会場。
そしてどうやら、
みなさんお独りで来場のご様子。
つい先日の、
ストーンズ来日公演とは打って変わった、
静かに燃え上がるような雰囲気の中、
我々が待っていたのは…
ジェフ・ベック!
孤高の存在。
神の領域に近づいたギタリスト。
私が勝手に「師匠」と呼ぶお方…(笑)
席は3階だったが、
前から3列目で、
ほぼ会場の中央。
ステージまでの距離が短いせいか、
案外距離感はない。
小さい会場の方がいいかも…
19:00…
スティーヴィー・ワンダーが開演前のBGMで流れる中、
(この選曲は「師匠」の趣味だと思う…)
予定時刻を過ぎても「師匠」は現われない。
隣に座っていた体格のいいおっさんが、
(オマエもおっさんだろうってか?)
「始まらないっすね」と話しかけてきた。
「ストーンズは30分遅れだったから、そろそろじゃないっすか」
と私が答えた瞬間、
会場の照明が落ちメンバーが現われた。
19:15…
「師匠」を除く、
3人のメンバーが演奏を始める。
リズムセクションの他には、
もう1人ギタリストがいるだけのシンプルな編成。
じつはもう1人、
ヴォーカル兼ヴァイオリンがいたが、
来日直前にとつぜん脱退(クビ?)したらしい。
私はいつも、
何の事前情報も入れずにコンサートに行くので、
このことはコンサート終了後に知った。
(帰宅するまでパンフレットも開いていない)
ミュージシャンとの、
出会い頭の衝撃を求めているので、
できるだけアタマは真っ白にして、
自然体で立ち向かうようにしているのだ。
さて…
3人のメンバーがジャムっぽい演奏を繰り広げる中、
お待ちかねのジェフ・ベック登場!
手にするのは、
白いテレキャスター。
このときの会場のどよめき、
まるで地鳴りのようだった…
「ウオーっ」って感じ(笑)
フラっと登場して、
スッと演奏に加わる…
いつになくラフな感じ。
2000年初頭のような、
エレクトロニクスを駆使した音ではない、
いわゆる“生”な音である。
ギターを、
トレードマークの白いストラトキャスターに替え、
2曲目が始まる。
不覚にも最初の2曲の曲名がわからん…
最新アルバムとその前のヤツは、
あまりよく聴き込んでいなかったからなぁ…
翌日、
もう一度最近の作品を聴きあさってみたが、
どうやら該当する曲はなさそうである。
もしかして、新曲?
そうであったら、
来日公演のオープニングに新曲をもってくるベテランって、
スゴいと思いません?
(1978年もそうだった)
3曲目、
相方のギタリスト…ニコラス・マイヤーというそうだ…
がエレアコっぽい、
たいへん美しいアルペジオを披露、
そこから聴き覚えのあるコード進行になり、
あっ…「Little Wing」!
クラプトンもやっていた、
あのジミヘンの名曲である。
「師匠」は早くもエンジンがかかったらしく、
素晴らしいフレーズが次から次へと繰り出されてくる。
神のようだ…
もっと弾いてくれーっと思うあたりで、
曲が終わる。
今回は全体に、
1曲の時間が短くまとめられているようで、
飽きが来なくてじつによろしい。
極上の料理を少しずつ出されている感じで、
腹八分目のこちらとしては、
次の一品に期待がかかる。
私は誰かさんのように、
演奏曲目を順番にメモるようなことはしないので、
正確さには欠けるが、
順不同ではあるものの、
「Little Wing」以降の演奏曲目は、
だいたい以下のような感じだった。
『Blow by Blow』(1975年)からは、
「Cause we've ended as lovers(哀しみの恋人達)」
『Wired』(1976年)からは、
「Blue wind」〜「Led boots」(メドレーでつなげていた)
「Goodbye pork pie hat」(「Brush with the blues」へメドレー )
『There and Back』(1980年)からは、
定番の「The pump」と
ちょっと意外だった「You never know」
『Guitar Shop』(1989年)からは、
キメのトリルがかっこいい「Big block」
もはや芸術的といえるアーミングが冴え渡る「Where were you」
復活作『Who Else!』(1999年)からは、
前述の「Brush with the blues」
レゲエっぽい「Angel(Footsteps)」
エンディングには、
これまた定番のビートルズ「A day in the life 」
(いつ聴いても、涙が出るほど感動的である)
アンコールには、
前述の「Cause we've ended as lovers(哀しみの恋人達)」と
『You Had It Coming』(2001年)から、
「Rollin' & Tumblin'」
そして…新曲が冒頭以外にも何曲か、散りばめられていた。
サポートメンバーについて…
前述のニコラス・マイヤーは、
曲によっては、
ストリングス?どこにもキーボードいないんだけど…
というように、
鍵盤楽器のようなサウンドをギターで再現したかと思えば、
アコースティックな響きを生かした、
とても綺麗なコードプレイを披露したり…
フラメンコや中近東っぽいプレイでは、
超絶テクニックを披露したりと、
かなり豊富なバックグラウンドと、
変態的なセンスでおもしろかった。
最近の私が愛用している、
Godinギターのカタログに載っている、
11弦フレットレスのウードモデルは、
(誰がこんなもん使うんじゃい?と思った)
どうやら彼の愛器らしく、
遠目でよく見えなかったが、
中近東っぽいプレイをしたときに、
もしかしたら使っていたかもしれない。
ジェフ・ベックはある時期から、
キーボード・プレイヤーではなく、
前任のジェニファー・バトゥンのように、
ちょっと変わったギタリストを相方にすることが多くなったが、
今回のメンバーもかなりマニアック。
ベースのロンダ・スミスは、
現在のサポートメンバーではもっとも長く在籍しており、
そのスゴ腕ぶりには定評がある。
たしかに…
アタマの4曲目あたりまで、
ベースの素晴らしいトーンが、
やたら耳についた。
あの華奢な体型で、
どうすると、
あのような美しい重低音が出せるのであろうか?
