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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2012/02/05 (Sun)
まず、
コイツを聴いてみてください。



どうですか?

私はブッ飛んでしまいました。

このピュアな音の感触。
少しイレギュラーな音をはさみながら、
独特のメロディ・ラインを生み出しています。
(意識的にアウトな音を入れていると思います)

最初に音を聴いたときに、
これはフェンダー系ではなく、
2ハムのギター(ギブソン系に多い)で、
トグルスイッチを真ん中にしたときの音だな…、
と思っていたら、
案の定…でも、これ80年代前半に出ていた、
THE PAULというかなり珍しいギターですね。

アルバムジャケットに写っているギターもそうだけど…、
けっこうビザールギター・マニアかもしれません。
そのへんは、
ライ・クーダーみたい。

一瞬バンドのように見えますが、
これ全部、
本人ですよね?(笑)
つまり、
一人多重録音…それにしても、
ギターの選び方がマニアックです。
ベースなんか、
昔のフェンダー6弦ベースですよ。

とにかく、
ひさびさに、
“ギターに感動!”です。

コイツは、
KURT VILE(カート・ヴァイル)という、
アメリカはフィラデルフィア出身のシンガー・ソングライターで、
インディ・シーンで注目を集め、
2009年にメジャー・デビューを果たしています。

アメリカでは、
ダイナソーJr、ディアハンター、ソニック・ユースのメンバーたちが絶賛していることもあり、
注目を集めているようですが、
日本では、
昨年12月7日にリリースされた、
4枚目のアルバム『スモーク・リング・フォー・マイ・ハロー』が、
初めての国内盤扱いだそうで、
まだまだ知名度は低い状態。



多分にミュージシャンズ・ミュージシャン的な、
いわゆるクロート好みの音ではありますが、
これは、
素晴らしいミュージシャンですよ。

来日しないかなぁ…。
ぜひ、ライブを体験してみたい音ですね。
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