「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2012/04/15 (Sun)
最近、
めっきり話題にならなくなったものに、
「紙ジャケ」…、
つまり「紙ジャケットによる復刻盤CD」がありますが、
そういえば、
CDそのものも、
以前に比べ、
格段に購入する機会が減っております。
それは、
アルバム単位で音楽を聴く時間がとれないこと…、
最近の新譜は、
アタマの1~2曲だけが聴きモノで、
あとはそうでもない、
というか…、
はっきり言って、
時間稼ぎ?みたいな構成になっていることが多いこと…、
いや、
それにも増して、
i-Phoneならびに、
i-Tunesの普及により、
聴きたい時に聴きたい音楽を単曲で聴く習慣がついてしまったことによること、
が最大の要因と思われます。
実際、
1曲単位で購入できるシステムはたいへん便利だし、
i-Tunesには信じられないほどのラインアップが揃っているので、
ある曲を目当てにCDアルバムを1枚購入する必要は、
もはやなくなったといえます。
私は、
増える一方のCDを、
年に1回程度、
下取りに出して整理していますが、
その際、
残しておきたい曲を1曲ぐらいずつ、
i-Tunesにダウンロードして保存しているのですが、
今後はこのやり方で、
CDの枚数を減らしていこう、
などと考えております。
(そろそろ、物欲から解脱か?…(笑)
こうなってみると、
私はi-Phoneで、
好きな音楽を系統ごとにまとめ、
選曲や曲順を考えてタイトルをつける、
ということをやっているのですが、
これって、
かつて、
カセットテープ全盛の時代にやっていたことと、
よく似ています(笑)
かつてはレコードを購入するお金がなかったため、
ラジオや友人から借りたレコードを録音し、
お気に入りの曲が並ぶマイカセットを作っていたわけですが、
機材は進歩したものの、
また、
そこへ戻ってきたというのは、
おかしな話です。
結局、
私の音楽の聴き方は、
一部の作品をアルバム単位で聴く以外は、
単曲で聴くことが多いということがわかり、
そうなってみると、
なかなかCDを購入する気にならないというのが、
本当のところのようです。
私のi-Phoneのプレイリストには、
ファンクやソウル、
そして1960年代を示すタイトルが多く並び、
それと同じぐらいの数、
最近の新譜を表すタイトルが並んでいますが、
なぜか1970年代のものはほとんどありません。
これは、
1970年代の作品の多くが、
アルバム単位で聴くように作られている、
ということでしょうか?
CDを買わなくなった分を月々のローンにまわし、
ギターなんか、
手に入れちゃおうかしらん。
CDが増えなくなった分、
ギターが増えたりして…。
(まったく、物欲から解脱などしておらん…(笑)
↓しっかし、You Tubeもスゴいですなぁ…なんで、こんなもんまであるんだよーっ
めっきり話題にならなくなったものに、
「紙ジャケ」…、
つまり「紙ジャケットによる復刻盤CD」がありますが、
そういえば、
CDそのものも、
以前に比べ、
格段に購入する機会が減っております。
それは、
アルバム単位で音楽を聴く時間がとれないこと…、
最近の新譜は、
アタマの1~2曲だけが聴きモノで、
あとはそうでもない、
というか…、
はっきり言って、
時間稼ぎ?みたいな構成になっていることが多いこと…、
いや、
それにも増して、
i-Phoneならびに、
i-Tunesの普及により、
聴きたい時に聴きたい音楽を単曲で聴く習慣がついてしまったことによること、
が最大の要因と思われます。
実際、
1曲単位で購入できるシステムはたいへん便利だし、
i-Tunesには信じられないほどのラインアップが揃っているので、
ある曲を目当てにCDアルバムを1枚購入する必要は、
もはやなくなったといえます。
私は、
増える一方のCDを、
年に1回程度、
下取りに出して整理していますが、
その際、
残しておきたい曲を1曲ぐらいずつ、
i-Tunesにダウンロードして保存しているのですが、
今後はこのやり方で、
CDの枚数を減らしていこう、
などと考えております。
(そろそろ、物欲から解脱か?…(笑)
こうなってみると、
私はi-Phoneで、
好きな音楽を系統ごとにまとめ、
選曲や曲順を考えてタイトルをつける、
ということをやっているのですが、
これって、
かつて、
カセットテープ全盛の時代にやっていたことと、
よく似ています(笑)
かつてはレコードを購入するお金がなかったため、
ラジオや友人から借りたレコードを録音し、
お気に入りの曲が並ぶマイカセットを作っていたわけですが、
機材は進歩したものの、
また、
そこへ戻ってきたというのは、
おかしな話です。
結局、
私の音楽の聴き方は、
一部の作品をアルバム単位で聴く以外は、
単曲で聴くことが多いということがわかり、
そうなってみると、
なかなかCDを購入する気にならないというのが、
本当のところのようです。
私のi-Phoneのプレイリストには、
ファンクやソウル、
そして1960年代を示すタイトルが多く並び、
それと同じぐらいの数、
最近の新譜を表すタイトルが並んでいますが、
なぜか1970年代のものはほとんどありません。
これは、
1970年代の作品の多くが、
アルバム単位で聴くように作られている、
ということでしょうか?