ドラムスのジョナサン・ジョセフは、
なんと、
あのジョス・ストーンの母親と結婚したという…(笑)
プレイは、
ジェフ・ベック好みでしょう…
ナラダ・マイケル・ウォルデンっぽい…、
重いんだけど、
ピシピシっと切れがよい。
バンドの音は、
2000年、2005年の来日時に見せたような、
エレクトロニクスを駆使したテクノっぽい音ではなく、
もっとラフでジャムっぽい感じに変化していた。
さて…
肝心のジェフ・ベック「師匠」のプレイは、
と言えば…
見るたび…つまり年齢を重ねるたびにウマくなっている。
1978年にスタンリー・クラークと来日したときの方が、
よっぽどミストーンは多かったし、
リズムが乱れることも多かった。
今回はまったくそんなことはなく、
たいへん端正にギターを弾いていた。
とにかく、ウマい!
“円熟“の境地という言葉がアタマをかけめぐる。
しかし、「師匠」の憎いところは、
ことギタープレイに関しては“円熟”しているかもしれないが、
音楽へのアプローチ自体は相変わらずチャレンジャーであること。
セットリストをヒットパレードにせず、
新曲を入れるあたりにそれが表れている。
サポートメンバーの人選含め、
音は確実に“今の音”であり、
懐メロではないこと。
これはスゴいことだ。
ミック・ジャガーのそれとは、
少し次元が違うけれど。
年齢を考えると、
ジェフ・ベックも驚異的。
サイボーグのように年をとっていない(笑)
とにかく、
今でも前へ進もうとしている。
その姿勢にアタマが下がる。
ここが、
思わず「師匠」と呼びたくなるところ。
そして、
「師匠」のストラトキャスターは、
どうしてあんなに素晴らしいトーンなのだろうか?
「絶品の極上トーン」と言ってしまうのは簡単だが…
高音は耳障りにならず、
ストラトキャスターのウィークポイントである、
低音が引き締まって響きわたる…
ギターをやっているヤツはわかると思うけど、
こんな音を1本のギターで出すことはとても難しい。
「師匠」はどうやって、
この音を出しているのだろうか?
音響のいいNHKホールだったから、
よけいに耳に残ったのかもしれないが、
2日たった今でも、
あのトーンはよみがえってくる。
でも、
当の本人は、
なにげに、
昔からそうだけど…
つまびくように、
軽やかにギターを弾く。
こちらの感動をよそに、
なにげにステージに登場して、
気負いも力みもなく、
軽やかにギターをつまびいて、
歌は歌わず、
ほとんどおしゃべりもせず、
そうは言っても、
ギターは並はずれた饒舌さで、
ところどころに愛嬌のある振る舞いをし、
会場中の、
外見だけは中高年になってしまったギター小僧たちを満足させる、
永遠のギター小僧。
ギター小僧の神様!
これがジェフ・ベックなのだ!
そして、
さういふひとにわたしはなりたい。
興奮し過ぎて止まらなくなりそうなので、
ここでいったん終了とさせていただきます(笑)
ほんの1時間30分、
ギターを弾いただけだけでそんなに褒めるなよ…
オレを誰だと思ってやがるんだ。
ジェフ・ベック様だよ。よく覚えておけー(笑)
東京 NHKホール
男子トイレに長蛇の列が…(笑)
圧倒的に中高年男子率の高い会場。
そしてどうやら、
みなさんお独りで来場のご様子。
つい先日の、
ストーンズ来日公演とは打って変わった、
静かに燃え上がるような雰囲気の中、
我々が待っていたのは…
ジェフ・ベック!
