「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/06/20 (Sun)
なぜかこの数ヶ月、
「ホット・ツナ」にハマっています。
それも、
ジェントル・ジャイアントの時と同じで、
紙ジャケ再発からかなり経って、
そろそろ店頭で売り切れ始めた頃になって、
ボソボソ1枚ずつ揃えているのです。
とりあえず、全作品を聴きたいんですね。
なぜ、こんなに惹かれるのだろうか?
ホット・ツナは、
ジェファーソン・エアプレインのオリジナルメンバー、
ヨウマ・コウコネン(Guitar & Vocal)と
ジャック・キャサディ(Bass)が、
バンド活動と並行しながら、
自分達が本当にやりたい音楽を追求するために結成したバンドです。
当初はアコースティックギターの弾き語りで、
カントリーブルースを演奏していました。
その様子がファーストアルバムに収録されております。
この作品が名盤の誉れ高い
『ニューオリンズ・ハウスのホット・ツナ』。(1970年)
私が今回の再発に際して、
唯一予約したアルバムがコレです。
すでにこのアルバムに、
ホット・ツナの魅力は満載されています。
派手ではないが、
流麗な指さばきでアコースティックギターを弾く、
ヨウマ…歌はけっしてウマくないんだけど、
力を抜いて楽に歌っており、
そのテキトーな脱力感が心地よい。
そして、
そんなボトムに似つかわしくない、
ブリブリと歪んだ音でベースを弾く、
ジャック…文字にするとなんかミスマッチ?な感じがしますが、
絶妙なカラミ方でギターに寄り添ってくるので、
見事なアンサンブルを成立させています。
あのジミヘンが、
エレクトリック・レディ・ランドのセッションに、
この人を呼んだ理由がよくわかります。
この2人の息の合い方と、
テキトーな力の抜き方が、
ホット・ツナの魅力です。
セカンドアルバム『エレクトリック・ホット・ツナ』もライブですが、
こちらはタイトル通りアコではなくエレキ。
ヴァイオリンとドラムスをレギュラー化しています。
(前作同様、ハーモニカが客演)
この編成で初めてスタジオ製作したのが、
サードアルバム『バーガーズ』。
エレキギターに持ち替えても、
ヨウマのスタイルは変わらず、
ギター特有の響きを生かした、
深みのあるコードを多用しています。
そして、
極上のエレキサウンドを聴かせてくれます。
(↑このへんが私にとってストライク!なのでしょう)
その後1972年、
ヨウマとジャックは、
徐々にメジャーになっていく
ジェファーソン・エアプレインから脱退し、
ホット・ツナに専念することになります。
(逆に、ヴァイオリンのパパ・ジョン・クリーチは、
ジェファーソン・エアプレインに加入してしまいます)
ここからが本領発揮。
バンドは究極の形態であるトリオになり、
さらにサウンドに磨きをかけます。
とはいえ…、
活動はマイペース。
ヨウマの歌がとつぜん上達するわけはなく、
だからといって、
ヴォーカリストを勧誘するわけでもなし、
ヒット曲もなく、
ファッション性や派手なステージとも無縁。
ひたすら、
ただひたすら、
自分達のやりたい音楽だけを追求し、
この後1978年までに5枚のアルバムを残して解散。
5枚目のアルバム
『アメリカズ・チョイス』から、
突如として激しい音…、
いわゆるハードロック的なサウンドを展開するようになり、
いっそうイカしたバンドになっていきます。
この時期のライブは2部構成になっていて、
まずはアコースティック・セットで、
つづいてエレクトリックになって、
ハードにガツンとキメていたとか…。
(↑いいですねこれ、一粒で二度おいしい?(笑)
その後再結成され、
なんと!今も活動を続けているのです。
これって…、
理想的なバンドの姿というか、
“バンドの鏡”と言っても過言ではないと思いませんか?
本当に好きな音楽をマイペースでやる。
やりたいことが2つあれば2面性を持たせる。
売れなくてもーじゃん。
そんなに力を入れなくてもいーじゃん…。(笑)
それにしてもこの2人、
やはりアメリカ人ですね。
カントリーっぽい音が、
自然に出てくるというか、
何をやっても自然体な感じ。
我々日本人には真似のできないことです。
そのへんは少し…、
妬ましかったりして。(笑)
「ホット・ツナ」にハマっています。
それも、
ジェントル・ジャイアントの時と同じで、
紙ジャケ再発からかなり経って、
そろそろ店頭で売り切れ始めた頃になって、
ボソボソ1枚ずつ揃えているのです。
とりあえず、全作品を聴きたいんですね。
なぜ、こんなに惹かれるのだろうか?
