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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/12/01 (Sun)
今日から12月ですね。

何もなくても、
12月になると、
何だが慌ただしく感じられるから、
不思議なものです。

そんな最近、
毎週ハマっているのが、
金曜夜10時にTBSで放映されている、
ドラマ「クロコーチ」です。

何かと忙しい金曜の夜ですから…(笑)
リアルタイムでは見られないことが多いので、
VTRに録画しておくわけですが、
これを見るのが土日の日課になっています。

この放送枠は、
少し前に「SPEC」が放映された場所で、
制作陣の気合いが感じられる作品が並びます。

「クロコーチ」も気合い入っていますね〜。

まず、
設定がおもしろいのですが、
ミョーに説得力があり、
うーん、
そういうことあるかも?
と思ってしまいます。

警察内部に、
秘密組織が…
ありそうな話ですね(笑)

そして、
出演者たちの気迫のこもった演技…
長瀬くんは、
もうアイドルの仕事こなくなるだろうなぁ?
と思えるほど、
イメージチェンジしたキャラですが、
かなり似合っています。

短髪に脂ぎった顔は、
鉄腕DASHのおかげかな?(笑)

渡部さんは、
笑顔が不気味…
いやーっ存在感あり過ぎ。
拘置所に入っていても、
この存在感。
スゴすぎでしょう?

森本さん…
んー…一番悪いヤツかも(笑)
弱々しい顔して、
実はシタタカ…
昔から、
こういう、
意志が弱いくせに不良、
みたいなヤサグレた役、
得意だったからなぁ…。

その他、
登場人物は、
チョイ役にいたるまで、
みんなクセモノ。
今後の展開が読めず、
目が離せません。

(剛力さんの話題が出ないのは、
好みの問題でしょうか?(笑)

いいドラマや映画は、
サントラもイケてるものですが、
「クロコーチ」も例外ではなく、
ヴァン・ヘイレンのような…
U2のような…
ガンズのような…
聴いたことのあるフレーズのオンパレードですが、
じつにいい感じの音でドラマを盛り上げています。

毎週欠かさず見るドラマなんて、
久しぶりですが…

この忙しいときにTVばかり見て!
なんて、
怒られそうですね?(笑)
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★2013/08/17 (Sat)
猛暑が続いております。

私は猛暑に追いかけられるように、
岩手県を訪れて来ました。

よりによって、
往路から猛暑日になり、
連日35℃以上を記録…
その暑かったこと。
民家のエアコン所有率が低いので、
余計こたえました。

岩手県を訪れたのは、
東日本大震災のあった年の夏以来‥
2年ぶりのことです。

あの時は、
震災直後でもあり、
破壊された建造物とガレキだらけでしたが、
さすがにそれは少なくなっていました。

⇩当時撮影した場所の復旧の様子(どちらも、上は震災直後の画像)
 みやげもの店も復活




 電話ボックスも復活



かわりに出現していたのが、
ガレキが撤去され空き地になった場所、
いちめんに生い茂る雑草‥
そう‥夏草の山でした。

今回は初めて、
もっとも被害が大きかったといわれる
陸前高田を訪れました。

ここは市の大部分が津波に流され、
まったく震災前の都市の機能がなくなってしまった場所…
そこが夏草の生い茂る原野になっていたのです。

震災を知らない人がこの景色を見たら、
ただ広大な原野が広がっている、
としか思わないでしょうね。

そこで、
芭蕉の句を思い出しました。

「夏草や兵どもが夢の跡」







長い歳月を経過すると、
そこに人が生活していた痕跡など
なくなってしまうのでしょうか。

何万年という歳月が経過すれば、
そこに人類が文面を築いていたことすら
痕跡をとどめないと言われています。
現在の火星の姿がそうだって‥?