CDを買わなくなった分を月々のローンにまわし、
ギターなんか、
手に入れちゃおうかしらん。
CDが増えなくなった分、
ギターが増えたりして…。
(まったく、物欲から解脱などしておらん…(笑)
↓しっかし、You Tubeもスゴいですなぁ…なんで、こんなもんまであるんだよーっ
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★2012/04/08 (Sun)
信じられない本が出ています。
「ザ・ギターマン
特集 炎のギタリスト/YOUNG GUITAR special issue」
(シンコー・ミュージックMOOK:2012/02/29発売)
なんと…、
一冊丸ごと、
トミー・ボーリン、
という企画です(!)
内容は、
トミーの使用機材の解説に始まり、
参加全アルバムのレビュー、
そして貴重な、
本人のインタビュー記録、
そして関係者の証言、
(中でも、
1976年の来日をサポートした、
元四人囃子の森園さんの話が圧巻…)
となっており、
これを1冊の本に仕上げた、
スタッフの熱意に感心させられます。
使用機材の解説の部分が、
少々マニアックなのと、
筆者が断言を避ける曖昧な表現を多用するため、
退屈する個所があるものの、
全体としては満足できる内容になっています。
こんな企画があるなら、
私も参加したかったなぁ…。
なにしろ、
今から10年以上も前に、
彼にスポットライトを当てた企画を書いていたのだから…。
(ここをクリック)
しかし当時は、
シンコーミュージックのスタッフも、
山川健一さんも、
この企画には興味を示さず、
仕方ないので、
私は自分のサイトに掲載することにしたのでした。
今回の出版物における、
トミーについての見解は、
おおむね私と同じなので、
さきほどクリックした記事を読んでいただければ、
ほとんど理解していただけると思いますが…、
気になったのは、
表紙のコピー…、
“ジェフ・ベック以上”はないでしょう…、
シンコーミュージックさん(笑)
私は、
トミーはまだ、
人格的に成熟していなかった、
と思っています。
トミーについて、
私が強く感じることは、
物事を深く考えていなかった、
ということと、
なにしろスターになって金がほしかった、
ということです。
彼の作品には、
大器の片鱗がうかがえる個所が多数あり、
そこを評価して、
“ジェフ・ベック以上”と言っていると思いますが、
それは単に、
『スペクトラム』が『ワイアード』の数年前に発表されているから、
という事実を指しているだけで、
当のトミーは、
テキトーに弾いたらこうなっちゃったー、
ぐらいの感覚だったと思います。
その証拠は、
その後の彼の動きで…、
『スペクトラム』のスタイルを追求せずに、
ディープ・パープルに参加し、
ソロアルバム『ティーザー』を発表するわけですから…。
『スペクトラム』につながるのは、
『ティーザー』収録の数曲にとどまっています。
つまり、
まずは音楽家として追求するのではなく、
スターになって金がほしかった、
と言えるわけです。
『スペクトラム』の価値を、
わかっていなかったのかもしれませんね…。
それをよくわかっていたのは、
ヤン・ハマーで、
私は、
彼がジェフ・ベックという才能に、
このコンセプトを結びつけたと、
思っています。
ですから、
もう少し時間が経って、
彼自身が自分の方向性を見定めてからでなければ、
評価を下すことができなかったと思うのですが、
残念ながら、
本人はその前に亡くなってしまった、
ということになります。
私はトミーが、
志半ばで亡くなってしまったことと、
追悼盤として発表されたパープルのライブが、
日本で評価を下げるきっかけになっていたので、
そこを不憫に思い、
あの文章を書きましたが、
当然のごとく、
“ジェフ・ベック以上”とは思っていません。
その日本公演時にギターが弾けなかった理由も、
死因も、
ヘロインによるものだったわけで…、
25歳という年齢を考えると、
まだまだ人格的に未成熟だったのでしょうね。
あんまりいろいろ考えず、
“出たとこ勝負”、
って感じだったのではないでしょうか。
ゆえに…、
もし、
今生きていたら、
60歳を超えているわけですが…、
その後どうなったであろうか、
まったく予測が立ちません。
しかし、
人生に“もし”はないわけで、
トミーについては、
過大評価も過小評価もしてほしくなく、
ありのままに捉えて、
それぞれがその音楽を感じてほしい、
と思うだけです。
そういう意味では、
このような資料性の高い出版物が出版されるのは、
