「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2011/08/28 (Sun)
もう夏も終わりですね…って、
高校生じゃあるまいし、
ひと夏の思い出などあるわけもなし、
ただひたすら疲労感を残しながら、
この暑い季節が終わろうとしているだけです(笑)
原田芳雄アニキが亡くなって、
ジョー山中も亡くなって、
なんだかひとつの時代というか、
文化が終わりを告げようとしている感じがします。
1960〜70年代、
若者が熱かった時代はもはや昔…、
我々は生証人のごとく、
語り伝えるのみです。
(戦争体験者のようである)
そんな夏の終わりに、
アフリカから、
気になるミュージシャンの新作情報が届きました。
まずは TINARIWEN(ティナリウェン)の新作
『Tassili』(2011.8.21発売)
ご存じの方も多いと思いますが、
ティナリウェンは、
アフリカはマリ共和国北東部出身の
トゥアレグ人のグループで、
そのアフリカ土着のサウンドが
ブルースによく似ていることから、
“砂漠のブルース”の異名を持っています。
アルバムデビューは2001年。
今回の作品は5枚目に当たるのですが、
エレキギターをアコースティックに持ち替えたことで、
大きな話題になっております。
たしかに、
“砂漠のブルース”とはよく言ったもので、
乾いたノンエフェクトのエレキサウンドは、
まるでアルバート・コリンズのようでしたが、
さて、
全編アコースティックギターで、
どのような展開になっているのか、
興味シンシンです。
それから、
AMIRA KHEIRのデビューアルバム
『View From Somewhere』(2011.9.4発売予定)
彼女のプロフィールは以下の通りです。(メーカー資料より)
今年の1月に南スーダンが独立するなど、いま現在も激動の時を過ごしている北アフリカの国家スーダン。アフリカ大陸に属しているとはいえ、エジプトとも隣接しているスーダンはアラブ的な文化も強く感じられますが、それはその音楽性にも言えることです。かつてワールド・ミュージック・ブームだった80~90年代にスーダンからはアブデル・カディール・サリムといった音楽家が登場し、そんなアラビックなテイストのスーダン・サウンドを楽しませてくれました。ただ最近では情勢不安のためか、スーダン音楽の大きなニュースはあまりありませんでしたが、そんな中登場したのがこちらの作品。スーダンの血筋を受け継ぐ女性SSWのアミーラ・ヘイルのデビュー作です。
スーダン北部出身の両親を持つアミーラはイタリアの生まれ。ちょうどスーダンで内戦や旱魃が続き多くの難民を出した時期に生まれた彼女は、その当時ご両親がイタリアに亡命していたものと思われます。その後彼女はロンドンへと移住。そこで様々な音楽に出会い魅了されてゆきますが、その芯の部分にはいつもご両親から受け継いだスーダンの伝統音楽が強く残っていました。そして彼女はそんなスーダン音楽を基調としたオリジナル音楽をいつしか作り出すようになりました。
その彼女がリリースしたデビュー・アルバムがこのアルバムです。アラブ音楽を象徴するウード(弦楽器)、ダルブッカ(太鼓)のほか、ジェンベ、コラといったアフリカの楽器も交え、アラブ~アフリカの伝統サウンドをベースにしていますが、そこにジャズやソウルの要素を取り入れ、よりソフィスティケイトされたポップ・ミュージックを作り上げているあたりは、彼女ならではのオリジナリティと言える部分でしょう。歌う彼女も時折アラブ風のコブシ回しを披露するなど、スーダン音楽の伝統を踏襲したヴォーカルを聞かせますが、それが決して重い感じではなく、軽やかさを忘れていない点がその最大の魅力。聞いていて実に爽やかさを感じさせる歌声をここで存分に楽しませます。
こちらも何曲か聴いてみたのですが、
たしかに、
ソウルやジャズの匂いはしますが、
メロディやリズムはアフリカですね。
この両者に共通しているのは、
とにかく音がピュアであるということ。
必要最低限の楽器で、
空間を活かしながら、
シンプルなメロディを、
複合リズムに乗せている…、
そんな感じです。
音数が少なく、
隙間だらけの音というのが、
私の好みにピッタリ。
今の季節に聴くには最適の音ですね。
ピュアな音を聴きながら行く夏を惜しむ…、