思わず、
そんなことを考えてしまいました。

それほど、
すさまじい、
あきれるばかりの、
自然の営み‥

復興という言葉は、
この陸前高田の原野を見ていると、
とても空虚に聞こえます。

遅々として進まない人の営み、
対する自然の営みのマイペースぶり。

私は何か、
とてつもなく大きな力を、
眼の前に突きつけられたような気がして、
しばらく呆然としてしまいました。

⇩陸前高田の沿岸部は土地のかさ上げ作業が進んでいる
 その中に「奇蹟の一本松」が…





私などにはせいぜい、
定期的に東北を訪れ、
震災の記憶を書き留めておくことぐらいしかできませんが、
それでも何かしなくては…

終戦記念日が来ると戦争の記憶を蘇らせるように、
3月11日が来るたびに震災のことを思い出すようにしなければ…

たとえ大自然の前で人間がいかに無力であり、
その営みが取るに足らないものであったとしても…

その一方で、
各地で見られた「あまちゃん」企画の効果はスゴいもので、
これには感心させられました。
観光客の多さは例年にないもので、
「あまちゃん」はもしかすると、
復興支援最大のヒットだったかもしれません。

人類には知恵があるのです。

知恵をしぼれば明日は開けるのだ。

夢の跡で終わらせてはいけない。
★2013/08/04 (Sun)
先日お話したように、
私が手塚治虫先生の作品で、
もっとも評価しているのが、
「どろろ」です。

まずは、
この作品を知らない方のために、
簡単にストーリーを紹介します。

---------------------------------------------

時は戦国の世‥
天下取りを狙う、
醍醐景光は、
願いを叶えるために、
地獄堂の48の魔神たちと契約をする。

48の魔神たちはその代償として、
景光の子の身体を求める。
こうして生まれた景光の子は、
生まれながらに48ヶ所を失っており、
景光はその子を捨ててしまう。

捨てられた子は、
寿海という医者に拾われ育てられる。
寿海はこの子に百鬼丸という名を与え、
失っている身体の各部を作りもので補ってやる。

成長した百鬼丸は旅に出て、
自分の身体を奪った魔神を倒せば、
失われた部分が戻ってくることを知る。

百鬼丸は、
旅の途中で知り合った野盗の子、
どろろと共に、
魔神を倒す旅を続ける。

------------------------------------------------

こんな感じですね。


連載が始まったのが1967年。
ちょうどサイボーグ009と同時期。
しかし、
ストーリー全体を支配する、
陰惨で救いようのない雰囲気から、
読者の評判はイマイチで、
連載は早期に打ち切り。

並行して放映された、
テレビアニメも同様で、
しかもこちらは、
身体障害者に配慮して、
地上波では一度も再放送されず、
という状況。

私は小学校低学年の頃に、
まずこのテレビアニメを見て、
そのあまりのおもしろさに感動し、
コミックスを探したので、
非常に残念な限りです。

百鬼丸の腕がとれると、
中に刀が仕込んであったり、
魔神を倒すたひに、
身体が戻ってくるという表現がNGだっただけでなく、
百鬼丸に負けない、
どろろの悲惨な生い立ちが問題になったようです。

しかし‥

荒唐無稽でありながら、
ストーリーの完成度が高いので、
マンガとはいえ、
文学作品のような余韻を残す作品です。

とにかくおもしろいので、
未読の方はぜひ、
体験してみてください。
(ちなみに、最近リメイクされた映画はカンペキNGです)


作品に流れているテーマは、
人の心に棲む悪‥
それから、
運命に負けないでたくましく、
前向きに生きることのすばらしさ、
といったところで、
一連の石ノ森章太郎作品と同じような
問題意識が感じられます。

半村良先生が
「石の血脈」を発表したのが1971年、
代表作「妖星伝」の連載が始まり、
いわゆる伝奇SFというジャンルが確立されたのが1975年‥

そう考えると、
「どろろ」の1967年は、
いかにも早過ぎた感があり、
それゆえに理解されなかった部分があると思われます。

とはいえ、
「どろろ」は間違いなく、
伝奇SFの先駆的な作品であり、
ダークヒーローの元祖でもあったわけです。

この後、
石ノ森章太郎先生が「仮面ライダー」を発表し、
手塚治虫先生がそこへ羨望の眼差しを送ったというのは、
前回お話しした通りですが、
その原点は「どろろ」にあった、
と言っても過言ではないでしよう。

