「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2012/11/11 (Sun)
ようやく入手しました、
ROXY MUSIC BOXセット 10枚組!
中身は、
オリジナルアルバム 8枚と、
シングル(B面およびヴァージョン違いを含む)2枚組
という構成…
紙ジャケ仕様で、
オリジナルアルバムはすべて、
見開きになっています。
まずは、
オリジナルアルバムのジャケを開いて、
発表順に並べてみると…
音を聴くまでもなく、
このバンドの特異性がビジュアルから伝わってきます。
ご存じの通り、
ROXY MUSICのアルバムジャケットは、
グラマラスな女性モデルで飾られていますが、
あらためて見ると…
ファーストは、
わざと画像をブラしていて、
目が4つに見えます…
セカンド『FOR YOUR PLEASURE』は、
女性と思いきや、
性転換した男性…今で言う、ニューハーフ。
たしか、
アマンダ・レアといったような方がモデルをつとめ…
サード『STRANDE』は、
ジャングルっぽい背景に、
真っ赤なドレスのミスマッチ…
4枚目『COUNTRY LIFE』は、
ジャングルシリーズの続きですが、
セカンドに続き、
右側のモデルにニューハーフという噂があり…
5枚目『SIREN』は、
ジェリー・ホール扮する、
妖しくも美しい、
伝説の生き物…
本来ならば、
ここで、
名盤の誉れ高いライブアルバム
『VIVA!』が入りますが、
なぜかこのセットには入っていません。
そして、
いったん解散して、
再結成後の1枚目『MANIFESTO』では、
マネキンになり、
続く『FRESH + BLOOD』は、
ふたたび生身の女性に戻り、
しかも、
何のヒネリもなくなり…
『AVALON』では、
もはやグラマラスな女性の姿は消え…
つまり、
いったん解散するまでの ROXY MUSIC は、
ちょっとヒネリのある、
作為性の認められた美意識に彩られ、
再結成後はそれが整理されていった…
それが、
ジャケットを見ていると、
よくわかるのです。
全体の流れで異質なのは、
『MANIFESTO』と『AVALON』ですが…
『AVALON』は、
今さら語るまでもない、
1980年代ポップスの名盤であり、
高い完成度を誇る作品として、
評価されています。
デビュー当時、
異形の音楽と言われていた
ROXY MUSICが、
ラストアルバムの時点で、
最高に洗練されたポップスを完成させる…
これは、
そもそも、
バンドの経歴自体がねじ曲がっていることを象徴しています。
バンドの転機は、
再結成後にあったようで…
『MANIFESTO』は、
初期のアバンギャルドな雰囲気と、
ポップさが同居する内容になっています。
しかし、
このアルバムから、
シングルヒット(「Angel Eyes」が生まれ、
バンドは一気にポップな方向へ向かうのでした。
『FRESH + BLOOD』は、
路線変更の第一弾といえる隠れ名盤で、
「Oh, Yeah!」の美しさなどは特筆モノ…
私はむしろ、
『AVALON』よりこちらのアルバムの方が好きだったりします。
ブライアン・フェリーはもともと、
ソウルやボブ・ディランなどを好んではいたものの、
オイラの歌唱力では勝負できないよーっと考えたらしく、
かなり屈折したアレンジを施していたわけですが、
ヒットすればこっちのもんだとばかり、
バンドのポップ化に躊躇しなかったのでしょう。
この、
革新的な音が、
最先端の音として、
大衆音楽に定着するというのは、
クラシックなどを見てもよくわかるように、
かなり前例のあることです。
少し先を行っているアーティストに、
時代が追いつく、
ということでしょう。
これは、
ROCK自体がこのような変遷をたどっており…
そういう意味では、
ROXY MUSICの方法論は、
ROCKの方法論そのものである、
といえます。
最近つくづく、
LED ZEPPELIN、
KING CRIMSON、
そして、
このROXY MUSICこそが、
その屈折の度合い、
独特の美意識、
独自性により、
いかにも、
イギリスらしい、
ブリティッシュ・ロックを体現した
3大バンドである、
と思えるようになってきました。
ちなみに私は、
どのへんのROXY MUSICが好きかといえば、
サード『STRANDE』から
5枚目『SIREN』あたりの、
美形エディ・ジョプソンを擁した、
アヤシく輝いている時期が、
もっとも好きです。
それと…
ファースト&セカンドアルバムの中ジャケの、
極彩色の衣装に身を包んでいる、
メンバーのルックスも好きです(笑)
中学の頃に、
NHKの『ヤングミュージックショー』で見た、
こまわりくんを大きくしてチョビヒゲをはやしたような、
クネクネ踊る、
あまり歌のうまくないヴォーカルは、
(↑ブライアン・フェリーのことだよ(笑)
最初の頃はコワいもの見たさ的な興味であったものの、
長じるに従って、
その耽美的な世界にのめり込み、
ついには、
このような企画モノ(BOXセット)を購入するに至るわけですから、
まぁ…やっぱり、
偉大なバンドなワケです。
スゴいんだよーっ
ROXY MUSICは…
↓そのNHKで見た映像
↓おいおい、こっちのベースはジョン・ウェットンだじょーっ
かっこいいーっ!
