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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2010/07/11 (Sun)
暑いですね…。
年々、夏が苦手になっている私です。
今年は5月頃に、
中玉のトマト(スイートトマトというヤツ)を庭に植えておいたら、
最近になって実のなることなること…。
2株植えただけなのに、
まだ青いヤツを入れると120個以上の実がついており、
赤く熟したモノを片端から食べまくっております。(笑)
何も世話をしないのに、
こんなにたくさんの実がなるとはトマトは偉いなぁ…、
これからは毎年植えようかしらん。
(じつはトマト好きだったりして)

さて、
暑くて思考回路が止まりがちなだけでなく、
紙ジャケラッシュで少々食傷ぎみになっており、
今回は音楽以外の話題を展開しようと思っております。

音楽の次に私が好きなモノと言えば、
これは迷うことなく鉄道です。
最近は「鉄」とか言われて、
男女を問わず秘かなブームになっているようですが、
私もご多分に漏れず、
小学生時代からの筋金入りの「鉄」です。

ただ「鉄」は奥ゆかしいのか、
その趣味が知られることを恥ずかしいと思うのか、
あまり声を大にして主張しないので、
私同様、
“実は”という人が多いようです。

「鉄」がバレルのは、
出張や旅行に行って、
珍しい車両やマニア受けのする路線にお目にかかったとき、
思わず興奮を抑えられなくなって、
「おおーっ」などと雄叫びを上げてしまう瞬間で、
そういう機会がなければ、
なかなかわからないものです。

私の場合も、
どこかへ行くたびに、
一人ずつ、
私の「鉄」を知る者が増えていくようです。(笑)

「鉄」と一口に言っても、
その中身はたいへんバリエーションに富んでおり、
ある者は路線に興味があり、
またある者は沿線の景色だったり、
はたまた車両であったり、
廃線マニア、駅弁マニア、
蒸気機関車が好きだったり、
気動車が好きだったり、
貨物しか興味がなかったり、
いろいろコダワリがあるのです。

私の場合は、
ズバリ「車両」そのもので、
○○鉄道の○○形式がさぁ…、
という話題で盛り上がったりするタイプです。
だからかもしれませんが、
小学生時代は鉄道模型を集めており、
今でもいずれは再開してやろうと企んでいるわけです。

私が好きな「車両」は、
旧型の電車、
昭和30~40年代にはまだたくさん残っていた、
リベット熔接でゴツゴツした、
釣掛け動力をゴーゴー響かせる、
旧型電車です。

最近これらは、
ほとんど見かけなくなったので、
私の「鉄」もイマイチ乗りが悪いのですが、
今、
まったく冷房化されていない、
旧型電車がホームに入ってきたら、
利用客は引くでしょうね。
つまり、
快適さとおもしろさは別個のモノということ…。

旧型電車の次に好きなのは、
地方のローカル線で走っている、
これまた旧型の気動車なのですが、
これも最近ほとんど見かけなくなっており、
さらに私の「鉄」はノリが悪くなるというわけです。

車両以外だと、
私は、
一人で知らない街を訪れるのが好きで、
路線や沿線の光景などにも興味があります。

私のような「鉄」は、
車両を識別できるので、
どこへ行っても路線を乗り間違えることはなく、
また路線網に詳しいので、
出張や旅行の計画は緻密を極め(笑)、
およそ女性陣から見ると、
たのもしいことこの上ないようです。

最近、
何かで「鉄」は出世するらしいという記事があって、
理由が語られていたのですが、
その緻密な計画性にスポットが当てられておりました。
そう言えば、
企業の御偉方には「鉄」が多いかも…。

鉄道模型はそろそろ再開したいのですが、
なにしろ輸入ギターが楽に買える値段で、
4両し買えなかったりして、
今は両者を秤にかけると、
どうやらギターが勝ってしまうようです。(笑)

今回は、
知らない街を一人で旅しているような気分を味わえる、
ケミカル・ブラザースの、
「Star Guitar」のPVを楽しんでください。
鉄道の車窓からの景色で構成されている映像は、
ROCKのPVではたいへん珍しいのですが、
この哀愁あるメロディと夕暮れの光景は、
ミョーに胸に迫るものがあって、
なかなか秀逸な一品だと思います。

誰か「鉄」仲間はいないかな?(笑)