たいへん素晴らしいことで、
“ジェフ・ベック以上”という表現は無視してもらって(笑)…
みなさんも、
ぜひ読んでみてください。
考えてみれば、
歴史に埋もれたミュージシャンって、
まだまだいるでしょうね。
このレベルになると、
たいていの場合は、
口コミで、
その素晴らしさを伝えるしかないですからねぇ…。
私の拙いブログなども、
少しは役に立っているのかな?(笑)
それにしても、
トミーのプレイ、
および雰囲気は、
竹中先輩(Char)に似てますなぁ…。
↓じつは、その悪夢のパープル日本公演の映像があるのです。
曲はカッコいいけど、トミーの存在感はないなぁ〜(笑)
↓こっちは切ないなぁ…でも制作者の愛情を感じます
「ザ・ギターマン
特集 炎のギタリスト/YOUNG GUITAR special issue」
(シンコー・ミュージックMOOK:2012/02/29発売)
なんと…、
一冊丸ごと、
トミー・ボーリン、
という企画です(!)
内容は、
トミーの使用機材の解説に始まり、
参加全アルバムのレビュー、
そして貴重な、
本人のインタビュー記録、
そして関係者の証言、
(中でも、
1976年の来日をサポートした、
元四人囃子の森園さんの話が圧巻…)
となっており、
これを1冊の本に仕上げた、
スタッフの熱意に感心させられます。
使用機材の解説の部分が、
少々マニアックなのと、
筆者が断言を避ける曖昧な表現を多用するため、
退屈する個所があるものの、
全体としては満足できる内容になっています。
こんな企画があるなら、
私も参加したかったなぁ…。
なにしろ、
今から10年以上も前に、
彼にスポットライトを当てた企画を書いていたのだから…。
(ここをクリック)
しかし当時は、
シンコーミュージックのスタッフも、
山川健一さんも、
この企画には興味を示さず、
仕方ないので、
私は自分のサイトに掲載することにしたのでした。
今回の出版物における、
トミーについての見解は、
おおむね私と同じなので、
さきほどクリックした記事を読んでいただければ、
ほとんど理解していただけると思いますが…、
気になったのは、
表紙のコピー…、
“ジェフ・ベック以上”はないでしょう…、
シンコーミュージックさん(笑)
私は、
トミーはまだ、
人格的に成熟していなかった、
と思っています。
トミーについて、
私が強く感じることは、
物事を深く考えていなかった、
ということと、
なにしろスターになって金がほしかった、
ということです。
彼の作品には、
大器の片鱗がうかがえる個所が多数あり、
そこを評価して、
“ジェフ・ベック以上”と言っていると思いますが、
それは単に、
『スペクトラム』が『ワイアード』の数年前に発表されているから、
という事実を指しているだけで、
当のトミーは、
テキトーに弾いたらこうなっちゃったー、
ぐらいの感覚だったと思います。
その証拠は、
その後の彼の動きで…、
『スペクトラム』のスタイルを追求せずに、
ディープ・パープルに参加し、
ソロアルバム『ティーザー』を発表するわけですから…。
『スペクトラム』につながるのは、
『ティーザー』収録の数曲にとどまっています。
つまり、
まずは音楽家として追求するのではなく、
スターになって金がほしかった、
と言えるわけです。
『スペクトラム』の価値を、
わかっていなかったのかもしれませんね…。
それをよくわかっていたのは、
ヤン・ハマーで、
私は、
彼がジェフ・ベックという才能に、
このコンセプトを結びつけたと、
思っています。
ですから、
もう少し時間が経って、
彼自身が自分の方向性を見定めてからでなければ、
評価を下すことができなかったと思うのですが、
残念ながら、
本人はその前に亡くなってしまった、
ということになります。
私はトミーが、
志半ばで亡くなってしまったことと、
追悼盤として発表されたパープルのライブが、
日本で評価を下げるきっかけになっていたので、
そこを不憫に思い、
あの文章を書きましたが、
当然のごとく、
“ジェフ・ベック以上”とは思っていません。
その日本公演時にギターが弾けなかった理由も、
死因も、
ヘロインによるものだったわけで…、
25歳という年齢を考えると、
まだまだ人格的に未成熟だったのでしょうね。
あんまりいろいろ考えず、
“出たとこ勝負”、
って感じだったのではないでしょうか。
ゆえに…、
もし、
今生きていたら、
60歳を超えているわけですが…、
その後どうなったであろうか、
まったく予測が立ちません。
しかし、
人生に“もし”はないわけで、
トミーについては、
過大評価も過小評価もしてほしくなく、