ROXY MUSIC BOXセット 10枚組!
中身は、
オリジナルアルバム 8枚と、
シングル(B面およびヴァージョン違いを含む)2枚組
という構成…
紙ジャケ仕様で、
オリジナルアルバムはすべて、
見開きになっています。
まずは、
オリジナルアルバムのジャケを開いて、
発表順に並べてみると…
音を聴くまでもなく、
このバンドの特異性がビジュアルから伝わってきます。
ご存じの通り、
ROXY MUSICのアルバムジャケットは、
グラマラスな女性モデルで飾られていますが、
あらためて見ると…
ファーストは、
わざと画像をブラしていて、
目が4つに見えます…
セカンド『FOR YOUR PLEASURE』は、
女性と思いきや、
性転換した男性…今で言う、ニューハーフ。
たしか、
アマンダ・レアといったような方がモデルをつとめ…
サード『STRANDE』は、
ジャングルっぽい背景に、
真っ赤なドレスのミスマッチ…
4枚目『COUNTRY LIFE』は、
ジャングルシリーズの続きですが、
セカンドに続き、
右側のモデルにニューハーフという噂があり…
5枚目『SIREN』は、
ジェリー・ホール扮する、
妖しくも美しい、
伝説の生き物…
本来ならば、
ここで、
名盤の誉れ高いライブアルバム
『VIVA!』が入りますが、
なぜかこのセットには入っていません。
そして、
いったん解散して、
再結成後の1枚目『MANIFESTO』では、
マネキンになり、
続く『FRESH + BLOOD』は、
ふたたび生身の女性に戻り、
しかも、
何のヒネリもなくなり…
『AVALON』では、
もはやグラマラスな女性の姿は消え…
つまり、
いったん解散するまでの ROXY MUSIC は、
ちょっとヒネリのある、
作為性の認められた美意識に彩られ、
再結成後はそれが整理されていった…
それが、
ジャケットを見ていると、
よくわかるのです。
全体の流れで異質なのは、
『MANIFESTO』と『AVALON』ですが…
『AVALON』は、
今さら語るまでもない、
1980年代ポップスの名盤であり、
高い完成度を誇る作品として、
評価されています。
デビュー当時、
異形の音楽と言われていた
ROXY MUSICが、
ラストアルバムの時点で、
最高に洗練されたポップスを完成させる…
これは、
そもそも、
バンドの経歴自体がねじ曲がっていることを象徴しています。
バンドの転機は、
再結成後にあったようで…
『MANIFESTO』は、
初期のアバンギャルドな雰囲気と、
ポップさが同居する内容になっています。
しかし、
このアルバムから、
シングルヒット(「Angel Eyes」が生まれ、
バンドは一気にポップな方向へ向かうのでした。
『FRESH + BLOOD』は、
路線変更の第一弾といえる隠れ名盤で、
「Oh, Yeah!」の美しさなどは特筆モノ…
私はむしろ、
『AVALON』よりこちらのアルバムの方が好きだったりします。
ブライアン・フェリーはもともと、
ソウルやボブ・ディランなどを好んではいたものの、
オイラの歌唱力では勝負できないよーっと考えたらしく、
かなり屈折したアレンジを施していたわけですが、
ヒットすればこっちのもんだとばかり、
バンドのポップ化に躊躇しなかったのでしょう。
この、
革新的な音が、
最先端の音として、
大衆音楽に定着するというのは、
クラシックなどを見てもよくわかるように、
かなり前例のあることです。
少し先を行っているアーティストに、
時代が追いつく、
ということでしょう。
これは、
ROCK自体がこのような変遷をたどっており…
そういう意味では、
ROXY MUSICの方法論は、
ROCKの方法論そのものである、
といえます。
最近つくづく、
LED ZEPPELIN、
KING CRIMSON、
そして、
このROXY MUSICこそが、
その屈折の度合い、
独特の美意識、
独自性により、
いかにも、
イギリスらしい、
ブリティッシュ・ロックを体現した
3大バンドである、
と思えるようになってきました。
ちなみに私は、
どのへんのROXY MUSICが好きかといえば、
サード『STRANDE』から
5枚目『SIREN』あたりの、
美形エディ・ジョプソンを擁した、
アヤシく輝いている時期が、
もっとも好きです。
それと…
ファースト&セカンドアルバムの中ジャケの、
極彩色の衣装に身を包んでいる、
メンバーのルックスも好きです(笑)
中学の頃に、
NHKの『ヤングミュージックショー』で見た、
こまわりくんを大きくしてチョビヒゲをはやしたような、
クネクネ踊る、
あまり歌のうまくないヴォーカルは、
(↑ブライアン・フェリーのことだよ(笑)
最初の頃はコワいもの見たさ的な興味であったものの、
長じるに従って、
その耽美的な世界にのめり込み、
ついには、
このような企画モノ(BOXセット)を購入するに至るわけですから、
まぁ…やっぱり、
偉大なバンドなワケです。
スゴいんだよーっ
ROXY MUSICは…
↓そのNHKで見た映像
↓おいおい、こっちのベースはジョン・ウェットンだじょーっ
かっこいいーっ!
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