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★2010/07/04 (Sun)
バカボンから、
友達がパパのボーナスで何か買ってもらったことを
教えてもらったパパ。
さっそくケーキ屋さんへ駆け込み、
手にしたものを示して言ったものです。
「ボーナスなのだっ!」
バカボンのパパが持っていたのは、
棒にナスをさしたものでした…。(笑)

「天才バカボン」の一コマですが、
いいなぁ…このくだらなさ。
ボーナスという、
曖昧なくせに
やけに存在感と説得力のあるものを
端的に表現している。
さすが…赤塚先生。

今年もボーナスが出ました。
当社は他の企業より早くて、
6月30日が支給日なのです。
考えてみれば、
大学を卒業して四半世紀以上、
ボーナスをもらわなかった年はなく、
もはや当たり前のように、
この、
とってつけたような収入の恩恵にあずかっています。

そして、
世間も、
ボーナスを当てにして、
セールだのバーゲンだのを毎年展開するというわけですが、
「紙ジャケ再発シリーズ」もご多分にもれず、
毎年7月頃が目玉商品のピークになります。

今年の目玉は、
少し前に発売された、
ローリング・ストーンズの
『メインストリートのならず者』だったと思うのですが、
私はこのような企画の場合、
ボーナストラックが収録された再発盤は避けて、
できるだけオリジナルに忠実なヴァージョンを選ぶようにしています。
ということで、
『メインストリートのならず者』はごく当たり前の、
2010年リマスター紙ジャケSHM-CD仕様を選んだのです。

ところが…、
今回の再発盤はオリジナルに忠実ではなく、
LP2枚組の内容がCD1枚にすべて収録したものでした。
これには、かなりガッカリしましたね。
『蠍団爆発』のように忠実に再現してほしかった…。
2枚組は2枚でなくちゃ、気分が出ないのだ。

『メインストリートのならず者』は、
18〜19の頃、
それこそ毎日のように聴いていたアルバムで、
当時は、
これこそストーンズの最高傑作だ、
とあちこちでわめいていたものです。

何が最高と言って、
ストーンズという、
得体の知れない怪物の正体がわかるアルバム…。
とくに、
キース・リチャーズの本音がよくわかるアルバムだからです。

ダラダラとルーズなセッションのようだけど、
適度な緊張感と、
適度な完成度、
そして適度な妖しさでいっぱい。
これはみんな当時のキースのオツムの状態。
ミックやチャーリーが途中で辟易したという、
キース中心に動いたスケジュール。
(重度のヘロイン中毒だったんだよね)
それを丸ごと詰めて、
2枚組という大判振る舞いに出た、
ストーンズのアルバムにしては珍しい、
戦略性も計画性もない作品。

ファンにとっては、
それこそボーナスみたいな作品だったんですね。

今回、
このタイミングでひさびさに聴いた、
『メインストリートのならず者』。
けっして飼いならすことができない、
ストーンズの野生の部分が充満した作品。
ボーナスというものをもらうたびに、
世間に飼いならされていくように思える自分に、
ちょっとした嫌悪感と違和感を感じたおかげで、
いつもより胸に沁みたようです。

当時は、
こんな中年になるとは思ってもみなかったもんなぁ…。
でも、
収入がなければこのCDも手に入らないわけだし…、
人生というものは難しいものです。
50を前にして、まだまだ修行中。(笑)


↓まぁ…こんなときはキース親父が歌う「Happy」を聴くのだ。



↓あまりの格好良さにもう一発なのだ。



これでいいのだ。(笑)
★2010/06/27 (Sun)
出たーっ。
「蠍団爆発(TOKYO TAPES)」!
「サソリ団ばくはつ」!!!(笑)

今を去ること32年前(←こう書くと、何かスゴい感じが…)、
都立高校に通う16歳の少年だった私に、
ICBM(たいりくかんだんどーだん)級の衝撃を与えた、
ドイツが誇るロリータ集団(←軽いジョークです)
スコーピオンズのらいぶ。

それも、
黒地に真っ赤なバラ、
裏を返すと、
真ん中を日本刀が貫いているという、
よく考えると、
ひじょーにえっちな(笑)、
しかし美しいことこの上ない、
オリジナル日本盤を再現した紙ジャケ、
高音質 Blu-Spec CD仕様(←よくわからん)で、
出たーっ。