ありのままに捉えて、
それぞれがその音楽を感じてほしい、
と思うだけです。
そういう意味では、
このような資料性の高い出版物が出版されるのは、
たいへん素晴らしいことで、
“ジェフ・ベック以上”という表現は無視してもらって(笑)…
みなさんも、
ぜひ読んでみてください。
考えてみれば、
歴史に埋もれたミュージシャンって、
まだまだいるでしょうね。
このレベルになると、
たいていの場合は、
口コミで、
その素晴らしさを伝えるしかないですからねぇ…。
私の拙いブログなども、
少しは役に立っているのかな?(笑)
それにしても、
トミーのプレイ、
および雰囲気は、
竹中先輩(Char)に似てますなぁ…。
↓じつは、その悪夢のパープル日本公演の映像があるのです。
曲はカッコいいけど、トミーの存在感はないなぁ〜(笑)
↓こっちは切ないなぁ…でも制作者の愛情を感じます
★2012/03/25 (Sun)
前回紹介したウォッカ・コリンズですが、
中心人物であるアランと大口は、
元スパイダーズ、
かまやつひろしのバックバンドにいました。
かまやつさんは、
このバンドをたいへん気に入っていたようで、
よくステージに乱入していたばかりか、
再結成後は正式なメンバーになっていました。
かまやつさんは、
音楽を軽やかに、
そしてオシャレにキメることにかけては、
天下一品ですが、
ウォッカ・コリンズは、
そんな彼の琴線に触れるバンドだったんでしょうね。
じつは最近、
私が目標にしているのは、
このかまやつひろしさんです。
いくつになっても、
軽やかに、
そしてオシャレに…、
飄々とした雰囲気は、
まさしく私の目指す、
これからの10年以降のあるべき姿です。
かまやつさんの信念は、
名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
の歌詞に表現し尽くされているので、
以下、
歌詞全文を掲載してみます。
とくに、
3番と4番が要注意です。
---------------------------------------------------------------------
ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
ほらジャン・ギャバンがシネマの中で吸ってるやつさ
よれよれのレインコートの襟を立てて
短くなるまでヤツは吸うのさ
そうさ短くなるまで吸わなけりゃダメだ
短くなるまで吸えば吸うほど
君はサンジェルマン通りの近くを
歩いているだろう
ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
一口吸えば君はパリにひとっ飛び
シャンゼリーゼでマドモアゼルに飛び乗って
そうだよエッフェル塔と背比べ
ちょっとエトワールの方を向いてごらん
ナポレオンが手を振っているぜ
マリー・アントワネットも
シトロエンの馬車の上に立ち上がって
「ワインはいかが?」と招いている
君はたとえそれがどんなに小さなことでも
何かに凝ったり狂ったりした事があるかい
たとえばそれがミック・ジャガーでも
アンティックの時計でも
どこかの安いバーボンのウィスキーでも
そうさ何かに凝らなくてはダメだ
狂ったように凝れば凝るほど
君は一人の人間として
幸せな道を歩いているだろう
君はある時何を観ても何をやっても
何事にも感激しなくなった自分に
気がつくだろう
そうさ君はムダに歳をとり過ぎたのさ
できる事なら一生
赤ん坊でいたかったと思うだろう
そうさすべてのものが珍しく
何を見ても何をやってもうれしいのさ
そんな風な赤ん坊を
君はうらやましく思うだろう
---------------------------------------------------------------------
かまやつさんは1990年代以降、
ヒップホップに興味を持ったようで、
この曲をそれ風にアレンジして、
その系統の海外のミュージシャンを招き、
『Gauloise』というアルバムを発表しました。
これが素晴らしい。(↓当時の映像です…バックバンドは日本人ですが)
かまやつさんは1939年生まれですから、
1990年代には、
もう50歳を超えていたわけですが、
当時流行の音楽に刺激され、
それを取り入れるとは…、
何という柔軟なアタマなんでしょう。
これこそ見習うべき…。
最近もCHARの番組に出演して、
このような、
高校生のような会話をしており、
ますます音楽に対する好奇心盛ん、
といったところです…、
って…、
もう70歳を超えているわけですか?