それほどの傑作なのでした。

それにしても、
最近になって、
にわかに、
このへんの作品を集め始めたのですが、
コミックスは、
差別問題などで、
いろいろな団体に配慮しているせいか、
少年時代に読んだオリジナルと、
多少表現が変わっている場面が散見されます。

作品の持つメッセージが大切なわけで、
枝葉末節の表現をそれほど気にしなくてもよいと思うのですが、
いかがなものでしょう?

少なくとも、
オリジナル作品が、
それで当時の規制をクリアしていたのであれば。
そのままでいいのに、
などと思ったりします。

そもそも、
表現の自由って、
どういうことだろう?

「どろろ」について考えるたびに、
それを痛感します。


↓百鬼丸(左)とどろろ(右)
最終章でどろろは女の子であるという事実が判明する

★2013/07/28 (Sun)
先週末はいろいろと忙しく、
更新をサボってしましましたが…
暑さのせいではありませんよ(笑)

さて、
1〜2週間前に、
NHK-BSプレミアムで、
「手塚治虫VS石ノ森章太郎」という企画があり、
なつかしいテレビ作品の
初回と最終回を放映しておりました。

最近、
年齢のせいか(?(笑)
少年時代に愛読したコミックスや
テレビ番組にミョーに反応してしまい、
少しずつ作品を集めたりしていたので、
これは大ヒットでした。

今回の一番の目玉は、
「サイボーグ009」のテレビ作品(白黒)
が見られたこと。
009は大好きだったなーっ
というより…
私は石ノ森先生が好きだったなーっ
とあらためて、
痛感してしまいました。

手塚先生の偉大さはもちろん、
よくわかっていますが、
少年時代の私にとっては、
石ノ森先生が神様なのでした。

こと近未来的なSF作品に関しては、
手塚先生も長く、
石ノ森先生に脱帽していたようで、
その気持ちがよくわかります。

1960年代後半から1970年年代の
石ノ森作品は、
とにかくスゴいのです。

さて今回は、
そんな思い出の石ノ森作品を語ってみたい、
と思います。


「サイボーグ009」(1967年)



これは先生のライフワークのひとつで、
何度も中断し続編を書き足す、
を繰り返していたため、
今からこの作品に触れようとする方は
混乱するかもしれませんが…
決定版は、
最初のコミックス…
当時は秋田書店、
現在はサンデーコミックスの復刻版で出ている、
初回の10冊…これに尽きるでしょう。

009たちの生い立ちから始まり、
その後の戦いが描かれているですが、
少年時代にとくに印象に残ったのは、
第6巻「地下帝国ヨミ編」の終わりで…
じつはここでストーリーは、
いったん完結しているのですが…
宇宙空間で戦い、
力尽きた009を、
仲間の002が助けに来ます。
しかし002も力尽き、
2人で抱き合いながら大気圏に突入するというシーン。
炎上して流れ星のようになり、
地上で夜空を見上げていた姉弟がそれを見つけ、
願い事をするのです。



なんてロマンティック…
というか、
映画のワンシーンのように美しいのだろう、
と少年時代に感動したシーン。

今読んでも、
グッときますなぁ…

石ノ森先生は後年、
少々劇画チックなタッチになりますが、
この頃は手塚先生直伝の、
とてもキュートな、
いかにもマンガというタッチで、
それも相まって完成度が高いのが、
初期の10冊です。

先に紹介した、
オリジナルTVアニメは、
なぜか007が子供になっていたり、
009だけが白い防護服を着ていたりしますが、
TV用に作られたストーリーの完成度も高く、
なによりも、
原作に込められた、
石ノ森先生の想い…
第3次世界大戦を起こしてはいけない、
というメッセージが生きているのが素晴らしいと思います。

