「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/07/04 (Sun)
バカボンから、
友達がパパのボーナスで何か買ってもらったことを
教えてもらったパパ。
さっそくケーキ屋さんへ駆け込み、
手にしたものを示して言ったものです。
「ボーナスなのだっ!」
バカボンのパパが持っていたのは、
棒にナスをさしたものでした…。(笑)
「天才バカボン」の一コマですが、
いいなぁ…このくだらなさ。
ボーナスという、
曖昧なくせに
やけに存在感と説得力のあるものを
端的に表現している。
さすが…赤塚先生。
今年もボーナスが出ました。
当社は他の企業より早くて、
6月30日が支給日なのです。
考えてみれば、
大学を卒業して四半世紀以上、
ボーナスをもらわなかった年はなく、
もはや当たり前のように、
この、
とってつけたような収入の恩恵にあずかっています。
そして、
世間も、
ボーナスを当てにして、
セールだのバーゲンだのを毎年展開するというわけですが、
「紙ジャケ再発シリーズ」もご多分にもれず、
毎年7月頃が目玉商品のピークになります。
今年の目玉は、
少し前に発売された、
ローリング・ストーンズの
『メインストリートのならず者』だったと思うのですが、
私はこのような企画の場合、
ボーナストラックが収録された再発盤は避けて、
できるだけオリジナルに忠実なヴァージョンを選ぶようにしています。
ということで、
『メインストリートのならず者』はごく当たり前の、
2010年リマスター紙ジャケSHM-CD仕様を選んだのです。
ところが…、
今回の再発盤はオリジナルに忠実ではなく、
LP2枚組の内容がCD1枚にすべて収録したものでした。
これには、かなりガッカリしましたね。
『蠍団爆発』のように忠実に再現してほしかった…。
2枚組は2枚でなくちゃ、気分が出ないのだ。
『メインストリートのならず者』は、
18〜19の頃、
それこそ毎日のように聴いていたアルバムで、
当時は、
これこそストーンズの最高傑作だ、
とあちこちでわめいていたものです。
何が最高と言って、
ストーンズという、
得体の知れない怪物の正体がわかるアルバム…。
とくに、
キース・リチャーズの本音がよくわかるアルバムだからです。
ダラダラとルーズなセッションのようだけど、
適度な緊張感と、
適度な完成度、
そして適度な妖しさでいっぱい。
これはみんな当時のキースのオツムの状態。
ミックやチャーリーが途中で辟易したという、
キース中心に動いたスケジュール。
(重度のヘロイン中毒だったんだよね)
それを丸ごと詰めて、
2枚組という大判振る舞いに出た、
ストーンズのアルバムにしては珍しい、
戦略性も計画性もない作品。
ファンにとっては、
それこそボーナスみたいな作品だったんですね。
今回、
このタイミングでひさびさに聴いた、
『メインストリートのならず者』。
けっして飼いならすことができない、
ストーンズの野生の部分が充満した作品。
ボーナスというものをもらうたびに、
世間に飼いならされていくように思える自分に、
ちょっとした嫌悪感と違和感を感じたおかげで、
いつもより胸に沁みたようです。
当時は、
こんな中年になるとは思ってもみなかったもんなぁ…。
でも、
収入がなければこのCDも手に入らないわけだし…、
人生というものは難しいものです。
50を前にして、まだまだ修行中。(笑)
↓まぁ…こんなときはキース親父が歌う「Happy」を聴くのだ。
↓あまりの格好良さにもう一発なのだ。
これでいいのだ。(笑)
友達がパパのボーナスで何か買ってもらったことを
教えてもらったパパ。
さっそくケーキ屋さんへ駆け込み、
手にしたものを示して言ったものです。
「ボーナスなのだっ!」
バカボンのパパが持っていたのは、
棒にナスをさしたものでした…。(笑)
「天才バカボン」の一コマですが、
いいなぁ…このくだらなさ。
ボーナスという、
曖昧なくせに
やけに存在感と説得力のあるものを
端的に表現している。
さすが…赤塚先生。
今年もボーナスが出ました。
当社は他の企業より早くて、
6月30日が支給日なのです。
考えてみれば、
大学を卒業して四半世紀以上、
ボーナスをもらわなかった年はなく、
もはや当たり前のように、
この、
とってつけたような収入の恩恵にあずかっています。
そして、
世間も、
ボーナスを当てにして、
セールだのバーゲンだのを毎年展開するというわけですが、
「紙ジャケ再発シリーズ」もご多分にもれず、
毎年7月頃が目玉商品のピークになります。
今年の目玉は、
少し前に発売された、
ローリング・ストーンズの
『メインストリートのならず者』だったと思うのですが、
私はこのような企画の場合、
ボーナストラックが収録された再発盤は避けて、
できるだけオリジナルに忠実なヴァージョンを選ぶようにしています。
ということで、
『メインストリートのならず者』はごく当たり前の、
2010年リマスター紙ジャケSHM-CD仕様を選んだのです。
ところが…、
今回の再発盤はオリジナルに忠実ではなく、
LP2枚組の内容がCD1枚にすべて収録したものでした。
これには、かなりガッカリしましたね。
『蠍団爆発』のように忠実に再現してほしかった…。
2枚組は2枚でなくちゃ、気分が出ないのだ。
『メインストリートのならず者』は、
18〜19の頃、
それこそ毎日のように聴いていたアルバムで、
当時は、
これこそストーンズの最高傑作だ、
とあちこちでわめいていたものです。
何が最高と言って、
ストーンズという、
得体の知れない怪物の正体がわかるアルバム…。
とくに、
キース・リチャーズの本音がよくわかるアルバムだからです。
ダラダラとルーズなセッションのようだけど、
適度な緊張感と、
適度な完成度、
そして適度な妖しさでいっぱい。
これはみんな当時のキースのオツムの状態。
ミックやチャーリーが途中で辟易したという、
キース中心に動いたスケジュール。
(重度のヘロイン中毒だったんだよね)
それを丸ごと詰めて、
2枚組という大判振る舞いに出た、
ストーンズのアルバムにしては珍しい、
戦略性も計画性もない作品。
ファンにとっては、
それこそボーナスみたいな作品だったんですね。
今回、
このタイミングでひさびさに聴いた、
『メインストリートのならず者』。
けっして飼いならすことができない、
ストーンズの野生の部分が充満した作品。
ボーナスというものをもらうたびに、
世間に飼いならされていくように思える自分に、
ちょっとした嫌悪感と違和感を感じたおかげで、
いつもより胸に沁みたようです。
当時は、
こんな中年になるとは思ってもみなかったもんなぁ…。
でも、
収入がなければこのCDも手に入らないわけだし…、
人生というものは難しいものです。
50を前にして、まだまだ修行中。(笑)
↓まぁ…こんなときはキース親父が歌う「Happy」を聴くのだ。
↓あまりの格好良さにもう一発なのだ。
これでいいのだ。(笑)
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