(↓Charが、そのコード何?と聞いています)
スゴいですね〜。
カツラを使おうが何しようが(笑)
外見を維持して、
気持ちも維持する…、
「こういう人に私はなりたい」
と思う今日この頃です。
中心人物であるアランと大口は、
元スパイダーズ、
かまやつひろしのバックバンドにいました。
かまやつさんは、
このバンドをたいへん気に入っていたようで、
よくステージに乱入していたばかりか、
再結成後は正式なメンバーになっていました。
かまやつさんは、
音楽を軽やかに、
そしてオシャレにキメることにかけては、
天下一品ですが、
ウォッカ・コリンズは、
そんな彼の琴線に触れるバンドだったんでしょうね。
じつは最近、
私が目標にしているのは、
このかまやつひろしさんです。
いくつになっても、
軽やかに、
そしてオシャレに…、
飄々とした雰囲気は、
まさしく私の目指す、
これからの10年以降のあるべき姿です。
かまやつさんの信念は、
名曲「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」
の歌詞に表現し尽くされているので、
以下、
歌詞全文を掲載してみます。
とくに、
3番と4番が要注意です。
---------------------------------------------------------------------
ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
ほらジャン・ギャバンがシネマの中で吸ってるやつさ
よれよれのレインコートの襟を立てて
短くなるまでヤツは吸うのさ
そうさ短くなるまで吸わなけりゃダメだ
短くなるまで吸えば吸うほど
君はサンジェルマン通りの近くを
歩いているだろう
ゴロワーズというタバコを吸ったことがあるかい
一口吸えば君はパリにひとっ飛び
シャンゼリーゼでマドモアゼルに飛び乗って
そうだよエッフェル塔と背比べ
ちょっとエトワールの方を向いてごらん
ナポレオンが手を振っているぜ
マリー・アントワネットも
シトロエンの馬車の上に立ち上がって
「ワインはいかが?」と招いている
君はたとえそれがどんなに小さなことでも
何かに凝ったり狂ったりした事があるかい
たとえばそれがミック・ジャガーでも
アンティックの時計でも
どこかの安いバーボンのウィスキーでも
そうさ何かに凝らなくてはダメだ
狂ったように凝れば凝るほど
君は一人の人間として
幸せな道を歩いているだろう
君はある時何を観ても何をやっても
何事にも感激しなくなった自分に
気がつくだろう
そうさ君はムダに歳をとり過ぎたのさ
できる事なら一生
赤ん坊でいたかったと思うだろう
そうさすべてのものが珍しく
何を見ても何をやってもうれしいのさ
そんな風な赤ん坊を
君はうらやましく思うだろう
---------------------------------------------------------------------
かまやつさんは1990年代以降、
ヒップホップに興味を持ったようで、
この曲をそれ風にアレンジして、
その系統の海外のミュージシャンを招き、
『Gauloise』というアルバムを発表しました。
これが素晴らしい。(↓当時の映像です…バックバンドは日本人ですが)
かまやつさんは1939年生まれですから、
1990年代には、
もう50歳を超えていたわけですが、
当時流行の音楽に刺激され、
それを取り入れるとは…、
何という柔軟なアタマなんでしょう。
これこそ見習うべき…。
最近もCHARの番組に出演して、
このような、
高校生のような会話をしており、
ますます音楽に対する好奇心盛ん、
といったところです…、
って…、
もう70歳を超えているわけですか?
