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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/01/10 (Sun)
ほんの1週間前に、
新年あけましておめでとうございます、
などと言っていたと思ったら、
月曜から1週間バッチリ仕事で、
その上、
超多忙なスケジュールで、
息つくヒマもありませんでした。

とどめは昨日で、
某学会のために、
日帰りで、
京都まで往復してきたという…。(笑)

さて私には、
新幹線で名古屋以西に行く場合に、
居眠りをしないで、
かならず景色をチェックする区間があります。

それは、
名古屋を出て京都までの間、
そうですね…、
名古屋から15分ほどして、
大垣市を抜けて、
岐阜羽島を通過したあたりから、
車窓の右手に広がる景色…。
遠くに伊吹山系をのぞむ、
関ヶ原のあたりの景色です。

いつの頃か、
このへんを通過するたびに、
何かを感じるようになったというか、
あのへんの景色が、
私に何かを訴えかけるようになってきたのです。

ある人は、
それはきっと、
関ヶ原で天下分け目の合戦があったときに死んだ人の魂が、
あなたを呼んでいるのですよ。
あなたは前世であの合戦に、
何か関わりがあったのではありませんか?
などと、
オカルト映画のようなことを言いましたが、
そう言われてから、
尚更そんな気がするようになったのですから、
人間なんておかしなものです。(笑)

もっとも、
関ヶ原の戦死者の数は、
国内合戦史上最大と言われており、
今の新幹線の路線あたりは、
それこそ死屍累々の状態だったそうなので、
いいかげんな話と言い切れない部分があります。

関ヶ原のあたりの地形は、
平地なのに、
とつぜん四方を深い山に囲まれるせいか、
いつもドンヨリとしていて、
さらに、
そんな雰囲気を強めているのかもしれません。

昨日などは、
名古屋では晴天で、
大垣あたりまでは、
地面に1カ所も雪などなかったのに、
関ヶ原に近づいたら、
空がドンヨリと曇りだし、
なにやら地面が白くなり、
トンネルひとつ抜けたら、
一面の銀世界で、
伊吹山の上半分はあきらかに吹雪いているのがわかり、
おお〜っなんじゃこりゃ〜っ、
と騒いでいたら、
窓に横なぐりの雪が…。(笑)

で、
しばらく走って、
米原のあたりになったら、
もう雪は少なくなり、
彦根のあたりでは完全消滅のありさま。

あの30分ほどの区間の、
劇的な景色の変化は、
戦死者の話がなくても、
奇妙な感じがしてなりません。
みなさんも新幹線に乗る場合は、
注意してみてください。

小説「宮本武蔵」では、
関ヶ原で負けた、
17歳の武蔵と又八が、
関ヶ原の戦死者から金品をはぎとっていた娘を追いかけ、
あの辺りの山中の、
盗賊の後家の家に匿われることになっていますが、
いまでもそんな雰囲気いっぱいの、
妖しい空間であります。

一度、
各駅停車に乗って、
関ヶ原で降りて、
散策してみようかな?
などと考えているのですが、
帰ってきたら人格が変わっていた、
なんて、
シャレにならないことになったりして…。(笑)
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