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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2015/02/15 (Sun)
本日、
満53歳になりました。

「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
という一休の句がありますが、
冒頭の「正月や」を「誕生日」と詠み換えたい、
今日この頃です(笑)

昨年、
目の故障で入院して以来、
私の周辺でいろいろなことが起こり、
人生の荒波がまとめてやって来た感がありますが、
まぁ…そういうお年頃なのでしょう。

この状況では、
人並みにストレスを感じて、
少しはやつれるかな?と思ったのですが、
どうも生来呑気というか…
何事もポジティヴにとらえる性格なので、
けっこうヘラヘラしています。

年齢なんて記号みたいなものですよ(笑)

そんな私ですが、
職業柄、
管理栄養士や医師などの専門家、
有名シェフなどとの親交があり、
一般の方よりは、
少々食事に関して造詣が深いと思います。

この10年間、
止めようのない加齢に少しでも抵抗しようと、
普段の食事について、
いろいろ研究したり試してみた結果、
いくつかのことが無理なく、
毎日の生活の中で習慣となりました。

一日でもっとも重要なのは朝食
と言われているので、
そこを例に、
少し披露してみましょう。

まず、
朝一番にヨーグルトを食べます。
腸内細菌のコントロールは、
免疫を上げる意味でとても重要です。
朝起きたら、
コップ1杯の水、
そしてヨーグルトの順番で口に入れます。
ヨーグルトは理想的には 200g以上、
と言われていますが、
毎日それだけの量をとるのは難しいので、
70〜100g程度をとるようにしています。
だいたい、このスプーンで何杯ね、
というように感覚で把握できるようにします。

ヨーグルトの次には、
活性酸素除去能力の高い、
赤い野菜や果物、
シリアルやドライフルーツなどを食べます。
これらを朝一番にとることで、
その日一日身体を守ってくれるのです。
腸内細菌コントロールの次は、
活性酸素の防御です。

そして、
私はトマトを毎朝欠かさず食べていますが、
そこへ普通のドレッシングではなく、
シソ油(エゴマ油の場合も)をかけて食べるようにしています。
良質の油脂は、
細胞膜をしなやかにすると言われています。

動物性油脂や酸化油脂(冷めた揚げ物)を多量にとることは、
あまりよろしくないようです。
ですから私は、
3食を通じて、
意識的に揚げ物をあまり食べないようにしています。

私の朝食は、
この後、
パンとハムエッグのような、
普通の流れになります。

白米が大好きな人は、
糖尿病になりやすいと言われていますが、
どうやらこれは、
かなり信憑性があると思われます。

私は白米に関しては、
昼と夜を通じて、
小さい茶碗で、
およそ2杯程度しか食べません。
おそらく一日トータルで 300gいかないと思います。

昼や夜も、
食べる順番は朝食と同じで、
必ず野菜から、
そして、
おかずをある程度食べてから、
主食を最後に食べるようにしています。

血糖値をコントロールすることで、
少ない量で満腹感を得ることができるのです。

そして朝食の場合、
最後にコーヒーを飲みます。
あれっ?コーヒーを飲んでしまったら、
先に食べた果物や野菜のビタミンが破壊されてしまうのでは?…
いえいえ…それは大丈夫、
時間をかけて食べていれば、
最初に食べたものは吸収が始まっているので、
心配するほどのことはありません。

コース料理というのは、
じつに理にかなっているのです。

そして、
カロリー・コントロールの面で重要なのは、
意外にも昼食で、
ちょっと体重増えたかな?と思ったときは、
昼食を軽くすると効果があります。
(ちなみに私は、朝晩の2回体重計に乗ります)

一方夕食は、
あまり気にせず、
食べたいものを食べて楽しむように…
またお酒も深酒をしない程度で、
飲みたいときには飲むようにしています。

これが、
この10年間でバッチリ身に付いてしまったので、
今では何の苦もなく、
毎日の生活に織り込まれているのです。

私を見て、
「53歳には見えない」と思った方は、
試してみたらいかがでしょう?(笑)
とりあえず、
私には効果があったようなので、
少しはいいことがあると思いますよ(笑)
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★2015/01/25 (Sun)
TBSの金曜夜10時枠は、
SPEC、クロコーチと、
私のお気に入りのドラマを発表してきましたが、
今回の「ウロボロス」も、
まだ始まったばかりではありますが、
これからの展開が期待できる作品だと思います。