(↓Charが、そのコード何?と聞いています)
スゴいですね〜。
カツラを使おうが何しようが(笑)
外見を維持して、
気持ちも維持する…、
「こういう人に私はなりたい」
と思う今日この頃です。
★2012/03/18 (Sun)
なかなか春がやって来ませんね。
先週の土曜日(3月10日)は、
新宿文化センターへ、
元ハイファイセットの、
山本潤子さんのソロコンサートを観に行きました。
もちろん(?)、
私が観たかったわけではなく、
連れ(♀)にせがまれて付き合ったというのが本当のところですが、
予想以上によかったせいか、
演奏曲目を探していたりします。
喉は不調と言いながら、
透明感のある美しい声は相変わらずで、
もう50を過ぎているのに、
女子大生のような瑞々しい感性で歌い上げます。
芸術的な声…。
リアルタイムでは、
ハードロック命だったせいか(笑)
それほど響かなかった(もしくは認めたくなかった?)タイプの音ですが、
ファンクやソウル、
そして渋谷系と呼ばれるミュージシャンを通過したおかげか…、
今聴くと、
素直に心に届いて来ます。
都会的でいいセンス…。
とくに、
ユーミンの曲は、
この人が歌うと、
格段に完成度が上がります。
後半になって、
徳武弘文さんがゲストで登場し、
見事なテレキャスターさばきを見せつけてくれました。
ストリングスベンダーって使えるかも…。
NHKで「SONGS」が放映されたこともあり、
チケットは完売。
堂々2時間30分のステージでした…。
来年も3月23日にやるそうですが、
今度はチケット入手困難になるかもしれませんなぁ…。
最近はどうも、
適度に力の抜けたヤツがいいようで…、
そんな私が最近ハマっているのが、
VODKA COLLINS(ウォッカ・コリンズ)の
『東京 ニューヨーク』(1973年)です。
これは、
ジョーン・ジェットの「アイ・ラブ・ロックンロール」の作者、
アラン・メリルと、
元テンプターズの大口ヒロシが中心になり、
後にTENSAWを結成するタケがベースを弾いたトリオの作品で、
バンドはこのアルバム完成時にはもう解散していたようです。
バンド名は、キース・リチャーズの好んだカクテルの名前だとか…。
日本のバンドなのですが、
ぜんぜん日本っぽくないので、
驚かされます。
2曲を除いて英詞のためか、
海外のバンドといってもわからないかもしれません。
それほどイケてる音です。
「オートマティック・パイロット」と「ポンティアック・パン」は、
モロにグラムロックというか、
T-REXという感じ。
私がいちばん気に入っているのが「ビリー・マース」で、
これは初期のKISSみたいです。
なんというか、
ちょっと不良っぽい毒があり、
ちょっとケバくて華があり…、
とは言いながら、
軽やかに、
オシャレにキメている、
そんなところが、
今聴いても新鮮なんでしょうね。
残念ながらこのバンド、
このアルバム1枚で消滅してしまったようですが、
1996年に、
アラン、大口、
それにムッシュかまやつ、ルイズルイス加部を加えて再結成。
アルバム3枚を発表し、
ツアーもやったらしいのですが、
2009年に大口が死去し、
またもや活動を停止してしまいました。
美人薄命ならぬ、
名バンド短命というヤツでしょうか、
最後に、
貴重な、
再結成後のツアー、ステージの画像を楽しんでください。
やっぱバンドのルックスは、
重要ですなぁ…アランはカッコいいですね。
先週の土曜日(3月10日)は、
新宿文化センターへ、
元ハイファイセットの、
山本潤子さんのソロコンサートを観に行きました。
もちろん(?)、
私が観たかったわけではなく、
連れ(♀)にせがまれて付き合ったというのが本当のところですが、
予想以上によかったせいか、
演奏曲目を探していたりします。
喉は不調と言いながら、
透明感のある美しい声は相変わらずで、
もう50を過ぎているのに、
女子大生のような瑞々しい感性で歌い上げます。
芸術的な声…。
リアルタイムでは、
ハードロック命だったせいか(笑)
それほど響かなかった(もしくは認めたくなかった?)タイプの音ですが、
ファンクやソウル、
そして渋谷系と呼ばれるミュージシャンを通過したおかげか…、
今聴くと、
素直に心に届いて来ます。
都会的でいいセンス…。
とくに、
ユーミンの曲は、
この人が歌うと、
格段に完成度が上がります。
後半になって、
徳武弘文さんがゲストで登場し、
見事なテレキャスターさばきを見せつけてくれました。
ストリングスベンダーって使えるかも…。
NHKで「SONGS」が放映されたこともあり、
チケットは完売。
堂々2時間30分のステージでした…。
来年も3月23日にやるそうですが、
今度はチケット入手困難になるかもしれませんなぁ…。
最近はどうも、
適度に力の抜けたヤツがいいようで…、
そんな私が最近ハマっているのが、