孤高の存在。
神の領域に近づいたギタリスト。
私が勝手に「師匠」と呼ぶお方…(笑)
席は3階だったが、
前から3列目で、
ほぼ会場の中央。
ステージまでの距離が短いせいか、
案外距離感はない。
小さい会場の方がいいかも…
19:00…
スティーヴィー・ワンダーが開演前のBGMで流れる中、
(この選曲は「師匠」の趣味だと思う…)
予定時刻を過ぎても「師匠」は現われない。
隣に座っていた体格のいいおっさんが、
(オマエもおっさんだろうってか?)
「始まらないっすね」と話しかけてきた。
「ストーンズは30分遅れだったから、そろそろじゃないっすか」
と私が答えた瞬間、
会場の照明が落ちメンバーが現われた。
19:15…
「師匠」を除く、
3人のメンバーが演奏を始める。
リズムセクションの他には、
もう1人ギタリストがいるだけのシンプルな編成。
じつはもう1人、
ヴォーカル兼ヴァイオリンがいたが、
来日直前にとつぜん脱退(クビ?)したらしい。
私はいつも、
何の事前情報も入れずにコンサートに行くので、
このことはコンサート終了後に知った。
(帰宅するまでパンフレットも開いていない)
ミュージシャンとの、
出会い頭の衝撃を求めているので、
できるだけアタマは真っ白にして、
自然体で立ち向かうようにしているのだ。
さて…
3人のメンバーがジャムっぽい演奏を繰り広げる中、
お待ちかねのジェフ・ベック登場!
手にするのは、
白いテレキャスター。
このときの会場のどよめき、
まるで地鳴りのようだった…
「ウオーっ」って感じ(笑)
フラっと登場して、
スッと演奏に加わる…
いつになくラフな感じ。
2000年初頭のような、
エレクトロニクスを駆使した音ではない、
いわゆる“生”な音である。
ギターを、
トレードマークの白いストラトキャスターに替え、
2曲目が始まる。
不覚にも最初の2曲の曲名がわからん…
最新アルバムとその前のヤツは、
あまりよく聴き込んでいなかったからなぁ…
翌日、
もう一度最近の作品を聴きあさってみたが、
どうやら該当する曲はなさそうである。
もしかして、新曲?
そうであったら、
来日公演のオープニングに新曲をもってくるベテランって、
スゴいと思いません?
(1978年もそうだった)
3曲目、
相方のギタリスト…ニコラス・マイヤーというそうだ…
がエレアコっぽい、
たいへん美しいアルペジオを披露、
そこから聴き覚えのあるコード進行になり、
あっ…「Little Wing」!
クラプトンもやっていた、
あのジミヘンの名曲である。
「師匠」は早くもエンジンがかかったらしく、
素晴らしいフレーズが次から次へと繰り出されてくる。
神のようだ…
もっと弾いてくれーっと思うあたりで、
曲が終わる。
今回は全体に、
1曲の時間が短くまとめられているようで、
飽きが来なくてじつによろしい。
極上の料理を少しずつ出されている感じで、
腹八分目のこちらとしては、
次の一品に期待がかかる。
私は誰かさんのように、
演奏曲目を順番にメモるようなことはしないので、
正確さには欠けるが、
順不同ではあるものの、
「Little Wing」以降の演奏曲目は、
だいたい以下のような感じだった。
『Blow by Blow』(1975年)からは、
「Cause we've ended as lovers(哀しみの恋人達)」
『Wired』(1976年)からは、
「Blue wind」〜「Led boots」(メドレーでつなげていた)
「Goodbye pork pie hat」(「Brush with the blues」へメドレー )
『There and Back』(1980年)からは、
定番の「The pump」と
ちょっと意外だった「You never know」
『Guitar Shop』(1989年)からは、
キメのトリルがかっこいい「Big block」
もはや芸術的といえるアーミングが冴え渡る「Where were you」
復活作『Who Else!』(1999年)からは、
前述の「Brush with the blues」
レゲエっぽい「Angel(Footsteps)」
エンディングには、
これまた定番のビートルズ「A day in the life 」
(いつ聴いても、涙が出るほど感動的である)
アンコールには、
前述の「Cause we've ended as lovers(哀しみの恋人達)」と
『You Had It Coming』(2001年)から、
「Rollin' & Tumblin'」
そして…新曲が冒頭以外にも何曲か、散りばめられていた。