これこそ、
まるで女子高生!(笑)
高校生じゃあるまいし、
ひと夏の思い出などあるわけもなし、
ただひたすら疲労感を残しながら、
この暑い季節が終わろうとしているだけです(笑)
原田芳雄アニキが亡くなって、
ジョー山中も亡くなって、
なんだかひとつの時代というか、
文化が終わりを告げようとしている感じがします。
1960〜70年代、
若者が熱かった時代はもはや昔…、
我々は生証人のごとく、
語り伝えるのみです。
(戦争体験者のようである)
そんな夏の終わりに、
アフリカから、
気になるミュージシャンの新作情報が届きました。
まずは TINARIWEN(ティナリウェン)の新作
『Tassili』(2011.8.21発売)
ご存じの方も多いと思いますが、
ティナリウェンは、
アフリカはマリ共和国北東部出身の
トゥアレグ人のグループで、
そのアフリカ土着のサウンドが
ブルースによく似ていることから、
“砂漠のブルース”の異名を持っています。
アルバムデビューは2001年。
今回の作品は5枚目に当たるのですが、
エレキギターをアコースティックに持ち替えたことで、
大きな話題になっております。
たしかに、
“砂漠のブルース”とはよく言ったもので、
乾いたノンエフェクトのエレキサウンドは、
まるでアルバート・コリンズのようでしたが、
さて、
全編アコースティックギターで、
どのような展開になっているのか、
興味シンシンです。
それから、
AMIRA KHEIRのデビューアルバム
『View From Somewhere』(2011.9.4発売予定)
彼女のプロフィールは以下の通りです。(メーカー資料より)
今年の1月に南スーダンが独立するなど、いま現在も激動の時を過ごしている北アフリカの国家スーダン。アフリカ大陸に属しているとはいえ、エジプトとも隣接しているスーダンはアラブ的な文化も強く感じられますが、それはその音楽性にも言えることです。かつてワールド・ミュージック・ブームだった80~90年代にスーダンからはアブデル・カディール・サリムといった音楽家が登場し、そんなアラビックなテイストのスーダン・サウンドを楽しませてくれました。ただ最近では情勢不安のためか、スーダン音楽の大きなニュースはあまりありませんでしたが、そんな中登場したのがこちらの作品。スーダンの血筋を受け継ぐ女性SSWのアミーラ・ヘイルのデビュー作です。
スーダン北部出身の両親を持つアミーラはイタリアの生まれ。ちょうどスーダンで内戦や旱魃が続き多くの難民を出した時期に生まれた彼女は、その当時ご両親がイタリアに亡命していたものと思われます。その後彼女はロンドンへと移住。そこで様々な音楽に出会い魅了されてゆきますが、その芯の部分にはいつもご両親から受け継いだスーダンの伝統音楽が強く残っていました。そして彼女はそんなスーダン音楽を基調としたオリジナル音楽をいつしか作り出すようになりました。
その彼女がリリースしたデビュー・アルバムがこのアルバムです。アラブ音楽を象徴するウード(弦楽器)、ダルブッカ(太鼓)のほか、ジェンベ、コラといったアフリカの楽器も交え、アラブ~アフリカの伝統サウンドをベースにしていますが、そこにジャズやソウルの要素を取り入れ、よりソフィスティケイトされたポップ・ミュージックを作り上げているあたりは、彼女ならではのオリジナリティと言える部分でしょう。歌う彼女も時折アラブ風のコブシ回しを披露するなど、スーダン音楽の伝統を踏襲したヴォーカルを聞かせますが、それが決して重い感じではなく、軽やかさを忘れていない点がその最大の魅力。聞いていて実に爽やかさを感じさせる歌声をここで存分に楽しませます。
こちらも何曲か聴いてみたのですが、
たしかに、
ソウルやジャズの匂いはしますが、
メロディやリズムはアフリカですね。
この両者に共通しているのは、
とにかく音がピュアであるということ。
必要最低限の楽器で、
空間を活かしながら、
シンプルなメロディを、
複合リズムに乗せている…、
そんな感じです。
音数が少なく、
隙間だらけの音というのが、
私の好みにピッタリ。
今の季節に聴くには最適の音ですね。
ピュアな音を聴きながら行く夏を惜しむ…、
これこそ、
まるで女子高生!(笑)
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