ちなみに、
オリジナルTVアニメは、
声優もイケていて、
009はまさにこの人(田中雪弥さん、ガッチャマンの人)
個人的には、
003(洋画の吹き替えでよく見かける、鈴木弘子さん)
の可愛らしさが絶品で、
長く記憶に残っていました。
(ちなみに私は、小学校の低学年でした)

TVでは先に、
この作品の原型と思われる
「レインボー戦隊ロビン」という作品がありましたが、
こちらにもリリーという、
可愛らしい看護婦ロボットがいましたね。
(これも見たかった…DVDは高価である)

この「サイボーグ009」と、
ほぼ同時期に発表されていた、
手塚先生の「どろろ」が、
この後のSFヒーローものを生み出すきっかけになったのでした。


「仮面ライダー」(1971年)



ご存じ、
「サイボーグ009」に続く、
改造人間モノの第2弾です。

手塚先生はコイツを見て、
あーっやられたーっと思ったそうです。
何が?って、
そう、
ダークヒーロー…不気味なヒーロー。
手塚先生は、
こういう不気味なヒーローを作りたかったそうです。

私は初期の数回目から、
TV作品を見ていましたが、
(この頃は、小学校の高学年でした)
サブタイトルが「SF怪奇アクション」でしたからね…
なにしろ、
暗く、
不気味な映像でした。

バッタをモチーフにしてあるというけれど、
どことなくドクロに似たライダーのマスク。
変身ポーズもなく、
ショッカーの戦闘員もデストロイヤーみたいなマスクではなく、
素顔にベチャっと色を塗りたくり、
怪人たちも人の目が出ていることが多く、
目の動きがさらに不気味さを演出していたりして…
とにかく、
ハンパなくグロテスクでした。

その上、
主人公の本郷猛は、
なにかにつけて、
「もう普通の人間ではない」を連発するので、
不気味な上に暗い…
でも、
また見たくなる…
説明できないカッコよさを感じる、
不思議な作品でした。

撮影中の事故で藤岡弘さんが降板した際、
少し明るさを出そうということで、
変身ポーズを考えたり、
ライダーガールズを登場させるに至るわけですが、
私はそうなる前の、
初期12回放送分が「仮面ライダー」のすべて、
と今でも思っています。

一方で、
TV放映が始まってから、
「少年マガジン」(最初は「ぼくらマガジン」)に連載していた、
コミックスの方は、
これまた、
負けず劣らずの不気味さで…
この頃から石ノ森先生は、
劇画タッチを取り入れるようになったようですが…
なんと主人公の本郷猛が射殺されるという、
救いようのない展開が待ち受けていたりしました。

ヒーローが明るくない、
ということは、
後にローリングストーンズにアコガレることになる私にとって、
たまらないポイントだったんでしょうね。

バイクに乗っているというところも、
どことなく不良っぽくて、
カッコよかったんですね。


「人造人間キカイダー」(1972年)



改造人間モノに続いて、
今度は人造人間が出てきました。

人造人間というと、
西遊記のナタクや、
フランケンシュタイン博士の怪物など、
むかしからSF作品のテーマのひとつでした。

「人造人間キカイダー」は、
良心回路が不完全という欠陥を持っていて、
これがおもしろいところでした。
コミックスはここが強調されていて、
ピノキオのように、
いいことをすれば人間に近づく、
という寓話的な要素が盛り込まれていました。

キカイダーのデザインのグロテスクさは
ライダーの比ではなく、
初回放映終了後に抗議の電話が殺到したり、
共演者(ミツコさん)があまりの不気味さに失神したり、
もうハンパなかったということです。

この、
不完全さを強調したデザイン、
私は学校にあった人体模型だなと思いましたが、
傑作だと思いますよ。
ちなみに、
石ノ森先生もこの,
赤青左右非対称スケルトンの
デザインを気に入っていて、
自分の作品でのベストに上げておりました。

「人造人間キカイダー」は、
放映時間が土曜の夜8時からということもあり、
少し大人っぽい雰囲気だったと記憶しています。
(ビジンダーのような軽いお色気キャラがいたりした)