VODKA COLLINS(ウォッカ・コリンズ)の
『東京 ニューヨーク』(1973年)です。
これは、
ジョーン・ジェットの「アイ・ラブ・ロックンロール」の作者、
アラン・メリルと、
元テンプターズの大口ヒロシが中心になり、
後にTENSAWを結成するタケがベースを弾いたトリオの作品で、
バンドはこのアルバム完成時にはもう解散していたようです。
バンド名は、キース・リチャーズの好んだカクテルの名前だとか…。
日本のバンドなのですが、
ぜんぜん日本っぽくないので、
驚かされます。
2曲を除いて英詞のためか、
海外のバンドといってもわからないかもしれません。
それほどイケてる音です。
「オートマティック・パイロット」と「ポンティアック・パン」は、
モロにグラムロックというか、
T-REXという感じ。
私がいちばん気に入っているのが「ビリー・マース」で、
これは初期のKISSみたいです。
なんというか、
ちょっと不良っぽい毒があり、
ちょっとケバくて華があり…、
とは言いながら、
軽やかに、
オシャレにキメている、
そんなところが、
今聴いても新鮮なんでしょうね。
残念ながらこのバンド、
このアルバム1枚で消滅してしまったようですが、
1996年に、
アラン、大口、
それにムッシュかまやつ、ルイズルイス加部を加えて再結成。
アルバム3枚を発表し、
ツアーもやったらしいのですが、
2009年に大口が死去し、
またもや活動を停止してしまいました。
美人薄命ならぬ、
名バンド短命というヤツでしょうか、
最後に、
貴重な、
再結成後のツアー、ステージの画像を楽しんでください。
やっぱバンドのルックスは、
重要ですなぁ…アランはカッコいいですね。
★2012/02/26 (Sun)
前回、
デコギターの話をしたところ、
もっとよくギターを見せてほしい、
というリクエストをいただきましたので、
まずはこの画像からご覧ください。
これは、
現在の私のメインになっている、
2010年バッカス製のストラトキャスターです。
いわゆる、
60年代フェンダーの完全コピーですが、
本物よりずっといいかもしれません(笑)
これは、
公式には「もう完全コピーは作りません」と宣言したバッカスが、
とつぜん限定で再開した完全コピー・シリーズですが、
いち早くその情報を入手した私は、
わざわざ名古屋のショップからコイツを取り寄せました。
カラーはCHARがPINK CLOUD時代に使っていた、
バーガンディミストで、
トップ・ラッカー仕上げ、
ヘッドもボディと同色の、
いわゆるマッチングヘッド仕様になっています。
このとき製造された中で、
マッチングヘッド仕様は3本しかなかったということで、
同じものは世界中探してもあと2本しかないそうです。
それが…なんと、
10万円でおつりが来るぐらいの価格だったのです(笑)
ネックの感触がサイコーで、
さすがに職人集団、
バッカスと唸らされるものがありました。
これはお買い得でしたね。
音はまだ、
新しいギターなので、
若い女の子のような(?)キンキンと、
角のある音ですが、
おそらく時間が経つにつれて、
枯れたイイ音になってくるでしょう。
ちなみに、
センター&リアのハーフトーンの抜けがよく、
今の段階ではこのポジションがサイコーです。
だから、
アイロンの打痕はショックだったわけですが、
例のデコシールのおかげで…、
エンドピンのあたり、
1カ所だけではなんとなくバランス悪く感じられたので、
もう1カ所追加してみましたが…、
立ち直ることができ、
とっても助かりました。
昔は、
フェンダーのローズ指板が苦手で、
ずっとメイプル一本できていたのですが、
慣れたらこちらの方が弾きやすく感じるようになりました。
というのも…、
バッカスのネックは、
当時のモデルを忠実に再現して、
いわゆるRの少ない(丸みの少ない)、
平らな感じに仕上げられていますが、
バッカスを購入する前にメインだった、
フェンダー(57年モデルのレプリカ)はこのように、
かなりRがつけられています。
メイプルのツルツルした感触に加えて、
このRのおけげで、
左手はかなり力を入れないと、
綺麗に音が出ません。
バッカスはそこまで力を入れる必要がなく、
かなり楽に弾くことができます。
このせいか、
ギターを替えたら、
(寄る年波による…(笑)
演奏後の肩コリがかなり解消されたのです。
年齢とともに、
弾きやすいギターも変わっていく、
ということなんでしょうね。
ちなみに、
このフェンダーにも、
数カ所シールが貼ってありましたが、
傷を隠す目的ではありません(笑)
ボディ裏には、
THE WHOのシールが…、
ちなみにこの位置には、
初代のフェンダーにも、
ストーンズのベロマークが貼られていました。
結局、
愛用のギターには、
何かシールが貼ってあったんですね…、
可愛がっている証拠なのかしら?
