「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2012/12/16 (Sun)
先週は、
更新をサボってしまいました…
12月1日(土)の、
「LIVE忘年会」が終わったとたん、
音楽に対する意欲がダウンしてしまい…
しかもその後は、
忘年会シーズン本番に突入し、
全身アルコール漬けになったせいで、
さらにダラダラとした生活を送り…(笑)
まぁ…毎年、
程度の差こそあれ、
この時期はいつも、
こんな感じになって…
しかも、
ROCK色の弱い、
できるだけギターが登場しない音楽を聴いて、
年末から年始を迎える、
というのが、
定番になっています。
こういうのを、
“燃え尽き症候群”と言うらしいですね。
昨年のこの時期は、
JAZZピアノとサックスの作品、
それからクラシック、
パガニーニかなんかを聴いていましたが…
今年はこれです。
『日本の恋と、ユーミンと。』(笑)
私にとってのユーミンは、
リアルタイムのミュージシャンでありながら、
デビューアルバム『ひこうき雲』以外は、
アルバムをまともに聴いたことがなく、
曲もテレビやラジオ…
あとはどっかのお店で流れているのを聴く程度の存在でした。
(『ひこうき雲』だけはよく聴きました…かなり好きだったりします…(笑)
洋楽志向…
そしてハードロック少年だった私にとって、
「ユーミンが好き」なんて、
口が裂けても言えず、
また、
堅く誓ったわけではありませんが…
そのようなことではいけないと、
なんとなく、
自分で自分を縛っていたようなところがあったようです。
ところが、
最近になって、
新聞で『日本の恋と、ユーミンと。』の広告を見たら、
意外と知っている曲が多く…
というより、
人生のさまざまな場面でBGMとして流れていた曲が多く、
あらためて、
その存在感に驚き、
今回の購入に至ったというわけです。
最近はとくに、
日本語の歌って、いいなぁ…と思うことが多くなったので、
余計気になったのかもしれません。
『日本の恋と、ユーミンと。』は、
ベストアルバムでありながら、
年代順に曲を並べることをしていません。
したがって、
こちらとしては、
テキトーに、
興味のあるあたりから、
ランダムに拾っていけばよいので、
気楽といえば気楽です。
まずは、
「ひこうき雲」…
これは文句なくよいですね。
でも、
オリジナルアルバムでは、
この次に位置している、
私のお気に入り…「曇り空」が収録されていないのは、
ちょっと残念。
それを補うように、
その後に収録されているのが「青い影」…
「ひこうき雲」のモデルがこの曲であるとは、
よく知られていることですが、
今回は、
プロコル・ハルムの演奏で彼女が歌うという…
単なるカバーとは一線を画す内容になっています。
この初期の、
ヨーロッパ志向は、
私の好むところだったのですが、
彼女はその後、
どちらかというと、
アメリカン志向のサウンドに変化していきます。
それで…
リアルタイムには関心が持てなかったのかもしれません。
でも、
正直なところ、
今回気になっているのは、
サウンドよりもむしろ、
歌詞の方なのです。
最近、
お気に入りなのは、
「海を見ていた午後」…
なかなかこういう、
ピュアで透き通るような歌詞は書けないものです。
「ソーダ水の中を、貨物船が通る…」ですよ。
「中央フリーウェイ」でも同じように、
「この道はまるで滑走路、夜空へ続く」という部分は、
なかなか出てこないフレーズだと思います。
失恋も、
彼氏とのドライブの光景も、
乙女心のおもむくままの感情ですが、
最近のオネーチャンシンガーたちには、
ストレートに表現するばかりが能ではなく、
このように、
文学的に表現することがどれだけ素晴らしいことか、
理解してもらいたい部分ですね。
日本語って素晴らしい言語なんですから…
さて、
何をいまさら、
ユーミンに感心しているのかと、
自分でもよくわからなかったのですが、
答えは彼女が書いた、
コメントにありました。
『日本の恋と、ユーミンと。』
作者からすると少し面映いこのタイトルの奥にあるのは、
「私の曲の主人公はいつもあなた自身なのです。」という気持ちです。
いつの日か私の名前が忘れられても、
いくつかの曲が“詠み人知らず”として見知らぬあなたに歌い継がれてゆく…
それこそが私のゴールなのです。
そう…そういうことなんですよ。
私のように、
とくにあらたまって彼女の音楽に向かったことがなくても、
その音が、
何かの記憶といっしょに、
自分の中に残っているわけです。
それが“歌”なんでしょうね。
私はそれを、
ユーミンの作品から感じてしまった、
というわけです。
そうやって、
人生を振り返る年になった、
