「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/10/27 (Sun)
なんだって、
こんなに中途半端なサイズの紙ジャケにしたんだ?
LPサイズでもCDサイズでもないなんて…
収納に困るじゃないかーっ。
という、
BB&A、
ベック・ボガート&アピス、
来日40周年記念盤でした(笑)
これは、
1973年の彼らの来日公演を収録した、
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』をリマスターし、
実際の演奏順に編集し直したもので、
完全限定盤として、
なぜか7インチ・シングル盤サイズの紙ジャケで、
発売されたものです。
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』は当初、
日本のみで発売されていたため、
海外ではなかなか手に入れることができず、
(海賊盤が流れていたという話です)
KISSのポール・スタンレーは初来日(1977年)の際に、
カーマイン・アピスに頼まれて、
このアルバムを何セットも買い込んでいた、
という話が残っているほど、
貴重なお皿だったそうです。
しかし何度も言っているように、
かつての私は、
このBB&Aをあまり評価しておらず、
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』にしても、
「なんだか、メリハリのない構成だなー」と思い、
それほど熱心に聴いてはいませんでした。
そのわりには…
「迷信」も「ジェフズ・ブギー」も、
ステージでやったことがあったりしますが…
私が構成に不満を覚えたのは、
どうやらかなり的を得ていたようで、
これは実際の演奏順とは違っていたんですね。
だから、
なんとなく構成が不自然だったのでしょう。
フツーに考えて、
「ジェフズ・ブギー」をあんな前にはもってこないよね?
どうして、
こんな編集をしたのだろうか?
さて、
正規の曲順になり、
リマスターされた『ベック・ボガート&アピス・ライブ』ですが、
どうだったのといえば、
これが、
たいへんよろしかったんですねーっ(笑)
思わず、
全曲を一気に聴いてしまったほどです…。
冒頭の「迷信」からの流れも自然…
「アイム・ソー・プラウド」はやっぱこのあたりだよね。
カーマイン・アピスが珍しくシンプルに叩いている、
「モーニング・デュー」は、
オリジナル盤より格段に音がよくなっており、
彼の躍動するリズムを堪能できます。
この人はボンゾの後任としていちばんよかったかも…
今になって聴いてみると、
まず、
このバタバタしたリズムセクションはかなり新鮮です。
1980年代以降、
シンプルなビートばかりになってしまったせいでしょうか?
無骨で重戦車のようなリズムは、
とっても刺激的です。
当時はこれがイヤだったんだよなーっ。
それから、
ジェフ・ベック師匠のプレイも、
大好きなハードロックに徹し、
迷いがまったくないので、
これはこれで、
非常にタイトなプレイです。
当時はこれも物足りなかったんだよなーっ。
なによりも、
3人が3人とも、
たいへん強い自己主張をぶつけ合っており、
これが全体に火花散る雰囲気を充満させています。
当時はそれゆえにまとまりなさを感じたんだよなーっ。
バンドって、
まとまっていなくてもいいんですよ。
みんなが好き勝手なことをやっても、
パワフルに押し切ってしまえば、
それでよし…。
昨今のお行儀のよいプレイヤーたちは、
少し見習ってもよいのではないでしょうか。
いや…他人事でなく、
私も見習う必要を感じています。
いろいろ考えると、
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』は、
スルメのように、
長い時間をかけて噛んでいたら、
味が出てきたという感じです。
35年もかけて、
噛んでいたことになりますなぁ…(笑)
やっぱ1970年代の音は最強でっせー!
それと、
今回の企画は、
当時のパンフレットやら、
たくさんのオマケがついていましたが、
相変わらず、
写真を見ただけでワクワクしてしまいます。
ロックはミーハーでいいんですよね。
もう50過ぎたんだけどな…(笑)
こんなに中途半端なサイズの紙ジャケにしたんだ?
LPサイズでもCDサイズでもないなんて…
収納に困るじゃないかーっ。
という、
BB&A、
ベック・ボガート&アピス、
来日40周年記念盤でした(笑)
これは、
1973年の彼らの来日公演を収録した、
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』をリマスターし、
実際の演奏順に編集し直したもので、
完全限定盤として、
なぜか7インチ・シングル盤サイズの紙ジャケで、
発売されたものです。
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』は当初、
日本のみで発売されていたため、
海外ではなかなか手に入れることができず、
(海賊盤が流れていたという話です)
KISSのポール・スタンレーは初来日(1977年)の際に、
カーマイン・アピスに頼まれて、
このアルバムを何セットも買い込んでいた、
という話が残っているほど、
貴重なお皿だったそうです。
しかし何度も言っているように、
かつての私は、
このBB&Aをあまり評価しておらず、
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』にしても、
「なんだか、メリハリのない構成だなー」と思い、
それほど熱心に聴いてはいませんでした。
そのわりには…
「迷信」も「ジェフズ・ブギー」も、
ステージでやったことがあったりしますが…
私が構成に不満を覚えたのは、
どうやらかなり的を得ていたようで、
これは実際の演奏順とは違っていたんですね。
だから、
なんとなく構成が不自然だったのでしょう。
フツーに考えて、
「ジェフズ・ブギー」をあんな前にはもってこないよね?
どうして、
こんな編集をしたのだろうか?
さて、
正規の曲順になり、
リマスターされた『ベック・ボガート&アピス・ライブ』ですが、
どうだったのといえば、
これが、
たいへんよろしかったんですねーっ(笑)
思わず、
全曲を一気に聴いてしまったほどです…。
冒頭の「迷信」からの流れも自然…
「アイム・ソー・プラウド」はやっぱこのあたりだよね。
カーマイン・アピスが珍しくシンプルに叩いている、
「モーニング・デュー」は、
オリジナル盤より格段に音がよくなっており、
彼の躍動するリズムを堪能できます。
この人はボンゾの後任としていちばんよかったかも…
今になって聴いてみると、
まず、
このバタバタしたリズムセクションはかなり新鮮です。
1980年代以降、
シンプルなビートばかりになってしまったせいでしょうか?
無骨で重戦車のようなリズムは、
とっても刺激的です。
当時はこれがイヤだったんだよなーっ。
それから、
ジェフ・ベック師匠のプレイも、
大好きなハードロックに徹し、
迷いがまったくないので、
これはこれで、
非常にタイトなプレイです。
当時はこれも物足りなかったんだよなーっ。
なによりも、
3人が3人とも、
たいへん強い自己主張をぶつけ合っており、
これが全体に火花散る雰囲気を充満させています。
当時はそれゆえにまとまりなさを感じたんだよなーっ。
バンドって、
まとまっていなくてもいいんですよ。
みんなが好き勝手なことをやっても、
パワフルに押し切ってしまえば、
それでよし…。
昨今のお行儀のよいプレイヤーたちは、
少し見習ってもよいのではないでしょうか。
いや…他人事でなく、
私も見習う必要を感じています。
いろいろ考えると、
『ベック・ボガート&アピス・ライブ』は、
スルメのように、
長い時間をかけて噛んでいたら、
味が出てきたという感じです。
35年もかけて、
噛んでいたことになりますなぁ…(笑)
やっぱ1970年代の音は最強でっせー!
それと、
今回の企画は、
当時のパンフレットやら、
たくさんのオマケがついていましたが、
相変わらず、
写真を見ただけでワクワクしてしまいます。
ロックはミーハーでいいんですよね。
もう50過ぎたんだけどな…(笑)
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