LPは聴き込み過ぎて、
擦り切れているため(←マジ)、
もはや再生不可能な状態になって久しく、
今回の発売は待ちに待ったものであーった。

とーぜんっ予約したーっ。

発売予定日ジャストに送られてきたーっ。(笑)

聴いたらやっぱりスゴかったーっ。

来日するまでの彼らは、
スタジオ盤がそうなっていたせいもあって、
ツインリードをキメるグループと思われていた。

しかーしっ、

来日公演でベールを脱いだ、
スコーピオンズの真の姿は、

フライングVでガッガッと、
ひたすらリフとコードに徹する、
「硬」のルドルフ・シェンカーと、
ストラトキャスターを高めに構え、
フィードバックやハウリングをコントロールしながら
超絶的なテクニックを披露する、
「軟」のウルリッヒ・ロスという、
対照的な2人のギタリストが、
キッチリと役割分担をするグループであった。

つまり、
ツインリードではなく、
リズムギターとリードギターだったのだ。

多くの同世代のギタリストたちは、
この2人のどちらかに影響を受けたといっても過言ではないが、
リッチー・ブラックモアにインスパイアされ、
エキセントリックなギタリストを目指していた
matsuZACK少年はとーぜんのごとく、
ウルリッヒにアコガレたーっのだ。

そう、
ウルリッヒは、
リッチーの発展系である。

ストラトを使い、
マイナー系を得意とし、
クラシックの香りをただよわせている…。

そして、
まさに発展系…、
日本中の誰もが思ったはず。
こんなにギターがウマい人間、
見たことねーって。
もっと言うと、
こんなに複雑なフレーズを速く弾けるヤツ、
見たことねーっ!!!

予想外だったんですなぁ…、
彼らの破壊力は。
英米以外の国に、
こんなにスゴい連中がいるなんて、
誰も思わなかったんですね。

そして、
百聞は一見に如かずってことです。
らいぶ見なけりゃ何もわからん。

そんなタイミングで出たアルバムだから、
私としては、
奏法を検証するのに重宝したわけです。

あっ、ここでワウを使うのか、
あっ、ここでエコーのスイッチ踏んだ…とか。
(テープエコーのスイッチを入れると、
ガチャン、ガチャンガチャン…と、
クリックノイズが入ったものです)

そして、
あのピーっとか、
ギャウ〜ンとかいう、
ハウリングやフィードバック。

そんな細かい部分が手に取るようにわかるのも、
ライブアルバムならではのこと。

ちなみに、
当時はなぜか、
ジミヘン第2世代ということで、
このウルリッヒやフランク・マリノが注目されていましたが、
みんなこの、
ピーっとかギャウ〜ンをやっておりました。
(マホガニー・ラッシュのライブも同じようなことをやっていましたね)

後年になって気がつくのは、
このピーっとかギャウ〜ンをコントロールするのは、
とってもむずかしーっということ。
今でも、よーコントロールでけへんわーっ。

私がこのアルバムでもっとも好きだったのでは、
LPのB面、
今回のCDでは1枚目の後半に当たる、
「We'll Burn The Sky」から「Fly To The Raimbow」あたり、
いかにもヨーロッパという感じの、
マイナーなメロディに支配されていて、
とってもエキゾチックな部分です。

このへんのギターのトーンの使い分け、
クリアな音と歪んだ音の切り替えは、
大いに参考になりますなぁ。

いや〜なつかしい。
そして、
やはり、
すんばらすぃ〜っ。(笑)

ウルリッヒはアコガレになったと同時に、
私に、
ギターテクニックの限界を教えた人でもあります。

私は「カロンの渡し守」という曲の、
イントロのフレーズがコピーできず、
大きな壁に突き当たることになりました。

いろいろな経験を積んだ今になると、
あっ、これは…、
ディミニッシュコードを分解して半音ずつ上げてるな…、
とか、
少なくとも何をやっているかは理解できるようになりましたが、
当時はぜんっぜん、
そんなことはわかりませんから、
うわーっ何やってるのかさっぱりわからんっ、となり、
お手上げになったのでした。

今回、
YOU TUBEで探したら、
あったんですねーっ、この曲の画像が、
これは指の動きがわかるから、
もう一度挑戦してみようかしらん?

