「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/12/19 (Sun)
さて…、
いよいよ年末モードになって来たので、
少し今年を振り返ってみようかな?
と思います。
17日(金)で
「SPEC」が最終回を迎えてしまいましたが、
何か、
最後の方は駆け足だった?
という感じがして、
少し残念でした。
ストーリーの奇抜さと
キャラクターの個性で
際立った作品だっただけに、
最後まで丁寧に作ってほしかったなぁ…。
別に、
戸田恵梨香だけを見たくて、
ずっと見ていたわけではないんだから…(笑)
最終回と言えば、
今年のNHK大河ドラマ
『龍馬伝』の最終回で、
刺客がちょうど龍馬の額に斬りつけた瞬間に、
選挙速報のテロップが流れたことで、
多数の抗議が殺到したということですが、
さてみなさんはこのドラマ、
どう見ましたか?
私は終盤になって、
とくに強く感じたのですが、
やはり、
龍馬は脱藩浪士…、
そのことがすべてだな、
と思いました。
脱藩浪士ゆえに、
自由な発想が生まれ、
それを自由な立場で言えたわけですが、
各藩の重役は、
たとえ時代の先を読むことができるような
聡明な人物であったとしても、
単純にそれを実現させるわけにはいかないわけで、
まず藩という組織を支えなければならず、
大勢の藩士を食べさせていかねばならず、
それゆえに、
龍馬のように夢ばかり追っているわけにもいかず、
そして無責任なことを言うことができなかったのです。
そのおかげで、
あれだけの大事を成し遂げたにもかかわらず、
龍馬は、
どこの藩にも擁護されず、
危険人物として暗殺されるという
運命をたどったというわけです。
刺客が京都見廻組のメンバーだったことは判明しているものの、
龍馬があの場所に潜伏してるという情報を流した
暗殺の黒幕が誰だったのか?
という謎解きは相変わらずですが、
あのドラマの終盤を見ている限りでは、
どこから刃を向けられてもおかしくない
状況であったことがよくわかります。
このドラマの秀逸な点は、
このあたりの過程が、
視聴者によく伝わってきたことでしょう。
それから、
もうひとつ、
「龍馬伝」のよかったところは、
物語の前半で、
武市半平太をはじめとする、
土佐勤王党の悲劇がこれまた、
よく伝わってきたこと。
これもまた、
涙なくしては見られなかった部分です。
国を愛するがゆえに暴走する若者と、
それを許しておくわけにはいかない管理層の葛藤…、
時代は下って現代でも、
企業という、
ちっぽけな組織で、
同じことは無数に起こっているのです。
「龍馬伝」で理想とした世の中は、
21世紀になった今でも、
まだ現実になっていないのです。
龍馬さん、どう思います?
そう考えると、
深いドラマですよね。
いや、
誰かが言っていたっけ、
これは歴史ドラマではなく、
今に通じる、
ひとつの現実であるだけだと…。
いよいよ年末モードになって来たので、
少し今年を振り返ってみようかな?
と思います。
17日(金)で
「SPEC」が最終回を迎えてしまいましたが、
何か、
最後の方は駆け足だった?
という感じがして、
少し残念でした。
ストーリーの奇抜さと
キャラクターの個性で
際立った作品だっただけに、
最後まで丁寧に作ってほしかったなぁ…。
別に、
戸田恵梨香だけを見たくて、
ずっと見ていたわけではないんだから…(笑)
最終回と言えば、
今年のNHK大河ドラマ
『龍馬伝』の最終回で、
刺客がちょうど龍馬の額に斬りつけた瞬間に、
選挙速報のテロップが流れたことで、
多数の抗議が殺到したということですが、
さてみなさんはこのドラマ、
どう見ましたか?
私は終盤になって、
とくに強く感じたのですが、
やはり、
龍馬は脱藩浪士…、
そのことがすべてだな、
と思いました。
脱藩浪士ゆえに、
自由な発想が生まれ、
それを自由な立場で言えたわけですが、
各藩の重役は、
たとえ時代の先を読むことができるような
聡明な人物であったとしても、
単純にそれを実現させるわけにはいかないわけで、
まず藩という組織を支えなければならず、
大勢の藩士を食べさせていかねばならず、
それゆえに、
龍馬のように夢ばかり追っているわけにもいかず、
そして無責任なことを言うことができなかったのです。
そのおかげで、
あれだけの大事を成し遂げたにもかかわらず、
龍馬は、
どこの藩にも擁護されず、
危険人物として暗殺されるという
運命をたどったというわけです。
刺客が京都見廻組のメンバーだったことは判明しているものの、
龍馬があの場所に潜伏してるという情報を流した
暗殺の黒幕が誰だったのか?
という謎解きは相変わらずですが、
あのドラマの終盤を見ている限りでは、
どこから刃を向けられてもおかしくない
状況であったことがよくわかります。
このドラマの秀逸な点は、
このあたりの過程が、
視聴者によく伝わってきたことでしょう。
それから、
もうひとつ、
「龍馬伝」のよかったところは、
物語の前半で、
武市半平太をはじめとする、
土佐勤王党の悲劇がこれまた、
よく伝わってきたこと。
これもまた、
涙なくしては見られなかった部分です。
国を愛するがゆえに暴走する若者と、
それを許しておくわけにはいかない管理層の葛藤…、
時代は下って現代でも、
企業という、
ちっぽけな組織で、
同じことは無数に起こっているのです。
「龍馬伝」で理想とした世の中は、
21世紀になった今でも、
まだ現実になっていないのです。
龍馬さん、どう思います?
そう考えると、
深いドラマですよね。
いや、
誰かが言っていたっけ、
これは歴史ドラマではなく、
今に通じる、
ひとつの現実であるだけだと…。
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