警察官とヤクザが文字通り、
表裏一体となって、
ひとつの目的に向かって行く…
向かって行く先に、
警察の裏組織が関与しているというあたりは、
クロコーチとよく似ていますが…
こんな設定になっております。

私が注目しているのは、
警察官役の生田斗真くん。
普段は嗅覚が効くというだけで、
頼りない少年のような感じなのに、
ほんの一瞬、
本性を覗かせる場面での、
狂気をはらんだ凄みのある目が、
なかなかのものです。

あれは警察官の目ではなく、
犯罪者の目だ…(第1話より)

目力があるというには、
いい役者の条件ですね。

昔々…
1980年代の初頭、
19かハタチの頃に、
人間の内に秘めた狂気とか、
善悪の価値観の逆転とか、
神への冒瀆とか、
そんなテーマに興味を持ち、
やたらと本を読んだり、
映画を見た時期がありました。

フランシス・コッポラ監督の
「地獄の黙示録」
「ゴッド・ファーザー」
そして、
松田優作主演の「野獣死すべし」などは、
強く感銘を受けた作品ですが、
「ウロボロス」には、
それに通じるテーマを感じます。

(「野獣死すべし」の松田優作の目も、
スゴかったというか…
映画史に残る狂気を演じたと思います)

さらに、
この「ウロボロス」には、
犯罪被害者の心理…
私の大事な人を殺した犯人を殺して…
が前面に出ていて、
憎しみが憎しみを生む、
今の世界情勢の中、
このテーマをどう扱っていくのか、
これも注目されるポイントです。

出演者については、
生田斗真くんのことしか触れませんでしたが、
これもクセモノ揃いで、
ドラマに奥行きを与えています。
(小栗旬くんは悪役の方が似合いますなぁ…
それと私はなぜか、
上野樹里さんに色気を感じてしまうのです(笑)

さて…新年早々、
少し血の匂いのする、
ひさびさにヴァイオレンス全開だが、
人間の本性に迫る、
ちょっとした作品に出会い、
毎週ワクワクしております。

こういう作品にピピっとくるのだから、
まだ私にも、
青いところが残っているんですね(笑)
よかったよかった(?)
★2014/11/30 (Sun)
10月初旬のある土曜日のこと…

バンドの練習に行こうと準備をしていた私は、
右目の視界に大きな黒い飛蚊を覚え、
その直後にまぶたのあたりに光るものを感じました。
外へ出て空を見上げると果たして、
一面に砂をまかれたように薄く黒い点が散在しています。

ああ…右目にもやってきたか…

思い起こせば、
ちょうど2年前、
加齢にともなう硝子体の変形による、
飛蚊症を経験していた私は、
当時のことを思い出しました。

またしばらく、
汚れた水槽から見える世界に
ガマンしなければならないのか…

休み明けの月曜日になったら、
かかりつけの医師に受診しよう…
そう思っていた翌日のこと。
今回は汚れた水槽どころではなく、
まるで右目の視界に泥水が充満したような状態になり、
その向こう側の景色がほとんど見えなくなってしまいました。

これは?…前回より出血がヒドいのかな?

不安に高鳴る胸を抑え、
翌日かかりつけの医師を受診するとはたして…

前回と同じく、
加齢により変形した硝子体が網膜を引っぱったことで、
硝子体内部に網膜からの出血が充満しているとのこと。
出血がヒドく眼底が確認できないが、
自分の見立てでは網膜剥離はなさそうだ。
しかし、
ここでは確実な診察ができないので、
自分の出身の大学病院の教授へ紹介状を書くから、
すぐに受診した方がよいと言われ…

そのまま、
眼科で有名な某大学付属病院へ向かいました。

診察の結果はかかりつけの医師と同じで…
ただこの病院には、
超音波で眼底を確認する機器があり、
これにより、
やはり網膜剥離はなさそうだが、
出血がヒドく眼底が確認できないため、
断言はできないとのこと。
いずれにしても私の場合、
糖尿病や高血圧の持病もなく、
単純に近視が強いだけなので、
自然にこれほどの出血が生じるとは考えにくく、
剥離はないまでも、
穴が開いている(網膜穿孔)ことは間違いないので、
出血が自然に引くのを待つのではなく、
先手を打って手術をした方がよいでしょうと言われました。

