「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2009/11/15 (Sun)
予約しなかったおかげで、
ネット販売が完売してから、
あわてて店頭を探しまくり、
結局、
初期ジェントル・ジャイアントの紙ジャケ4枚、
すべてを入手してしまった私です。
隠れた名作って、
まだまだありますね。
ここ数年は、
紙ジャケ再発のおかげで、
メインストリートばかり聴いていましたが、
そんな自分を反省し、
所詮は趣味の世界じゃないか、
オタクでいーじゃん、
マニアでいーじゃん、
なんか文句あるかーっと、
再び開き直っている今日この頃です。
ということで最近は、
プログレってます。(笑)
そんなタイミングに再発されたのが、
1976年アメリカ発、
パブロフス・ドッグのセカンドアルバム『条件反射』です。
(PAVLOV'S DOG『At The Sound Of The Bell』)
これは、
あのビル・ブラッフォードが、
セッションではなくメンバーとして参加しており、
(とはいえ、これは所属会社の画策だったようで、
ビルはこの作品1枚で脱退しております…)
その他、
ロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイや、
マイケル・ブレッカーがゲストで参加しています。
作風は、
ピアノを中心とした、
クラシカル&ロマンティックな音で、
そうですね…、
うんと強引な例えですが、
スティーヴ・ペリー加入直後のジャーニーの音から、
(つまり、売れる前ですな)
スペーシーな感じをとり、
少し中世っぽい雰囲気にした、
そんな音です。
アメリカというよりは、
むしろカナダのプログレっぽい音。
商業ベースになる以前の、
アメリカン・ロックの良心、
という感じです。
しかし、
このバンドの特徴は、
サウンドや雰囲気などではなく、
ずばり、
ヴォーカルの、
デヴィッド・サーカンプの声にあるでしょう。
ラッシュのゲディ・リーに少し似た、
「これ男?」という高いキーの歌に、
マーク・ボランのようなヴィブラートが、
ずーっと(←ここポイント)かかっているのです。
それがどれだけ特異な声かというと、
契約したレコード会社が、
この“ヴィブラーとずーっと”が、
聴く者を不安にさせるとか、
多くの人が不快に感じるのではないか?と危惧し、
1年もレコード発売を見合わせていた程なのです。
たしかに、
これは特異な声です。
このデヴィッド・サーカンプという人は、
ネイティヴ・アメリカン(つまりインディアンね)らしく、
通常の西洋音楽とは違う発声法を身につけていたとか…。
こういうヴォーカリストは、
ロック界広しといえど、
アレアのデメトリオ・ストラトス(イタリア)しか見当たらず、
本当に珍しい存在といえるでしょう。
(東西の横綱ですな)
ただ多くの人が指摘しているように、
パブロフス・ドッグに当たり前のヴォーカルが乗ったら、
これほどおもしろい作品になったかどうか?、
それは疑問の残るところです。
この歌い方を豪快と感じる人はおそらくいないでしょう。
ものすごーく繊細に聴こえます。
そのおかげで、
バンドの音が際立っているのでしょうね。
ビル・ブラッフォードのせいで、
セカンドの『条件反射』が有名ですが、
じつはファーストの方が傑作らしく、
これも揃えてしまおうなどと企んでおります。(笑)
やはり、
プログレ系を追っかけていると、
こういう作品に出会いますね。
ジェントル・ジャイアントといい、
パブロフス・ドッグといい、
この秋の私は、
再びプログレに目覚めた、
ということろでしょうね。
また、
CDに浪費しそう…。
(ギターは買わんのか?(笑)
ネット販売が完売してから、
あわてて店頭を探しまくり、
結局、
初期ジェントル・ジャイアントの紙ジャケ4枚、
すべてを入手してしまった私です。
隠れた名作って、
まだまだありますね。
ここ数年は、
紙ジャケ再発のおかげで、
メインストリートばかり聴いていましたが、
そんな自分を反省し、
所詮は趣味の世界じゃないか、
オタクでいーじゃん、
マニアでいーじゃん、
なんか文句あるかーっと、
再び開き直っている今日この頃です。
ということで最近は、
プログレってます。(笑)
そんなタイミングに再発されたのが、
1976年アメリカ発、
パブロフス・ドッグのセカンドアルバム『条件反射』です。
(PAVLOV'S DOG『At The Sound Of The Bell』)
これは、
あのビル・ブラッフォードが、
セッションではなくメンバーとして参加しており、
(とはいえ、これは所属会社の画策だったようで、
ビルはこの作品1枚で脱退しております…)
その他、
ロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイや、
マイケル・ブレッカーがゲストで参加しています。
作風は、
ピアノを中心とした、
クラシカル&ロマンティックな音で、
そうですね…、
うんと強引な例えですが、
スティーヴ・ペリー加入直後のジャーニーの音から、
(つまり、売れる前ですな)
スペーシーな感じをとり、
少し中世っぽい雰囲気にした、
そんな音です。
アメリカというよりは、
むしろカナダのプログレっぽい音。
商業ベースになる以前の、
アメリカン・ロックの良心、
という感じです。
しかし、
このバンドの特徴は、
サウンドや雰囲気などではなく、
ずばり、
ヴォーカルの、
デヴィッド・サーカンプの声にあるでしょう。
ラッシュのゲディ・リーに少し似た、
「これ男?」という高いキーの歌に、
マーク・ボランのようなヴィブラートが、
ずーっと(←ここポイント)かかっているのです。
それがどれだけ特異な声かというと、
契約したレコード会社が、
この“ヴィブラーとずーっと”が、
聴く者を不安にさせるとか、
多くの人が不快に感じるのではないか?と危惧し、
1年もレコード発売を見合わせていた程なのです。
たしかに、
これは特異な声です。
このデヴィッド・サーカンプという人は、
ネイティヴ・アメリカン(つまりインディアンね)らしく、
通常の西洋音楽とは違う発声法を身につけていたとか…。
こういうヴォーカリストは、
ロック界広しといえど、
アレアのデメトリオ・ストラトス(イタリア)しか見当たらず、
本当に珍しい存在といえるでしょう。
(東西の横綱ですな)
ただ多くの人が指摘しているように、
パブロフス・ドッグに当たり前のヴォーカルが乗ったら、
これほどおもしろい作品になったかどうか?、
それは疑問の残るところです。
この歌い方を豪快と感じる人はおそらくいないでしょう。
ものすごーく繊細に聴こえます。
そのおかげで、
バンドの音が際立っているのでしょうね。
ビル・ブラッフォードのせいで、
セカンドの『条件反射』が有名ですが、
じつはファーストの方が傑作らしく、
これも揃えてしまおうなどと企んでおります。(笑)
やはり、
プログレ系を追っかけていると、
こういう作品に出会いますね。
ジェントル・ジャイアントといい、
パブロフス・ドッグといい、
この秋の私は、
再びプログレに目覚めた、
ということろでしょうね。
また、
CDに浪費しそう…。
(ギターは買わんのか?(笑)
PR