サポートメンバーについて…
前述のニコラス・マイヤーは、
曲によっては、
ストリングス?どこにもキーボードいないんだけど…
というように、
鍵盤楽器のようなサウンドをギターで再現したかと思えば、
アコースティックな響きを生かした、
とても綺麗なコードプレイを披露したり…
フラメンコや中近東っぽいプレイでは、
超絶テクニックを披露したりと、
かなり豊富なバックグラウンドと、
変態的なセンスでおもしろかった。
最近の私が愛用している、
Godinギターのカタログに載っている、
11弦フレットレスのウードモデルは、
(誰がこんなもん使うんじゃい?と思った)
どうやら彼の愛器らしく、
遠目でよく見えなかったが、
中近東っぽいプレイをしたときに、
もしかしたら使っていたかもしれない。
ジェフ・ベックはある時期から、
キーボード・プレイヤーではなく、
前任のジェニファー・バトゥンのように、
ちょっと変わったギタリストを相方にすることが多くなったが、
今回のメンバーもかなりマニアック。
ベースのロンダ・スミスは、
現在のサポートメンバーではもっとも長く在籍しており、
そのスゴ腕ぶりには定評がある。
たしかに…
アタマの4曲目あたりまで、
ベースの素晴らしいトーンが、
やたら耳についた。
あの華奢な体型で、
どうすると、
あのような美しい重低音が出せるのであろうか?
ドラムスのジョナサン・ジョセフは、
なんと、
あのジョス・ストーンの母親と結婚したという…(笑)
プレイは、
ジェフ・ベック好みでしょう…
ナラダ・マイケル・ウォルデンっぽい…、
重いんだけど、
ピシピシっと切れがよい。
バンドの音は、
2000年、2005年の来日時に見せたような、
エレクトロニクスを駆使したテクノっぽい音ではなく、
もっとラフでジャムっぽい感じに変化していた。
さて…
肝心のジェフ・ベック「師匠」のプレイは、
と言えば…
見るたび…つまり年齢を重ねるたびにウマくなっている。
1978年にスタンリー・クラークと来日したときの方が、
よっぽどミストーンは多かったし、
リズムが乱れることも多かった。
今回はまったくそんなことはなく、
たいへん端正にギターを弾いていた。
とにかく、ウマい!
“円熟“の境地という言葉がアタマをかけめぐる。
しかし、「師匠」の憎いところは、
ことギタープレイに関しては“円熟”しているかもしれないが、
音楽へのアプローチ自体は相変わらずチャレンジャーであること。
セットリストをヒットパレードにせず、
新曲を入れるあたりにそれが表れている。
サポートメンバーの人選含め、
音は確実に“今の音”であり、
懐メロではないこと。
これはスゴいことだ。
ミック・ジャガーのそれとは、
少し次元が違うけれど。
年齢を考えると、
ジェフ・ベックも驚異的。
サイボーグのように年をとっていない(笑)
とにかく、
今でも前へ進もうとしている。
その姿勢にアタマが下がる。
ここが、
思わず「師匠」と呼びたくなるところ。
そして、
「師匠」のストラトキャスターは、
どうしてあんなに素晴らしいトーンなのだろうか?
「絶品の極上トーン」と言ってしまうのは簡単だが…
高音は耳障りにならず、
ストラトキャスターのウィークポイントである、
低音が引き締まって響きわたる…
ギターをやっているヤツはわかると思うけど、
こんな音を1本のギターで出すことはとても難しい。
「師匠」はどうやって、
この音を出しているのだろうか?
音響のいいNHKホールだったから、
よけいに耳に残ったのかもしれないが、
2日たった今でも、
あのトーンはよみがえってくる。
でも、
当の本人は、
なにげに、
昔からそうだけど…
つまびくように、
軽やかにギターを弾く。
こちらの感動をよそに、
なにげにステージに登場して、
気負いも力みもなく、
軽やかにギターをつまびいて、
歌は歌わず、
ほとんどおしゃべりもせず、
そうは言っても、
ギターは並はずれた饒舌さで、
ところどころに愛嬌のある振る舞いをし、
会場中の、
外見だけは中高年になってしまったギター小僧たちを満足させる、
永遠のギター小僧。
ギター小僧の神様!
これがジェフ・ベックなのだ!
そして、
さういふひとにわたしはなりたい。
興奮し過ぎて止まらなくなりそうなので、
ここでいったん終了とさせていただきます(笑)
ほんの1時間30分、
ギターを弾いただけだけでそんなに褒めるなよ…
オレを誰だと思ってやがるんだ。
ジェフ・ベック様だよ。よく覚えておけー(笑)
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