そうは言っても…
いきなりというわけにも行かず、
仕事の段取りなどをつけ、
同じ週の金曜日に再び受診…
出血が引く気配がないので、
翌週の火曜日(10/14)に入院し、
木曜日(10/16)に手術をすることに決まりました。

この場合の手術とは…
「硝子体切除」と呼ばれるもので、
白目に3カ所穴を開け、
照明と眼球の形状を維持するための液体を注入しながら、
硝子体内部の出血を取り除き、
眼底が確認できる状態で網膜に治療を施し、
硝子体内部に本来とは違う液体やガスを注入する…
というものでした。

手術はすべて局部麻酔で行われるので、
散瞳され、
ぼやけた視界の中で展開される、
極彩色のサイケデリックな景色が、
すべて私の脳裏に焼き付けられたのです。
…黒い飛蚊や淀んだ黒い塊が
管のようなものに吸い取られる光景、
棒のようなものからレーザーが照射される光景、
清らかな液体が充填される光景、
そして、
レーザーが当たるたびにただよう、
ジュッと焦げ臭い匂い…

さいわい網膜剥離はなく、
網膜の上部真ん中のあたりに、
馬蹄形の大きな穴が1カ所、
その左右には、
そいつに引っ張られたと思われる、
裂け目(網膜裂孔)が数カ所確認され、
これらはすべてレーザーで焼き付けたということ。

術後の経過は良好で、
翌週の10/24に退院しました。

ところが…

退院して数日後から、
右目の視野の下方に黒い影が見え、
退院一週間後の定期検診に行ったところ、
処置をした個所の上方にかすかに水が溜まっており、
このままにしておくと網膜剥離に進行するとのこと。
原因は、
「硝子体切除」とはいえ、
一回の手術で100%中身を入れ替えることはできず、
残存していた元の成分に、
意外と弾力性があったため、
もう一度患部近くの網膜を引っ張ったということ。
前回と同じ手術をし、
再発を抑えるために、
確実に硝子体を切除したいと言われました。

もう一度アレをやるんですか?
これには正直…相当ヘコみました。

どう表現したらよいかわからないほど…
なにしろ…ヘコみました。

とはいえ、
もう一度手術を受けなければならないことは間違いなく、
意を決して、
ふたたび11/4に手術を受け、
そのまま再入院となりました。

前回と違い、
今回は網膜剥離があったため、
治療と再発防止のために、
眼球内にガスを注入され、
それが抜けるまで、
術後はうつ伏せ、
または下向きの姿勢を維持することを指示されました。

ガスは軽く上方に溜まってしまうため、
眼底の網膜に当てるためには、
こうするしか方法がなく、
仰向けになって長時間放置すると、
目の表面…
角膜側の水晶体を圧迫することで、
急性白内障になってしまうそうです。

これはツラかった…

胸とオデコに枕を当て、
完全なうつ伏せの姿勢では熟睡することができません。
1〜2時間うつらうつらすると、
腰や肩が痛くなり、
同じ姿勢を保つことができないのです。

腰をよじったり浮かせたりしながら、
長い夜が明ける…そんな毎日が続きました。

こちらの思惑に反し、
ガスはなかなか抜けず、
結局、
このうつ伏せ状態は2週間続いたのでした。

うつ伏せが解除になっても、
2〜3日、
痛くてクビが伸ばせなかった…
長い間、
上向きで作業をし続け、
クビが元に戻らなくなったという、
ミケランジェロの逸話を思い出しました。

うつ伏せが解除となり、
ガスが抜けて網膜が定着していることを確認し、
11/19に退院となりました。

今回は、
退院一週間後の定期検診でも問題なく、
先週の水曜日(11/26)から仕事に復帰したのです。

こして、
かれこれ2ヶ月近くにわたり、
浮き世から遠ざかっていたことになるのですが、
うつ伏せ生活のダメージは予想以上に深く、
驚くべきほど体力が落ちており、
毎日の生活がリハビリのようになっています。

視力もまだ完全に回復はしておらず…
これは個人差があって、
1年近くかかる場合があるとのこと。
とはいえ、
メガネやコンタクトレンズを使えば、
まったく支障なく過ごせるレベルにはなっているので、
あせらずノンビリかまえております。