こちらも仮面ライダー同様、
バイクに乗っていたんですが、
なぜかサイドカーの上に、
足を伸ばせないほど車高が低く、
ころも印象的でした。


さて、
「サイボーグ009」
「仮面ライダー」
「人造人間キカイダー」
に共通しているテーマは、
人間の心に潜む“悪”だと思います。

それをヒーローの姿にも投影したのが、
後の2作ということで、
ここに、
手塚治虫先生が脱帽した、
石ノ森先生の卓越したセンスが輝いているわけです。

今あらてめて見ても、
作品のおもしろさは色あせず、
アニメもコミックスもどちらも魅力的…
このような作品にはそれほどお目にかかれないでしょうね。

次回は「どろろ」について、
語りたいのですが…(笑)
★2013/06/30 (Sun)
ここのブログだけを読んでいる人には、
私が毎日、
遊び呆けているように見えるかもしれませんが、
普段はマジメに仕事をしています…(笑)

では、
どのような仕事をしているのか?
というと、
今週のデジタル朝日(経済/マネーのコーナー)に、
記事として掲載されているので、
それをご覧ください
(続きを読みたい方は、
恐れ入りますが無料会員登録をお願いします)

お読みいただくとわかるかと思いますが…
そうなんです…これは、
私への独占インタビューだったのです。

業界誌から取材を受けたことは数回ありますが、
大手新聞社からは初めてだったので、
かなり感動しました。

取材は、
6月前半のある日に行われ、
半日ほど使って、
試食をしたりプレゼンをしたりしました。

始めは、
こちらから、
あらかじめ組み立てておいたストーリーに従って、
業務内容や今回アピールしたいことを話し、
その後、
記者が内容を咀嚼し、
彼の興味を惹いた部分の質問を受ける、
といった手順でした。

したがって、
完成した記事を見て、
初めて、
おーっこうなったのかー
と驚いたというのが本当のところ。

構成などはかなり当日の流れと違っています。

つまり、
記者というか、
編集側にもそれなりの青写真があり、
そのストーリーに従って、
まとめられていくというのが真相です。

だから、
重要なのは、
取材を受ける側と取材をする側の意思疎通…
または価値観の共有で、
それがしっかりできていないと、
オレこんなこと言ってねーよ
となってしまうのです。

中学生の頃、
ミュージック・ライフなどで、
ミュージシャンのインタビューを読むと、
ワクワクしたもので、
オレも有名になって、
こんなことを語ってみたいなぁ…
などと妄想したものです。

Q:どんなギターをお持ちですか?
A:メインはフェンダー・ストラトキャスターで…色違いを20本くらい持っているよ

Q:コレクターアイテムと呼ばれるものを持っていますか?
A:基本的にはすべてライブで使っているけど…オリジナルのエクスプローラを持っているよ

Q:車がお好きと聞きましたが?
A:今はフェラーリ・ディノ246GTに乗っているよ…色は特注のメタリックブルー

Q:奥様は元アイドルの○○○○さんですよね?
A:そう…今は引退して家にいるよ

…なんてね(笑)

当時のミュージック・ライフには、
インタビューの文面のみならず、
たくさんのギターに囲まれている写真や、
愛車の前でポーズをキメる写真(エアロのメンバー、カッコよかったですね)
奥様とのツーショット(ロン・ウッドが水着姿の奥様にチューされてた)
などが掲載されており、
そこに自分が登場することを夢見たものです(笑)

金曜深夜に放映されている
「みんなエスパー!」というおバカなドラマがありますが、
あの中で、
自分の妄想の世界が現実化する、
という話がありましたが、
思春期にはみんな、
大なり小なり、
そんなことを考えているんですね(笑)

ということで、
そんな夢が少しだけ現実になった瞬間でしたが、
記事になると、
この程度のヴォリュームか…
もっとたくさん書いてもらえるように、
がんばってみるか…
などと思う今日この頃です。

マジメに仕事しているでしょう?(笑)
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★ ILLUSTRATION BY nyao