ということかもしれませんね(笑)
更新をサボってしまいました…
12月1日(土)の、
「LIVE忘年会」が終わったとたん、
音楽に対する意欲がダウンしてしまい…
しかもその後は、
忘年会シーズン本番に突入し、
全身アルコール漬けになったせいで、
さらにダラダラとした生活を送り…(笑)
まぁ…毎年、
程度の差こそあれ、
この時期はいつも、
こんな感じになって…
しかも、
ROCK色の弱い、
できるだけギターが登場しない音楽を聴いて、
年末から年始を迎える、
というのが、
定番になっています。
こういうのを、
“燃え尽き症候群”と言うらしいですね。
昨年のこの時期は、
JAZZピアノとサックスの作品、
それからクラシック、
パガニーニかなんかを聴いていましたが…
今年はこれです。
『日本の恋と、ユーミンと。』(笑)
私にとってのユーミンは、
リアルタイムのミュージシャンでありながら、
デビューアルバム『ひこうき雲』以外は、
アルバムをまともに聴いたことがなく、
曲もテレビやラジオ…
あとはどっかのお店で流れているのを聴く程度の存在でした。
(『ひこうき雲』だけはよく聴きました…かなり好きだったりします…(笑)
洋楽志向…
そしてハードロック少年だった私にとって、
「ユーミンが好き」なんて、
口が裂けても言えず、
また、
堅く誓ったわけではありませんが…
そのようなことではいけないと、
なんとなく、
自分で自分を縛っていたようなところがあったようです。
ところが、
最近になって、
新聞で『日本の恋と、ユーミンと。』の広告を見たら、
意外と知っている曲が多く…
というより、
人生のさまざまな場面でBGMとして流れていた曲が多く、
あらためて、
その存在感に驚き、
今回の購入に至ったというわけです。
最近はとくに、
日本語の歌って、いいなぁ…と思うことが多くなったので、
余計気になったのかもしれません。
『日本の恋と、ユーミンと。』は、
ベストアルバムでありながら、
年代順に曲を並べることをしていません。
したがって、
こちらとしては、
テキトーに、
興味のあるあたりから、
ランダムに拾っていけばよいので、
気楽といえば気楽です。
まずは、
「ひこうき雲」…
これは文句なくよいですね。
でも、
オリジナルアルバムでは、
この次に位置している、
私のお気に入り…「曇り空」が収録されていないのは、
ちょっと残念。
それを補うように、
その後に収録されているのが「青い影」…
「ひこうき雲」のモデルがこの曲であるとは、
よく知られていることですが、
今回は、
プロコル・ハルムの演奏で彼女が歌うという…
単なるカバーとは一線を画す内容になっています。
この初期の、
ヨーロッパ志向は、
私の好むところだったのですが、
彼女はその後、
どちらかというと、
アメリカン志向のサウンドに変化していきます。
それで…
リアルタイムには関心が持てなかったのかもしれません。
でも、
正直なところ、
今回気になっているのは、
サウンドよりもむしろ、
歌詞の方なのです。
最近、
お気に入りなのは、
「海を見ていた午後」…
なかなかこういう、
ピュアで透き通るような歌詞は書けないものです。
「ソーダ水の中を、貨物船が通る…」ですよ。
「中央フリーウェイ」でも同じように、
「この道はまるで滑走路、夜空へ続く」という部分は、
なかなか出てこないフレーズだと思います。
失恋も、
彼氏とのドライブの光景も、
乙女心のおもむくままの感情ですが、
最近のオネーチャンシンガーたちには、
ストレートに表現するばかりが能ではなく、
このように、
文学的に表現することがどれだけ素晴らしいことか、
理解してもらいたい部分ですね。
日本語って素晴らしい言語なんですから…
さて、
何をいまさら、
ユーミンに感心しているのかと、
自分でもよくわからなかったのですが、
答えは彼女が書いた、
コメントにありました。
『日本の恋と、ユーミンと。』
作者からすると少し面映いこのタイトルの奥にあるのは、
「私の曲の主人公はいつもあなた自身なのです。」という気持ちです。
いつの日か私の名前が忘れられても、
いくつかの曲が“詠み人知らず”として見知らぬあなたに歌い継がれてゆく…
それこそが私のゴールなのです。
そう…そういうことなんですよ。
私のように、
とくにあらたまって彼女の音楽に向かったことがなくても、
その音が、
何かの記憶といっしょに、
自分の中に残っているわけです。
それが“歌”なんでしょうね。
私はそれを、
ユーミンの作品から感じてしまった、
というわけです。
そうやって、
人生を振り返る年になった、
ということかもしれませんね(笑)
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