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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2012/05/13 (Sun)
昨夜NHKで放送された、
「SONGS」を見ましたか?

今回は長谷川きよしさんの特集で、
京都のお寺で歌う映像とインタビューをメインに、
彼の半生にスポットを当てた内容でしたが、
たいへん素晴らしい番組でした。

1970年代の中頃、
日本では長谷川きよしさんが、
海外ではホセ・ファリシアーノが、
“盲目の天才ギタリスト”として、
注目されていたのですが、
なぜかどちらも、
フラメンコギターの名手で、
ちょっと低めの声が艶っぽく、
そして、
他人の曲をセンスよくカバーする、
という共通項を持っていました。

当時の音楽雑誌などを見ると、
2人のレコードの広告が並んで掲載されているページが目立ちます。

私はかねがね、
音楽家としての才能があれば、
身体的、
または精神的なハンディキャップなど関係ない、
と考えております。
つまり、
長谷川きよしさんを語る際に、
“盲目の”は不要だと思うのです。

そういうことに関係なく、
音楽家として素晴らしければ、
その部分のみで評価を下せばいい。

彼は“盲目”だからスゴいのではなく、
単純に音楽家としてスゴいのです。

番組の中で、
本人もそのことに悩み、
ある時期から、
“盲目”という部分にスポットが当たった仕事を受けないようにしたら、
そのおかげで生活が苦しくなったと語る個所がありました。

どうやら世間には、
私のように考えない方が多いようです。

それにしても、
この「別れのサンバ」という曲はカッコいい。



相棒の、
失礼な言い方ですが…、
そのへんにいそうなお姉さんっぽい、
仙道さおりさんのパーカッションが、
これまたカッコいいですなぁ…。

最近は、
日本語の歌に惹かれることが多く、
しかも、
アコースティックギターによる弾き語りとくると、
胸に刺さらないワケはなく、
しばらくハマってしまいそうな予感です。
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★ ILLUSTRATION BY nyao