ホット・ツナは、
ジェファーソン・エアプレインのオリジナルメンバー、
ヨウマ・コウコネン(Guitar & Vocal)と
ジャック・キャサディ(Bass)が、
バンド活動と並行しながら、
自分達が本当にやりたい音楽を追求するために結成したバンドです。
当初はアコースティックギターの弾き語りで、
カントリーブルースを演奏していました。
その様子がファーストアルバムに収録されております。
この作品が名盤の誉れ高い
『ニューオリンズ・ハウスのホット・ツナ』。(1970年)
私が今回の再発に際して、
唯一予約したアルバムがコレです。
すでにこのアルバムに、
ホット・ツナの魅力は満載されています。
派手ではないが、
流麗な指さばきでアコースティックギターを弾く、
ヨウマ…歌はけっしてウマくないんだけど、
力を抜いて楽に歌っており、
そのテキトーな脱力感が心地よい。
そして、
そんなボトムに似つかわしくない、
ブリブリと歪んだ音でベースを弾く、
ジャック…文字にするとなんかミスマッチ?な感じがしますが、
絶妙なカラミ方でギターに寄り添ってくるので、
見事なアンサンブルを成立させています。
あのジミヘンが、
エレクトリック・レディ・ランドのセッションに、
この人を呼んだ理由がよくわかります。
この2人の息の合い方と、
テキトーな力の抜き方が、
ホット・ツナの魅力です。
セカンドアルバム『エレクトリック・ホット・ツナ』もライブですが、
こちらはタイトル通りアコではなくエレキ。
ヴァイオリンとドラムスをレギュラー化しています。
(前作同様、ハーモニカが客演)
この編成で初めてスタジオ製作したのが、
サードアルバム『バーガーズ』。
エレキギターに持ち替えても、
ヨウマのスタイルは変わらず、
ギター特有の響きを生かした、
深みのあるコードを多用しています。
そして、
極上のエレキサウンドを聴かせてくれます。
(↑このへんが私にとってストライク!なのでしょう)
その後1972年、
ヨウマとジャックは、
徐々にメジャーになっていく
ジェファーソン・エアプレインから脱退し、
ホット・ツナに専念することになります。
(逆に、ヴァイオリンのパパ・ジョン・クリーチは、
ジェファーソン・エアプレインに加入してしまいます)
ここからが本領発揮。
バンドは究極の形態であるトリオになり、
さらにサウンドに磨きをかけます。
とはいえ…、
活動はマイペース。
ヨウマの歌がとつぜん上達するわけはなく、
だからといって、
ヴォーカリストを勧誘するわけでもなし、
ヒット曲もなく、
ファッション性や派手なステージとも無縁。
ひたすら、
ただひたすら、
自分達のやりたい音楽だけを追求し、
この後1978年までに5枚のアルバムを残して解散。
5枚目のアルバム
『アメリカズ・チョイス』から、
突如として激しい音…、
いわゆるハードロック的なサウンドを展開するようになり、
いっそうイカしたバンドになっていきます。
この時期のライブは2部構成になっていて、
まずはアコースティック・セットで、
つづいてエレクトリックになって、
ハードにガツンとキメていたとか…。
(↑いいですねこれ、一粒で二度おいしい?(笑)
その後再結成され、
なんと!今も活動を続けているのです。
これって…、
理想的なバンドの姿というか、
“バンドの鏡”と言っても過言ではないと思いませんか?
本当に好きな音楽をマイペースでやる。
やりたいことが2つあれば2面性を持たせる。
売れなくてもーじゃん。
そんなに力を入れなくてもいーじゃん…。(笑)
それにしてもこの2人、
やはりアメリカ人ですね。
カントリーっぽい音が、
自然に出てくるというか、
何をやっても自然体な感じ。
我々日本人には真似のできないことです。
そのへんは少し…、
妬ましかったりして。(笑)
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