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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2011/02/13 (Sun)
この1年半ほどの間、
朝晩の2回、
体重計に乗ることが日課になっている私。

朝は起きてすぐ、
晩は帰宅してすぐ(食事をとる前)。
いわゆる、
一日のうちで、
もっともカロリーを消費していない時間帯と、
もっともカロリーを消費した時間帯の2回。

そして、
朝体重が微妙に増えていて、
前日のカロリーオーバーがわかると、
その日の食事で調整をする…。
世間ではこれを、
“レコーディング・ダイエット”と呼ぶ。

この習慣と、
毎食のゴハンの量を、
ほんの少々、
そう…1/4膳ぐらい減らしたことで、
特に運動をすることもなく、
1年間で5Kgの減量に成功したのである。

ところが…、
ここ数日、
異変が起きている。

体重が、
わずかずつだが…、

増えているのだ。

いや、
正確に言うと、
増え続けているのだ。

昨年の人間ドックの後、
体重減少の効果で、
生活習慣病関係の指導の必要がなくなったためか、
熟女の看護士さんから、
「男性の更年期ってご存知ですかぁ…?」
などと、
およそここでは語れないような内容のエロい話を、
医療機関で医療関係者が語るから許されるであろう話しを、
これまたお色気たっぷりの視線で語られて、
あーっ体調が改善されるとイイ事あるじゃんなどと、
ミョーな喜びを感じてしまったあの体重が…、

増えているのである。

あーっ、
なんだこれは?

なぜだ、なぜだ、なぜだーっ。

体重というヤツは、
減らすのは難しいが、
増えるのはワケないものである。

あれほど長い期間をかけて、
すこーしずつ、
それこそ、
すこーしずつ、
無理なく、
体重を落としたのに…。

最初の頃は、
お腹がすいて仕方なかったが、
最近では胃が小さくなったのか、
適量で満腹を感じるようになったのに…。

その体重が…、
増えているのであーるっ。

うーむ、
原因は…、

ストレスかぁ…?

そうだ…、
思い当たる節がある。

2月に入ってからというもの、
新年度の予算だ、
事業目標だ、
組織だ、
人事異動だ、
採用だ、
退職だ、
などと…、
社内処理に忙殺される日々が続き、
事務所から外へ出られなかった上に、
残業続きであった。

このような閉塞的な環境でストレスがたまると、
人間は原始的な欲求、
食べることでストレスを発散させようとする。
3食の食事に制限をかけていると、
それを抑えて、
菓子類を取りたがるようになる…。
これは本業で、
管理栄養士さんたちがさかんに言っていることである。

そう言えば、
食事の量こそ増やしていないものの、
気分を変えたくなると、
何かを口に放り込んでいる…。
炭酸飲料をよく飲んでいる…。
そーかぁ…こういうことか。

ちなみに、
炭酸というのも、
人間が生命の危機を感じたときに欲しくなるものだそうで、
あの世に行くときには、
体内に多量の炭酸ガスを取り込み、
安らかな顔になるそうだ。
これは、
ある大学教授から教えてもらったこと。
「炭酸飲料を飲みたくなるときは、
ストレスがたまっているときですよ」っと…。

森高千里に歌われるまでもなく、
ストレスおそるべしーっである。

いずれにしても、
このまま体重が増え続けたら、
3ヶ月もしないうちに 100Kgを突破することは間違いなく、
マウンテン時代のレスリー・ウェストになってしまう。

指まで太っているもんだから、
ピッキングをするたびに、
0.数秒後に指の肉が弦にあたり、
本人の意志とは関係なく、
いっつもピッキング・ハーモニクスが出っぱなしで、
ピキピキいっていた、
あのレスリー・ウェストに…。

また、
LOOSE CONNECTIONは路線変更か…。
いや、
違う違う…。
体重増加を食い止めねば。
あーっ、
ストレスのない環境へ行きたいーっ。

ちなみに、
余談ですが…、
えっちなことを考えると、
ストレスは軽減されるそうです。
(これは、マジメな話です)

もひとつオマケに…、
↓コイツがレスリー・ウェストである。

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★2011/01/30 (Sun)
例の、
バッカスのストラトキャスターを手に入れてから、
もうすぐ3ヶ月が経ちます。

購入した名古屋のショップ(ギターショップNEO)は、
バッカスだけでなく、
TOKAIのオーダー品も手がけており、
さらに、
バッカスより希少な、
職人集団によるハンドメイド(年に数本しか出ない)
SWORDの製品まで取り扱っていることがわかり、
週に何回か在庫をチェックしなければ
気が済まないようになってしまいました。

中京地区には、
ここだけでなく、
あと数件、
同じようなショップがあり、
目が離せない状況になっております。

一言で言えば、
低価格/高品質を実現しているわけですが、
これは今や大企業になってしまった、
F社やG社にはとうてい真似のできない芸当です。

このストラトで、
私は、
バッカスのギターとは
3本目の付き合いになるわけですが、
いちばん最初にレスポールタイプを買った際、
となりに置いてあった、
G社のレスポールと弾き比べたことが、
今だに忘れられません。