↓この最初の1分ちょっとを見て、
みなさんも衝撃を受けてくだされ。
(歌が入ると、ただちにつまらない曲になりますが…(笑)



こういうディスコっぽいリズムは、
スコーピオンズの特徴ですなぁ…。
らいぶでも、
こんな感じのドラムをバックに、
ウルリッヒがファンキーなギターを弾く場面がありました。
(「Polar Nights」のイントロだね)
当時はディスコ大国だったからなぁ、西ドイツは。
(♪もすこーっ、もすこーっ♪)

それにしてもウルリッヒ御大は、
涼しい顔して弾いていますね…。
うむむ…仙人っぽい。
でもじつは、
「Virgin Killer」をはじめとする、
問題作の作詞は彼だし、
ジミヘン神様っが嵩じて、
ついにはジミの最後の女、
モニカ・ダンネマンと同棲するに至るなど、
ちょっと変態っぽい感じがしなくもありませんが(←失礼)、
私がこの大きな壁を克服していたら、
イングウェイ・マルムスティーンみたいになっていたんだろうなぁ、
などと思うことがあります。

いずれにしても、なつかしーなぁ…。

最近になって、
若さの秘訣は?と聞かれ、
少年時代の感動を忘れないことですよ、
と答えた私でした。
(だからと言って、プリン食ってニコニコするのもどうかと…(笑)

イイものはいつ聴いてもいいのだ。

それにしても…、
やっぱ、
ハードロックはええなぁ。
★2010/06/20 (Sun)
なぜかこの数ヶ月、
「ホット・ツナ」にハマっています。

それも、
ジェントル・ジャイアントの時と同じで、
紙ジャケ再発からかなり経って、
そろそろ店頭で売り切れ始めた頃になって、
ボソボソ1枚ずつ揃えているのです。

とりあえず、全作品を聴きたいんですね。

なぜ、こんなに惹かれるのだろうか?

ホット・ツナは、
ジェファーソン・エアプレインのオリジナルメンバー、
ヨウマ・コウコネン(Guitar & Vocal)と
ジャック・キャサディ(Bass)が、
バンド活動と並行しながら、
自分達が本当にやりたい音楽を追求するために結成したバンドです。

当初はアコースティックギターの弾き語りで、
カントリーブルースを演奏していました。

その様子がファーストアルバムに収録されております。
この作品が名盤の誉れ高い
『ニューオリンズ・ハウスのホット・ツナ』。(1970年)
私が今回の再発に際して、
唯一予約したアルバムがコレです。



すでにこのアルバムに、
ホット・ツナの魅力は満載されています。

派手ではないが、
流麗な指さばきでアコースティックギターを弾く、
ヨウマ…歌はけっしてウマくないんだけど、
力を抜いて楽に歌っており、
そのテキトーな脱力感が心地よい。

そして、
そんなボトムに似つかわしくない、
ブリブリと歪んだ音でベースを弾く、
ジャック…文字にするとなんかミスマッチ?な感じがしますが、
絶妙なカラミ方でギターに寄り添ってくるので、
見事なアンサンブルを成立させています。
あのジミヘンが、
エレクトリック・レディ・ランドのセッションに、
この人を呼んだ理由がよくわかります。

この2人の息の合い方と、
テキトーな力の抜き方が、
ホット・ツナの魅力です。



セカンドアルバム『エレクトリック・ホット・ツナ』もライブですが、
こちらはタイトル通りアコではなくエレキ。
ヴァイオリンとドラムスをレギュラー化しています。
(前作同様、ハーモニカが客演)

この編成で初めてスタジオ製作したのが、
サードアルバム『バーガーズ』。



エレキギターに持ち替えても、
ヨウマのスタイルは変わらず、
ギター特有の響きを生かした、
深みのあるコードを多用しています。
そして、
極上のエレキサウンドを聴かせてくれます。
(↑このへんが私にとってストライク!なのでしょう)



その後1972年、
ヨウマとジャックは、
徐々にメジャーになっていく
ジェファーソン・エアプレインから脱退し、
ホット・ツナに専念することになります。
(逆に、ヴァイオリンのパパ・ジョン・クリーチは、
ジェファーソン・エアプレインに加入してしまいます)

ここからが本領発揮。

バンドは究極の形態であるトリオになり、
さらにサウンドに磨きをかけます。

とはいえ…、
活動はマイペース。
ヨウマの歌がとつぜん上達するわけはなく、
だからといって、
ヴォーカリストを勧誘するわけでもなし、
ヒット曲もなく、
ファッション性や派手なステージとも無縁。
ひたすら、
ただひたすら、
自分達のやりたい音楽だけを追求し、
この後1978年までに5枚のアルバムを残して解散。