ムスタングはこんな感じです。
これは、
1966年モデルのレプリカで、
フェンダーJAPAN製、
1995年に購入しました。
こちらは5万と少々ぐらいで、
かねてからムスタングは欲しかったものの、
USAで20万はないだろう、
そこまでの価値はないよ〜っと思っていたので、
私としては、
この価格は妥当だと思っています。
でも、
価格は安くても、
しっかりムスタングの音がするんですよ。
楽器って、
価格が高いからいい音がするわけでもなく、
安くても大事に使いこんでいれば、
それなりの音になるんですよね。
このムスタングを見ていると、
そんな気になりますね。
さて、
バッカスのストラトは、
3代目のメインギターとして、
どのような音を出していくのでしょうか?
それは、
これからの私次第だと思いますが、
とりあえず…、
頼むぜ、相棒!
デコギターの話をしたところ、
もっとよくギターを見せてほしい、
というリクエストをいただきましたので、
まずはこの画像からご覧ください。
これは、
現在の私のメインになっている、
2010年バッカス製のストラトキャスターです。
いわゆる、
60年代フェンダーの完全コピーですが、
本物よりずっといいかもしれません(笑)
これは、
公式には「もう完全コピーは作りません」と宣言したバッカスが、
とつぜん限定で再開した完全コピー・シリーズですが、
いち早くその情報を入手した私は、
わざわざ名古屋のショップからコイツを取り寄せました。
カラーはCHARがPINK CLOUD時代に使っていた、
バーガンディミストで、
トップ・ラッカー仕上げ、
ヘッドもボディと同色の、
いわゆるマッチングヘッド仕様になっています。
このとき製造された中で、
マッチングヘッド仕様は3本しかなかったということで、
同じものは世界中探してもあと2本しかないそうです。
それが…なんと、
10万円でおつりが来るぐらいの価格だったのです(笑)
ネックの感触がサイコーで、
さすがに職人集団、
バッカスと唸らされるものがありました。
これはお買い得でしたね。
音はまだ、
新しいギターなので、
若い女の子のような(?)キンキンと、
角のある音ですが、
おそらく時間が経つにつれて、
枯れたイイ音になってくるでしょう。
ちなみに、
センター&リアのハーフトーンの抜けがよく、
今の段階ではこのポジションがサイコーです。
だから、
アイロンの打痕はショックだったわけですが、
例のデコシールのおかげで…、
エンドピンのあたり、
1カ所だけではなんとなくバランス悪く感じられたので、
もう1カ所追加してみましたが…、
立ち直ることができ、
とっても助かりました。
昔は、
フェンダーのローズ指板が苦手で、
ずっとメイプル一本できていたのですが、
慣れたらこちらの方が弾きやすく感じるようになりました。
というのも…、
バッカスのネックは、
当時のモデルを忠実に再現して、
いわゆるRの少ない(丸みの少ない)、
平らな感じに仕上げられていますが、
バッカスを購入する前にメインだった、
フェンダー(57年モデルのレプリカ)はこのように、
かなりRがつけられています。
メイプルのツルツルした感触に加えて、
このRのおけげで、
左手はかなり力を入れないと、
綺麗に音が出ません。
バッカスはそこまで力を入れる必要がなく、
かなり楽に弾くことができます。
このせいか、
ギターを替えたら、
(寄る年波による…(笑)
演奏後の肩コリがかなり解消されたのです。
年齢とともに、
弾きやすいギターも変わっていく、
ということなんでしょうね。
ちなみに、
このフェンダーにも、
数カ所シールが貼ってありましたが、
傷を隠す目的ではありません(笑)
ボディ裏には、
THE WHOのシールが…、
ちなみにこの位置には、
初代のフェンダーにも、
ストーンズのベロマークが貼られていました。
結局、
愛用のギターには、
何かシールが貼ってあったんですね…、
可愛がっている証拠なのかしら?
ムスタングはこんな感じです。
これは、
1966年モデルのレプリカで、
フェンダーJAPAN製、
1995年に購入しました。
こちらは5万と少々ぐらいで、
かねてからムスタングは欲しかったものの、
USAで20万はないだろう、
そこまでの価値はないよ〜っと思っていたので、
私としては、
この価格は妥当だと思っています。
でも、
価格は安くても、
しっかりムスタングの音がするんですよ。
楽器って、
価格が高いからいい音がするわけでもなく、
安くても大事に使いこんでいれば、
それなりの音になるんですよね。
このムスタングを見ていると、
そんな気になりますね。
さて、
バッカスのストラトは、
3代目のメインギターとして、
どのような音を出していくのでしょうか?
それは、
これからの私次第だと思いますが、
とりあえず…、
頼むぜ、相棒!