「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/08/25 (Sun)
シガーロスのことを、
さわやかな日曜の午前中に
話題にするべき音ではないと言いましたが、
この夏は、
そのようなサウンドの大物にして老舗、
ブラック・サバスが、
なんと35年ぶりに、
トニー・アイオミ、オジー・オズボーン、ギーザー・バトラーという、
オリジナル・メンバーによるニュー・アルバムを発表しました。
これがいい…じつにいいのです。
このような企画で、
老舗のバンドが再結成されると、
どことなく中途半端な音…
かつての音をなぞりながら、
ミョーに時代を意識した音…
を作りがちですが、
サバスは違いました。
徹頭徹尾、
サバス・サウンド…
そうです、
4枚目ぐらいまでの、
あの、
オリジナル・サバス・サウンドが、
見事に復活しているのです。
ここには、迷いなど微塵も感じられません。
オリジナルメンバーといいましたが、
一人だけ、
ドラマーはビル・ウォードではなく、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクに交替していますが、
かえってこれがよかったのではないでしょうか?
他のメンバーより、
かなり若いせいか、
ビートがパワフルで、
それがバンド全体をうまくリードしています。
その若いドラマーに負けじと弾きまくり、
剛腕ぶりをアピールしているのが、
ベースのギーザー・バトラーで、
そのソリッドさには目を見張るものがあります。
多くの人は、
サバス・サウンドから、
どことなく頑なで不器用な感じを受けるかもしれませんが、
ギーザー・バトラーのベースは昔から、
しなやかで変幻自在でした。
トニー・アイオミのギタープレイも、
じつは、
繊細で神経質なタッチをしており、
ピッキングやビブラートなどは
かなり細やかにコントロールされたものになっております。
今回は、
アコースティックギターを、
さりげなくオーバーダビングする場面も多く、
サウンド全体に洗練されたイメージを与えています。
どちらかと言うと、
ビル・ウォードが不器用な感じだったので、
今回のメンバーチェンジは、
サバス・サウンドを現代に蘇らせることに、
功を奏したのだと言えるでしょう。
そして…、
オジーは相変わらず、
グニャグニャした、
不安定な音程と不安定なリズムで、
独特のパフォーマンスを展開しています。
健在ですなぁ…
やっぱサバスはオジーでないと‥
1曲目の「エンド・オブ・ザ・ビギニング」なんて、
まさに、
ファーストアルバム1曲目の「ブラック・サバス」そのもの。
多少のバリエーションはあるものの、
基本的にリフ中心、ミディアム・テンポ中心の、
単調な曲で構成されているので、
少し油断すると、
あっという間に意識を失い(笑)、
いつのまにかエンディングを迎えていたりしますが、
それもサバス・サウンドらしくて、
たいへんよろしいと思います。
(昔から、
下手にバラエティに富ませると、
評判を落とす傾向あり)
ここまで徹底されると、
気持ちいいですね。
今後の活動に要注意です。
さわやかな日曜の午前中に
話題にするべき音ではないと言いましたが、
この夏は、
そのようなサウンドの大物にして老舗、
ブラック・サバスが、
なんと35年ぶりに、
トニー・アイオミ、オジー・オズボーン、ギーザー・バトラーという、
オリジナル・メンバーによるニュー・アルバムを発表しました。
これがいい…じつにいいのです。
このような企画で、
老舗のバンドが再結成されると、
どことなく中途半端な音…
かつての音をなぞりながら、
ミョーに時代を意識した音…
を作りがちですが、
サバスは違いました。
徹頭徹尾、
サバス・サウンド…
そうです、
4枚目ぐらいまでの、
あの、
オリジナル・サバス・サウンドが、
見事に復活しているのです。
ここには、迷いなど微塵も感じられません。
オリジナルメンバーといいましたが、
一人だけ、
ドラマーはビル・ウォードではなく、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクに交替していますが、
かえってこれがよかったのではないでしょうか?
他のメンバーより、
かなり若いせいか、
ビートがパワフルで、
それがバンド全体をうまくリードしています。
その若いドラマーに負けじと弾きまくり、
剛腕ぶりをアピールしているのが、
ベースのギーザー・バトラーで、
そのソリッドさには目を見張るものがあります。
多くの人は、
サバス・サウンドから、
どことなく頑なで不器用な感じを受けるかもしれませんが、
ギーザー・バトラーのベースは昔から、
しなやかで変幻自在でした。
トニー・アイオミのギタープレイも、
じつは、
繊細で神経質なタッチをしており、
ピッキングやビブラートなどは
かなり細やかにコントロールされたものになっております。
今回は、
アコースティックギターを、
さりげなくオーバーダビングする場面も多く、
サウンド全体に洗練されたイメージを与えています。
どちらかと言うと、
ビル・ウォードが不器用な感じだったので、
今回のメンバーチェンジは、
サバス・サウンドを現代に蘇らせることに、
功を奏したのだと言えるでしょう。
そして…、
オジーは相変わらず、
グニャグニャした、
不安定な音程と不安定なリズムで、
独特のパフォーマンスを展開しています。
健在ですなぁ…
やっぱサバスはオジーでないと‥
1曲目の「エンド・オブ・ザ・ビギニング」なんて、
まさに、
ファーストアルバム1曲目の「ブラック・サバス」そのもの。
多少のバリエーションはあるものの、
基本的にリフ中心、ミディアム・テンポ中心の、
単調な曲で構成されているので、
少し油断すると、
あっという間に意識を失い(笑)、
いつのまにかエンディングを迎えていたりしますが、
それもサバス・サウンドらしくて、
たいへんよろしいと思います。
(昔から、
下手にバラエティに富ませると、
評判を落とす傾向あり)
ここまで徹底されると、
気持ちいいですね。
今後の活動に要注意です。
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