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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/03/17 (Sun)
寒い寒いと言っていたら、
とつぜん暖かく…というか、
暖かくを通り越して、
暑くなり、
暑い日と寒い日が交互にやって来たかと思ったら、
都心の桜が咲き始め…
一気に春がやって来ました。

毎年、
年明けから3月あたりまでは、
サラリーマンの一大イベント…
今年度の決算準備、
新年度の予算作成、
人事異動…
ついでにホワイトデー(笑)などが次からへとやって来るので、
微妙な季節の移ろいなどには、
なかなか目がいかないものですが…
今年の春の訪れはやたら急だったので、
無視することができなかったようです。

今年は花粉の飛散量がハンパでないようで、
花粉症でない私でも、
クシャミや咳の出ることが多く、
ずっと鼻声の状態です。
(世間ではこれを花粉症と呼ぶそうですが、
まだ認めたくありません(笑)

さて、
例年この時期になると思い出すのは、
1977年のKISS初来日の光景です。

MUSIC LIFEのグラビアで「なんだ?コイツら」と衝撃を受け、
コワいもの見たさ(?)に聴いた曲のカッコよさにブッ飛び…
中学当時の親友と、
真冬の寒い日に何時間も並んで手に入れたチケットを握りしめ、
向かった先は日本武道館でした。

「そこの建物の中にKISSのメンバーがいるんだぜーっ」とは、
興奮しまくりの友人の言葉…
でも、
たしかに…
グラビアで見た人がそこにいるという感動は、
ライブならではのもの…
しかも、
おとぎ話のように遠い世界に住んでいると思われる、
外タレのことですから、
感動のレベルが違います。

当日の日本武道館の周辺は、
KISSのメーキャプをしたおネーサンたちでいっぱいでしたが、
顔を隠しているせいか、
やたらと大胆なコスチュームが多くて、
そちらの方でもコーフンしたものです。

「おい、あのおネーサン、お尻丸見えだぜ」…(笑)

当時、
外タレには必ずサポートバンド…
(前座と言っていました)
がついたものですが、
KISS初来日の際には、
今や矢沢の永ちゃんのバンドにいる、
山本恭司大先生率いる、
BOW WOWでした。

私の記憶では、
BOW WOWの音量の方がデカかったような…(笑)

日本人でもこんなバンドがいるんだと、
会場中が大騒ぎになったことを覚えています。

私はひそかに、
「俺がのし上がってコイツらを蹴落としてやる…」
なんてひとり誓っていたりして…(笑)

その後、
メインのKISS登場となったわけですが、
正直なところ、
演奏は…こんなもん?
という感じでした。

たしかに…
私は翌年の2度目の来日公演にも行きましたが、
演奏はその時の方がよかったと思います。
というか…
格段にレベルアップしていた、
という所でしょうか。

数年後に偶然、
新宿の海賊盤専門店で、
この日(1977.4.1)の録音を見つけ、
冷静に聴いてみたところ、
やはり初来日時の演奏は、
かなり荒っぽかったようです。

↓映像も残っているんですよ



初心者ながら、
ここに気がついたあたり、
まぁ…私も、
タダモノではなかったかもしれませんね(笑)

でも、
彼らのライブは、
演奏云々ではないショウだったんですね。

後にエース・フレーリーがこう言っています。
「メーキャップをしないで、
Tシャツにジーンズのような、
ラフな恰好で演奏すれば、
もっとマトモな演奏が出来ることはわかっているけれど、
それで観客が楽しんでくれるかどうかは、
わからないよね」…

前回、
婆娑羅者の象徴として、
KISSの映像を紹介しましたが、
このような彼らが、
私のライブ初体験だったおかげで、
いつまでもミーハーな感覚が残っているのかもしれません。

↓これは貴重な映像ですよ



↓もうひとつ、貴重なデビュー曲のデモ(ポールのメーキャップが違う!)

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★ ILLUSTRATION BY nyao