この2ヶ月間、
いろいろなことに考えが及びましたが、
それらは折を見てお話しするとして…
まずは休業に関する詳細報告まで。

心配されていた方もいらっしゃると思いますが、
とりあえず、
元の生活に戻りつつあります。
ご安心ください。
★2014/10/11 (Sat)
『ROCKのある風景』は、
管理人の体調不良にともなう療養のため、
しばらくお休みさせていただきます。

再開は11月を予定しております。



★2014/09/14 (Sun)
ここの読者は、
私と同年輩もしくは、
もう少し先輩が多いので、
すでに体験済の方もいらっしゃるとは思いますが…
私も体験して来ましたよ。
何をって?
大腸内視鏡ですよ。
だいちょーないしきょーっ(笑)

今年の夏は、
地方出張が多く、
猛暑の中、
各地で酒池肉林を繰り広げたおかげか、
1ヶ月ほど前から、
長年の親友である「大地主くん」が遊びに来て、
腰を上げずに長逗留するようになりました。

こりゃイカンなぁ…これから人間ドックもあるのに、
今やったら一発で潜血反応が出ちゃうよ。

数十年ぶりに専門医を受診することにしたのです。

この「大地主くん」の診察というのは、
初回のときに、
幼児期のオムツ交換以来、
親以外には見せたことのないポーズを
とらされたことがトラウマになり、
それ以降、
あまり気が進まず、
現在に至るまで数回しか経験しておりませんでした。

さてさて…
専門医は案の定、
「年齢を考えると、念のため大腸内視鏡をやっておきますか」と…

あーっ、
ついに来たか。
いままで何度もやろうか迷ったあげく、
いまだに実現していなかった、
禁断の検査…

まぁ…これも何かの巡り合わせかと思い、
先週の金曜日に、
体験することになったのです。

で…こうなると、
私の場合、
最高のコンディションで
検査に臨もうとする性格なので、
あれほど飲んでいたアルコールを
1週間前からピタっと止め、

3日前から、
いつもだったら進んで食べる、
食物繊維を多く含む食品…
野菜や果物、
そして乳製品をピタっと止め、

肉ばかりを食べるようになったのでした(笑)

普段だったら、
食べ過ぎないように注意する食物ばかりを食べ、
意識的に食べるようにしている食物を食べないことで、
腸内の残さを少なくし、
検査をしやすくする。

いかに普段の自分が、
商売柄とはいえ、
食物に気を使っているかがよくわかり、
これは正直おもしろかったですね。

そして前日には、
これまた商売柄よく知っている、
J社の高カロリー低残さ食を食べ…
意外と味がしっかりついている上に、
お腹いっぱいになることに感心し…

当日は朝の5時から、
12分間隔でコップ1杯ずつ、
計2リッターの…
これまた、
商売柄親しくしている、
A社グループの大腸洗浄剤をグビグビと飲み、
午前10時30分からの検査に向かったのでした。

この2リッターがぶ飲みはかなりツライと…
同輩から聞いていたのですが、
生来私は、
水をよく飲む方なので、
さして苦にならず、
少しレモン風味でおいしいじゃん…と思いながら、
グイグイいってしまいました(笑)

この日はおそらく、
我が人生の中で、
もっともお腹の中がキレイだった日…
腹黒いとはよく言いますが、
腹真っ白な一日だったと思います。

そう考えると、
記念すべき日であったかもしれませんね(笑)

さて、
検査の結果は、
ポリープ等の異常はとくに認められず、
ただ「大地主くん」だけは
早めに根本的な治療を考えた方がよいと言われ、
ほぼ無罪放免となったのでありました。

もうひとつ、
同輩から聞いていた話と違っていたのは、
鎮静剤を打たれるので、
検査中は意識が朦朧とするし、
検査が終わってからはひと眠りするよ、
と言われていたこと…

私の場合は、
クスリの効き目が弱いのか…
(以前ケガをした際に、
麻酔が効きづらいと指摘されたことあり)
多少ボヤっとしたものの、
意外と意識はしっかりとしていた上に、
検査が終わっても眠らず、
看護婦さんに驚かれてしまいました。

眠くないの?
あらっ、もう回復しているの?(笑)

まぁ…大事なかったので、
メデタシメデタシですが、
何かあって初めて気がつく、
平凡な毎日のありがたさ…かな。

「大地主くん」は、
いろいろ騒がしかったせいか、
ひとまず退散の気配ですが、
そろそろお別れをした方がよさそうですなぁ…
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★ ILLUSTRATION BY nyao