「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2013/03/31 (Sun)
デヴィッド・ボウイの新作が発表された。
2004年に心臓発作を起こし、
手術をしてからはほとんど目立った活動をしておらず、
およそ10年ぶりの活動再開である。
アルバムに先行して発表された、
「Where Are We Now?」は
静かなたいへん美しい曲であった。
アルバムジャケットは、
1970年代後半を代表する、
名作『HEROES』のジャケットの中央を隠し、
タイトルを消すという、
ショッキングなものであった。
これらの効果もあって、
新作発表を前に、
ファンの期待は高まった。
そして、
手元に届いた『THE NEXT DAY』を聴いた。
先行して発表された、
「Where Are We Now?」のような、
内省的な曲ばかりが並んでいるのかと思ったが、
そうではなかった。
アルバムジャケットの印象から、
ベルリン3部作のようなサウンドを期待したが、
それも、
思ったほどではなかった。
しいて言えば、
『LODGER』…
そして、
私にはなぜか『DIAMOND DOGS』の影が感じられた、
この作品は、
疑う余地のない、
“最新の音”であった。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
多くの往年のスターのように、
懐古的に全盛期の音をなぞったり、
ヒット曲をセルフカバーしたりはしないのである。
常に前進し、
今の時代を切り取った音で表現をする。
そんな存在は、
ロック創成期からのミュージシャンの中では、
ジェフ・ベックとデヴィッド・ボウイ…
少し前までのローリング・ストーンズ…
だけである。
そして…どの曲も、
ヴォーカルから…
そう、
メロディラインから作られている。
発想の柔軟さに反して、
楽曲に対する考え方は、
あくまでも自分の流儀を貫く。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
「Love Is Lost」や
「If You Can See Me」のような、
ハードな曲を聴いていると、
66歳という年齢をまったく感じさせない、
ロック本来の暴力衝動が伝わってくる。
デヴィッド・ボウイは何を言おうとしているのだろう?
昔を懐かしむ…NG!
年相応に穏やかな音ばかりを出す…NG!
引退…NG!!!
けっして立ち止まらずに、
自分の流儀で、
今を生きること…そういうことか。
こんな時代だからこそ、
デヴィッド・ボウイのメッセージが胸に響く。
流されるな!
錆びるな!
天命が尽きるその瞬間まで、
オマエのやり方で前へ進め!
2004年に心臓発作を起こし、
手術をしてからはほとんど目立った活動をしておらず、
およそ10年ぶりの活動再開である。
アルバムに先行して発表された、
「Where Are We Now?」は
静かなたいへん美しい曲であった。
アルバムジャケットは、
1970年代後半を代表する、
名作『HEROES』のジャケットの中央を隠し、
タイトルを消すという、
ショッキングなものであった。
これらの効果もあって、
新作発表を前に、
ファンの期待は高まった。
そして、
手元に届いた『THE NEXT DAY』を聴いた。
先行して発表された、
「Where Are We Now?」のような、
内省的な曲ばかりが並んでいるのかと思ったが、
そうではなかった。
アルバムジャケットの印象から、
ベルリン3部作のようなサウンドを期待したが、
それも、
思ったほどではなかった。
しいて言えば、
『LODGER』…
そして、
私にはなぜか『DIAMOND DOGS』の影が感じられた、
この作品は、
疑う余地のない、
“最新の音”であった。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
多くの往年のスターのように、
懐古的に全盛期の音をなぞったり、
ヒット曲をセルフカバーしたりはしないのである。
常に前進し、
今の時代を切り取った音で表現をする。
そんな存在は、
ロック創成期からのミュージシャンの中では、
ジェフ・ベックとデヴィッド・ボウイ…
少し前までのローリング・ストーンズ…
だけである。
そして…どの曲も、
ヴォーカルから…
そう、
メロディラインから作られている。
発想の柔軟さに反して、
楽曲に対する考え方は、
あくまでも自分の流儀を貫く。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
「Love Is Lost」や
「If You Can See Me」のような、
ハードな曲を聴いていると、
66歳という年齢をまったく感じさせない、
ロック本来の暴力衝動が伝わってくる。
デヴィッド・ボウイは何を言おうとしているのだろう?
昔を懐かしむ…NG!
年相応に穏やかな音ばかりを出す…NG!
引退…NG!!!
けっして立ち止まらずに、
自分の流儀で、
今を生きること…そういうことか。
こんな時代だからこそ、
デヴィッド・ボウイのメッセージが胸に響く。
流されるな!
錆びるな!
天命が尽きるその瞬間まで、
オマエのやり方で前へ進め!
PR