G社のレスポールが30万円弱、
バッカスは12万。
しかし、
手にして音を出した瞬間、
「あっ、ぜんぜんこっち(バッカス)の方がいいっ!」
私が、
ブランドでギターを選ぶ時代が終わったことを実感した瞬間でした。

誰が弾いても、
2倍以上の価格のG社のギターより優れていることが歴然としている、
国産ギター。
どうして、このようなことができるのでしょうか?
ポイントは、
メーカーが必要以上に大きくなろうとしていないことなのです。

生産本数は限られた台数のみ。
しかし、
制作側が楽しんで作っていることが
消費者に伝わってくる、
渾身の一本。
これが低価格/高品質の秘伝ではないでしょうか。

私事ですが、
我が家の大学4年の長男が、
ようやく企業から内定をいただきました。
就職氷河期とか言われていますが、
それはみんなが大手を志望しているからで、
隅々までよく見渡してみれば、
必ずしもそうではないというのが実態。

私は、
長男に対して、
昨年の夏頃から、
大手ではなくそれなりの規模の企業を探すよう、
アドバイスを続けました。

その結果、
ついに自分のキャラクターに合った企業を探し、
内定をいただくに至ったのです。

ただし、
それなりの規模の企業の情報は、
それこそ、
バッカスやSWORDのように、
知る人ぞ知るであり、
よっぽどアンテナを伸ばさなければ、
なかなか手に入れられないものです。

そこに、
本物の経営者やクリエーターがいるのに、
多くの人たちはそれに気がつきません。

自分が大手と呼ばれる企業にいるのに、
こんなことを言うのも何ですが、
企業は規模が大きくなると、
消費者に提供する品質とは無関係の、
無意味な別次元のことにばかり注力し、
結局は、
消費者の求める品質を提供できないようになってしまいます。

多様化する価値観、
氾濫する情報、
こんな現代社会で、
本当の意味で、
消費者が満足する製品を提供できるのは、
大手企業でしょうか?

いや、
違いますね…。

ギターのこと、
長男の就職…、
身近なことで私が痛感したのは、

大手はもう終わっている…、
この一言に尽きてしまいます。

これからは、
低価格/高品質を実現できる規模の企業が、
それぞれの独自性で勝負する時代に突入するでしょう。
それは、
消費者だけでなく、
生産に関わる側にもありがたいことなのです。

人生の仕上げをする時期に突入して、
いろいろと悩む今日この頃です。

↓こんなのが出ていて、またほしくなっちゃうんですけど〜(笑)
http://www.j-guitar.com/sp/sea/view_detailt.cgi?pid=13660581
★2011/01/23 (Sun)
「LOOSE CONNECTIONのライブ映像」を
もうしばらくトップ記事にしておきますね。

うまくサボったな、って?
そんなことはありませーんっ(笑)
★2010/12/19 (Sun)
さて…、
いよいよ年末モードになって来たので、
少し今年を振り返ってみようかな?
と思います。

17日(金)で
「SPEC」が最終回を迎えてしまいましたが、
何か、
最後の方は駆け足だった?
という感じがして、
少し残念でした。

ストーリーの奇抜さと
キャラクターの個性で
際立った作品だっただけに、
最後まで丁寧に作ってほしかったなぁ…。
別に、
戸田恵梨香だけを見たくて、
ずっと見ていたわけではないんだから…(笑)

最終回と言えば、
今年のNHK大河ドラマ
『龍馬伝』の最終回で、
刺客がちょうど龍馬の額に斬りつけた瞬間に、
選挙速報のテロップが流れたことで、
多数の抗議が殺到したということですが、
さてみなさんはこのドラマ、
どう見ましたか?

私は終盤になって、
とくに強く感じたのですが、
やはり、
龍馬は脱藩浪士…、
そのことがすべてだな、
と思いました。

脱藩浪士ゆえに、
自由な発想が生まれ、
それを自由な立場で言えたわけですが、
各藩の重役は、
たとえ時代の先を読むことができるような
聡明な人物であったとしても、
単純にそれを実現させるわけにはいかないわけで、
まず藩という組織を支えなければならず、
大勢の藩士を食べさせていかねばならず、
それゆえに、
龍馬のように夢ばかり追っているわけにもいかず、
そして無責任なことを言うことができなかったのです。

そのおかげで、
あれだけの大事を成し遂げたにもかかわらず、
龍馬は、
どこの藩にも擁護されず、
危険人物として暗殺されるという
運命をたどったというわけです。

刺客が京都見廻組のメンバーだったことは判明しているものの、
龍馬があの場所に潜伏してるという情報を流した
暗殺の黒幕が誰だったのか?
という謎解きは相変わらずですが、
あのドラマの終盤を見ている限りでは、
どこから刃を向けられてもおかしくない
状況であったことがよくわかります。