5枚目のアルバム
『アメリカズ・チョイス』から、
突如として激しい音…、
いわゆるハードロック的なサウンドを展開するようになり、
いっそうイカしたバンドになっていきます。



この時期のライブは2部構成になっていて、
まずはアコースティック・セットで、
つづいてエレクトリックになって、
ハードにガツンとキメていたとか…。
(↑いいですねこれ、一粒で二度おいしい?(笑)

その後再結成され、
なんと!今も活動を続けているのです。

これって…、
理想的なバンドの姿というか、
“バンドの鏡”と言っても過言ではないと思いませんか?
本当に好きな音楽をマイペースでやる。
やりたいことが2つあれば2面性を持たせる。
売れなくてもーじゃん。
そんなに力を入れなくてもいーじゃん…。(笑)

それにしてもこの2人、
やはりアメリカ人ですね。
カントリーっぽい音が、
自然に出てくるというか、
何をやっても自然体な感じ。
我々日本人には真似のできないことです。
そのへんは少し…、
妬ましかったりして。(笑)
★2010/06/13 (Sun)
「ギターほしー病」が重症化している今日この頃です…。(笑)

ずっと、
気になっていたブライアン・メイ・ギター↓ですが、



経済的になんとか購入できるメドが立ったにも関わらず、
(よーするに、ヘソクリがたまったのだ(笑)
いまだに購入に踏み切れないのは、
どうやら、
コントロール関係の配置にあるようです。

まず、
ヴォリュームが遠いーっ。



長くストラトに慣れてしまったせいでしょうか、
ヴォリュームは、
ピックを持つ右手の小指が届く範囲にないと、
どうも落ち着かないのです。

このギターだと、
小指が30cmぐらいないと…、
届きませんなぁ。(笑)

それと、
ご丁寧に、
各ピックアップごとに設定されている、
ON-OFFスイッチ、
そして、
フェイズアウトのON-OFFスイッチ。
ピックアップを切り替えるために、
計6個のミニスイッチと格闘しなければならないことになります。

そう考えると、
ステージでは扱いにくいギターかも…。

などと、
考えるようになった頃に、
見つけた2種類のギター。

現行のフェンダーUSAの、
アメリカンデラックス・シリーズという、
ストラトには、
S-1というシステムが搭載されており、
なんとこれを使うと、
ブライアン・メイ・ギターと同じような、
ピックアップの使い方ができるのです。

注目すべきは、
そのためのスイッチが、
ヴォリュームに搭載されていて、
ヴォリュームのアタマを押すだけで、
簡単に切り替えることができるのです。

これはいいなぁ…、外観は普通のストラトなのに。

しかも、
私にとってありがたいのは、
長年慣れ親しんだメイプル指板仕様が、
当然のごとく用意されていることで、
これにより、
まったくストレスを感じることなしに、
ギターを持ち替えることができます。

やっぱ、ストラトなのかな〜?
結局、ストラトになってしまうの?(笑)

まぁ…仕方ないかも。
なにしろ、
もう30年も主力として使っているわけですから…ねぇ?。
(ちょっと、つまらない気もしますが…(笑)

せめてカラーリングだけでも、
ブライアン・メイ・ギターのイメージでと思ったら、
近い感じがあるんですね。↓





この赤い方のピックガードをベッコウに替えれば、
おっけーなんですが、
下のオレンジがかったナチュラルも悪くないですなぁ…。

ということで、
どうやら、
というか…やっぱり、
ストラトに落ち着きそうですが、
このへんを購入するには、
少々軍資金が足りないので、
もうしばらく時間がかかりそうです…。
(また、その間にいろいろ迷うのか?(笑)

おまけに、
今回見つけた掘り出しモノ。
ジャクソン・ランディ・ローズ・モデル。↓



アウトレット品で、新品なのに定価の半額…。
しかも…うっ、うつくしー。
ところが、
家族にソッコー却下されてしまいました。
「似合わない」
「年相応なモノを持ちなさい」…(かなしーっ(笑)

アリアのRSといい、
スルーネック構造のギターって、
大好きなんですよね。

まぁ…いいや、
こっちは、
RSの中古を安く見つけてやるぞ。
(で、結局何本買うんだ?(笑)
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★ ILLUSTRATION BY nyao