「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2008/04/03 (Thu)
LPレコード時代を再現した紙ジャケット仕様のCD、
いわゆる“紙ジャケ”は、
いつ頃から販売されるようになったのでしょう。
それは、
たぶん10年ほど前からだったのではないか?と記憶しているのですが、
現在のように大々的に店頭に並ぶようになったのは、
ここ数年のことではないでしょうか。
私はLPレコードのジャケットが大好きです。
かつてそれは、
いくら中身がよくてもジャケットがダサければ買わない、
というほど徹底したものでした。
そのおかげで、
LPレコードからCDへ音楽媒体がシフトした際には、
ジャケットがあまりにも貧弱になってしまったため、
最後まで抵抗してLPレコードを購入し続けたほどでした。
ですから、
“紙ジャケ”仕様のCDについては、
たとえCDラックへの収納が悪くても、
たとえジャケットサイズに合わせて縮小された文字が読めなくても、
大歓迎であることは間違いありません。
ところが…、
最近では、
再発売される旧譜CDのほとんどが、
「初回プレス限定で“紙ジャケ”仕様」という状況で、
それこそ定盤からコレクターズアイテムまで、
なんでもかんでも“紙ジャケ”になっているのでありました。
この「初回プレス限定」というのがクセモノで、
人気のある作品や、
コレクターズアイテムの中には、
店頭に並ぶ前に完売してしまうものが少なくありません。
したがって、
確実に“紙ジャケ”を手に入れようとするならば、
大手ショップのネット販売で予告された時点で、
さっさと予約をするしか手段がないのです。
また、
この「ネット販売」というやつがクセモノで、
いくら以上買えば送料が無料になるというシステムや、
どうせ注文するならまとめてしまえ、
という消費者心理が働いて、
一度に大量に購入する、
いわゆる「大人買い」にハマりやすい環境なのでありました。
その結果、
毎月2回ほど、数枚のCDが梱包された小包が届き、
ほんの1回程度CDプレイヤーに放り込まれただけのCDが、
大量に積み重ねられて放置されているという…、
かつてユーロロックの世界に足を踏み入れた際に経験した、
悪夢のコレクター状態に陥るまで、
それほどの時間を必要としなかったのでありました。
さて、
人間とは、
そのような状態になって、
ある日ハタと気がつくのでありました。
「CDとは、何のためにあるのだろうか?」
もちろん、それは聴くためにあるのです。
さらに言うなら、
聴き手の血となり肉となるためにあるわけです。
はたして…今の状態でよいのだろうか…?
そして、
私は“紙ジャケ”の「大人買い」をやめました。
なるべく、CDはショップの店頭で購入するようにしました。
おかげでそれ以降は、
1枚1枚の作品をじっくり聴き込むようになりました。
ああっ…、やっと人間らしい生活が戻って来た…。
しかし、この平穏な日々はいつまで続くのでしょうか?
ネットを開けば、
相も変わらず誘惑の魔女達が、
「おいでおいで」と私を手招きをするのであります。
コレクターと普通の人間を行き来する存在…、
それが私です。
つまり、こ〜んなモノまで“紙ジャケ”になっちゃう、
オッソロシー時代なのです↓
いわゆる“紙ジャケ”は、
いつ頃から販売されるようになったのでしょう。
それは、
たぶん10年ほど前からだったのではないか?と記憶しているのですが、
現在のように大々的に店頭に並ぶようになったのは、
ここ数年のことではないでしょうか。
私はLPレコードのジャケットが大好きです。
かつてそれは、
いくら中身がよくてもジャケットがダサければ買わない、
というほど徹底したものでした。
そのおかげで、
LPレコードからCDへ音楽媒体がシフトした際には、
ジャケットがあまりにも貧弱になってしまったため、
最後まで抵抗してLPレコードを購入し続けたほどでした。
ですから、
“紙ジャケ”仕様のCDについては、
たとえCDラックへの収納が悪くても、
たとえジャケットサイズに合わせて縮小された文字が読めなくても、
大歓迎であることは間違いありません。
ところが…、
最近では、
再発売される旧譜CDのほとんどが、
「初回プレス限定で“紙ジャケ”仕様」という状況で、
それこそ定盤からコレクターズアイテムまで、
なんでもかんでも“紙ジャケ”になっているのでありました。
この「初回プレス限定」というのがクセモノで、
人気のある作品や、
コレクターズアイテムの中には、
店頭に並ぶ前に完売してしまうものが少なくありません。
したがって、
確実に“紙ジャケ”を手に入れようとするならば、
大手ショップのネット販売で予告された時点で、
さっさと予約をするしか手段がないのです。
また、
この「ネット販売」というやつがクセモノで、
いくら以上買えば送料が無料になるというシステムや、
どうせ注文するならまとめてしまえ、
という消費者心理が働いて、
一度に大量に購入する、
いわゆる「大人買い」にハマりやすい環境なのでありました。
その結果、
毎月2回ほど、数枚のCDが梱包された小包が届き、
ほんの1回程度CDプレイヤーに放り込まれただけのCDが、
大量に積み重ねられて放置されているという…、
かつてユーロロックの世界に足を踏み入れた際に経験した、
悪夢のコレクター状態に陥るまで、
それほどの時間を必要としなかったのでありました。
さて、
人間とは、
そのような状態になって、
ある日ハタと気がつくのでありました。
「CDとは、何のためにあるのだろうか?」
もちろん、それは聴くためにあるのです。
さらに言うなら、
聴き手の血となり肉となるためにあるわけです。
はたして…今の状態でよいのだろうか…?
そして、
私は“紙ジャケ”の「大人買い」をやめました。
なるべく、CDはショップの店頭で購入するようにしました。
おかげでそれ以降は、
1枚1枚の作品をじっくり聴き込むようになりました。
ああっ…、やっと人間らしい生活が戻って来た…。
しかし、この平穏な日々はいつまで続くのでしょうか?
ネットを開けば、
相も変わらず誘惑の魔女達が、
「おいでおいで」と私を手招きをするのであります。
コレクターと普通の人間を行き来する存在…、
それが私です。
つまり、こ〜んなモノまで“紙ジャケ”になっちゃう、
オッソロシー時代なのです↓
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