「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2011/11/20 (Sun)
『プリテンダーズ/ゲット・クローズ
(PRETENDERS/GET CLOSE』
(1986年発表)
SDE1
マイ・ベイビー
(My Baby)
チェンジ・マイ・ライフ
(When I Change My Life)
月の光
(Light Of The Moon)
ダンス
(Dance!)
愛の伝説
(Tradition Of Love)
SDE2
ドント・ゲット・ミー・ロング
(Don't Get Me Wrong)
アイ・リメンバー・ユー
(I Remember You)
魂の値
(How Much Did You Get For Your Soul?)
チル・ファクター
(Chill Factor)
ヒム・トゥ・ハー(聖歌)
(Hymn To Her)
鏡の部屋
(Room Full Of Mirrors)
前回、
プリテンダーズの『ラーニング・トゥ・クロール』を紹介しましたが、
文中で触れたように、
このアルバムの続編というか、
ほとんど対になっているような作品が、
本作『ゲット・クローズ』です。
アルバムジャケットの色調も前作と同じことから、
製作サイド側にもこのような意識があったことをうかがわせます。
とはいえ、
メンバーは前作から大きく変化しており、
最後のオリジナルメンバーであった、
ドラマーのマーティン・チェンバースが脱退し、
ベーシストも交替し、
リズムセクションは。
TM・スティーブンスとブレア・カニンガムの。
黒人コンビになっています。
しかし、
例の“名手”ロビー・マッキントッシュは健在で、
前作以上にバリバリ弾きまくっております。
それから、
プロデューサーがボブ・クリアマウンテンで、
いわゆる当時流行のゲートホールサウンド…、
U2やストーンズの『アンダーカヴァー』で聴かれるような、
ベシャっと水平方向に音が流れる特有の残響感が特徴…、
の音に仕上がっています。
この洗練された音は日本でも売れると思われたのか、
前作に比べて邦題の数が増えています。(笑)
たしかに…、
ヒット曲、
「ドント・ゲット・ミー・ロング」は今でも耳にするし、
あきらかにこの曲をパクっていた、
本田美奈子さんの「One Way Generation」もヒットしたし、
(この映像、かわいいですね…
それにしても惜しい人材を亡くしました…)
見事に予想が当たり、
プリテンダーズ最大のヒットとなったわけです。
粋なロックンロールを聴かせていたものの、
どこかパンクっぽいというか、
学生のガレージバンドみたいだったバンドが、
思いっきりプロフェッショナルになり、
さてこれからどこまで大きくなるのか?
そんな期待を抱かせた瞬間でした。
私が大好きだったのは、
「ヒム・トゥ・ハー(聖歌)」で、
この荘厳なメロディの美しさに、
どれだけ感動したことでしょう。
1987年の来日公演の際は、
クリッシーの後ろからスポットが当たり、
まるで後光がさしたような演出がされ、
彼女が女神のように見えたものです。
ラストの「鏡の部屋」はご存じ、
ジミヘンのカヴァーですが、
ちょっとテクノっぽいアレンジになっていて、
カッコいいですね。
同じく1987年の来日公演の際は、
この曲でロビーが弾きまくっており、
これも印象に残っております。
残念ながら、
プリテンダーズはこの後、
ロビー・マッキントッシュが
ポール・マッカートニーに引き抜かれて脱退、
作品にも恵まれず、
徐々にフェイドアウトしていきます。
もう1〜2作、
このレベルの作品を発表できたら、
ロック史に残るバンド…、
そして。
クリッシーは女性ロッカーの鏡になったのでしょうが、
そうはなりませんでした。
“知る人ぞ知る”存在では、
もったいないと思うのですが、
いかがなものでしょう?
(PRETENDERS/GET CLOSE』
(1986年発表)
SDE1
マイ・ベイビー
(My Baby)
チェンジ・マイ・ライフ
(When I Change My Life)
月の光
(Light Of The Moon)
ダンス
(Dance!)
愛の伝説
(Tradition Of Love)
SDE2
ドント・ゲット・ミー・ロング
(Don't Get Me Wrong)
アイ・リメンバー・ユー
(I Remember You)
魂の値
(How Much Did You Get For Your Soul?)
チル・ファクター
(Chill Factor)
ヒム・トゥ・ハー(聖歌)
(Hymn To Her)
鏡の部屋
(Room Full Of Mirrors)
前回、
プリテンダーズの『ラーニング・トゥ・クロール』を紹介しましたが、
文中で触れたように、
このアルバムの続編というか、
ほとんど対になっているような作品が、
本作『ゲット・クローズ』です。
アルバムジャケットの色調も前作と同じことから、
製作サイド側にもこのような意識があったことをうかがわせます。
とはいえ、
メンバーは前作から大きく変化しており、
最後のオリジナルメンバーであった、
ドラマーのマーティン・チェンバースが脱退し、
ベーシストも交替し、
リズムセクションは。
TM・スティーブンスとブレア・カニンガムの。
黒人コンビになっています。
しかし、
例の“名手”ロビー・マッキントッシュは健在で、
前作以上にバリバリ弾きまくっております。
それから、
プロデューサーがボブ・クリアマウンテンで、
いわゆる当時流行のゲートホールサウンド…、
U2やストーンズの『アンダーカヴァー』で聴かれるような、
ベシャっと水平方向に音が流れる特有の残響感が特徴…、
の音に仕上がっています。
この洗練された音は日本でも売れると思われたのか、
前作に比べて邦題の数が増えています。(笑)
たしかに…、
ヒット曲、
「ドント・ゲット・ミー・ロング」は今でも耳にするし、
あきらかにこの曲をパクっていた、
本田美奈子さんの「One Way Generation」もヒットしたし、
(この映像、かわいいですね…
それにしても惜しい人材を亡くしました…)
見事に予想が当たり、
プリテンダーズ最大のヒットとなったわけです。
粋なロックンロールを聴かせていたものの、
どこかパンクっぽいというか、
学生のガレージバンドみたいだったバンドが、
思いっきりプロフェッショナルになり、
さてこれからどこまで大きくなるのか?
そんな期待を抱かせた瞬間でした。
私が大好きだったのは、
「ヒム・トゥ・ハー(聖歌)」で、
この荘厳なメロディの美しさに、
どれだけ感動したことでしょう。
1987年の来日公演の際は、
クリッシーの後ろからスポットが当たり、
まるで後光がさしたような演出がされ、
彼女が女神のように見えたものです。
ラストの「鏡の部屋」はご存じ、
ジミヘンのカヴァーですが、
ちょっとテクノっぽいアレンジになっていて、
カッコいいですね。
同じく1987年の来日公演の際は、
この曲でロビーが弾きまくっており、
これも印象に残っております。
残念ながら、
プリテンダーズはこの後、
ロビー・マッキントッシュが
ポール・マッカートニーに引き抜かれて脱退、
作品にも恵まれず、
徐々にフェイドアウトしていきます。
もう1〜2作、
このレベルの作品を発表できたら、
ロック史に残るバンド…、
そして。
クリッシーは女性ロッカーの鏡になったのでしょうが、
そうはなりませんでした。
“知る人ぞ知る”存在では、
もったいないと思うのですが、
いかがなものでしょう?
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