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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/10/10 (Sun)
私が中学生の頃、
発売禁止や放送禁止になった曲の歌詞を集めた本があって、
毎日のように本屋に行っては、
それを熱心に立ち読みしたものです。(←たいへん高価だったのです(笑)

どうして、
そこまで熱中したのかといえば、
「歌ってはいけない」と言われる曲の存在が、
“ロック=反体制”のイメージそのままだったからで、
まだ幼かった私は、
ワケもなく興奮したのでありました。

禁止された理由としては、
性的な内容、
政治的な内容、
差別的な表現、
などが挙げられていましたが、
その本に掲載されていた曲の多さでは
ダントツ1位だったのが、
PANTA、
とくに頭脳警察時代のPANTAの作品群でした。

ファースト・アルバムはリリース前に発売禁止。
セカンド・アルバムはリリース2週間後に発売禁止。
いずれも発売禁止の理由は、
“時勢に鑑みて、歌詞の内容が過激過ぎるから”…。

「世界革命戦争宣言」、「銃ととれ」…。
曲のタイトルだけでも十分過激なのに、
「♪銃をとって叫べ、誰に俺達が裁けるのかと…♪」
ですからね、
連合赤軍全盛の時代に、
さすがにこれはヤバかったのでしょう。

(↓頭脳警察ファーストとセカンド、ファーストはジャケ自体がヤバい)



中学生当時の私には、
頭脳警察という、
バンド名のインパクトもさることながら、
これらの歌詞がこの上なく刺激的で、
日本語で演るならこういう歌詞だよなぁ…っ、
と思うと同時に、
これ聴いてみたいなぁ…っと思うようになりました。

当時(1976年)のPANTAは、
頭脳警察を解散してソロになっており、
「PANTAX'S WORLD」(1975年)、「走れ熱いなら」(1976年)
という2枚のソロアルバムを発表したばかりでした。



で…当然のごとく探したのですが、
どこにも置いていなかったですね…これは。
あの頃は、
日本のロック自体が、
ほとんどレコード屋さんに置いてなかった時代で、
フラワー・トラヴェリン・バンドだの
サディスティック・ミカ・バンドだのといっても、
名前は知っていても、
実物のレコードにお目にかかったことはありませんでした。
まして、
発禁大王のPANTAのレコードなど…、
今から考えると、
置いてあるはずがありませんね。
(注:足立区竹の塚周辺では…(笑)

ところが、
中学3年のときに、
あるラジオ番組で、
PANTAのバンドのライブがあり、
それを録音することができました。
ここで私は、
とうとうPANTAの歌声と、
主要な曲に出会うことができたのです。

感想は…、
ひとこと、
カッコよかった…。
ん〜?
なにがと言えば、
声。声!
声がカッコよかった。
いまだに私は、
日本人でもっともカッコいい歌声は、
PANTAだと思っているほどですが、
それほど、
PANTAの声にはインパクトがあったのです。

基本的にはバラードが似合うような、
甘い声なのですが、
この声で、
吐き捨てるように過激な歌詞を歌うと、
この上なくカッコいいんですね…これが。

その後、
高校生になり、
行動範囲が広がった途端、
(新宿や渋谷に行くようになったんだよーっ(笑)
PANTAのソロアルバムにお目にかかることができ、
さらに、
1980年になると、
頭脳警察セカンドが再発されました。

おかげで、
彼の主要作品のほとんどを聴くことができるようになったのです。

PANTAは1979年発表の「マラッカ」以降、
メジャーになり、
それなりの認知度を獲得したわけですが、
私はいまだに、
それ以前の作品群の方が好きで、
どうも「マラッカ」以降はあまり好きなれません。
(「マラッカ」のみ、ギリおっけー)

ソロの最初の2枚、
「PANTAX'S WORLD」、「走れ熱いなら」は、
まだストリート・ミュージシャンの匂いがプンプンしていて、
これこそPANTAといえる雰囲気です。

とくに「走れ熱いなら」は、
「太陽にほえろ」の画面イメージのような、
新宿あたりのギラギラした夏の夕陽を浴びて、
シラケた雰囲気が主流の世の中で、
まだ終わっちゃいねぇよっ…と、
ひとりつぶやいてるような雰囲気が充満していて、
サイコーです。

ちなみに、
「PANTAX'S WORLD」の時点では、
まだ歌詞が過激で、
レコード会社から要請され、
ずいぶん修正を施したとか…、
そのおかげで、
「屋根の上の猫」や「マーラーズ・パーラー」は
かなり抽象的な歌詞になってしまい、
これ以降の彼の作品のひとつの特徴である、
「何を歌っているのかわからない(歌詞の意味が不明)」
が生まれているわけですが、
裏事情はそんなことだったようです。

それから、
「PANTAX'S WORLD」ではソロデビュー前のCHARが、
「走れ熱いなら」ではジョニー吉長が参加しており、
これも注目度大です。

CHARは「三文役者」のイントロで暴れまくっている他、
私が個人的に彼のベストプレイのひとつに挙げている、
「明日天気になれ」のメロウなギターなどで。
素晴らしいプレイを残しております。

さて、
そんなPANTAですが、
近年では、
頭脳警察を再結成したり、
また勢力的な活動を始めているのですが、
最近の若者は彼の叫びをどう思っているのだろうか?
というより、
彼のメッセージをどう思うのだろうか?

男はやっぱ肉食だろう?
草なんか食ってんじゃねーよっ(笑)

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