このドラマの秀逸な点は、
このあたりの過程が、
視聴者によく伝わってきたことでしょう。
それから、
もうひとつ、
「龍馬伝」のよかったところは、
物語の前半で、
武市半平太をはじめとする、
土佐勤王党の悲劇がこれまた、
よく伝わってきたこと。
これもまた、
涙なくしては見られなかった部分です。
国を愛するがゆえに暴走する若者と、
それを許しておくわけにはいかない管理層の葛藤…、
時代は下って現代でも、
企業という、
ちっぽけな組織で、
同じことは無数に起こっているのです。

「龍馬伝」で理想とした世の中は、
21世紀になった今でも、
まだ現実になっていないのです。

龍馬さん、どう思います?
そう考えると、
深いドラマですよね。

いや、
誰かが言っていたっけ、
これは歴史ドラマではなく、
今に通じる、
ひとつの現実であるだけだと…。
★2010/12/12 (Sun)
となりは何をする人ぞ…
などと言っていたら、
もう年の瀬がそこまで来ていました。(笑)

先週は、
例の忘年会ライブ以降、
毎日とても忙しくて、
取材だ、
九州出張だ、
九州で忘年会だ、
東京へ帰ってきても忘年会だ(笑)と…、
前週の“ギタリスト”matsuZACKはどこへやら、
すっかり“サラリーマン”matsuZACKに変身して、
音楽の「お」の字もない一週間になってしまいました。

その上、
土日は、
家の大掃除だ、
地デジ対応のテレビが来るだのと、
今度は“ファミリーマン”matsuZACKに変身して、
今週末は愛用のギターを磨こう、
などという予定もどこへやら、
結局、
青いムスタングを磨いただけで終わってしまいました。

私は年に1回、
メイプル以外の材を使ったギターの指板を、
オレンジオイルで磨くことにしています。
磨いた後に、
もう一度オイルを多めに塗り、
冬の乾いた空気の中、
半日ほど乾燥させるのですが、
これを何回かやると、
驚くべきほど指板が手に馴染んできます。
とくにローズ指板は、
あの特有のザラザラした感じが弱くなり、
ツルっとした感じになるので、
おススメです。

だいたい私は、
何でも、
自分が愛用するもののメンテナンスを、
マメにする方で、
例えば、
靴やスーツなども、
週末には必ず自分で手入れをするので、
他の人のものより耐用年数が長くなるようです。

靴やスーツも自分で手入れするのですか?
と驚かれることがありますが、
いつも、
これらはサラリーマンにとっては“武具”、
昔の武士が、
甲冑や刀を手入れするのと同じでしょう?
と答えることにしています。
ギターも、
私のとっては…
“武具”ですね。
世の中に、
自分の存在価値を問いかける際に必要な“武具”…、
そんなところでしょう。
だから、
手入れするのは当たり前なのでありました。

さて、
そのような“武具”を磨きながら、
いろいろと、
それを使っている場面に思いを馳せたりするわけですが、
ムスタングを磨きながら、
あらためて…、
今年は何をしたんだろう?(笑)

4回目の干支とか言って、
張り切ってスタートを切ってはみたものの、
結局、
とくに何もなかったというか、
いつもの年よりも更に、
何もない…(笑)
変化に乏しい1年でした。

もう1回干支が巡ってくると、
今度は60歳定年を迎えてしまうわけで、
そう考えると、
残された時間は後わずかという気がして、
なにやら、
もったいないことをしたような気分になります。

40歳になるまでは、
中長期的なビジョンがあって、
毎年何かしらの目標を立てたものですが、
どうも最近はそういう気にもなりません。

これはマズいと思い、
来年の計画などを立ててみたのですが、

1、プラモデル製作を再開する。
(塗装用具を買い直す)
2、鉄道模型も再開する。
(素材は今年の後半に買い占めた…(笑)
3、バンドの活動を…2つに分けてみる。
(ハードロックの王道と、前衛的で個性の強い音…)

どんなもんでしょう?
って…、
ん〜っ、
仕事の目標がまったく…ない?
きっと仕事したくないんだ。(笑)
そうそう…忘れていました。
今年は、
すでに持っている個人資格の格上げをしたのでした。
だから、
何も出てこないのでしょう。

上に挙げた来年の目標をよく見てみると、
中断していたことを再開しようとしたり、
すでに自分が持っていることをレベルアップさせようとしたり、
やはり、
無意識のうちに、
人生の仕上げをしようとしているのかもしれませんなぁ…。

まぁいいか…、
よーするに、
今日はあまり話題がなかったのだ。(笑)
つれづれなるままに書いてみました。

「SPEC」も来週で最終回だ…。
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★ ILLUSTRATION BY nyao