忍者ブログ
「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
  ★ カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
  ★ フリーエリア
  ★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
  ★ 最新記事
(02/16)
(02/15)
(02/13)
(02/06)
(01/30)
  ★ 最新トラックバック
  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
  ★ バーコード
  ★ ブログ内検索
  ★ P R
  ★ カウンター
  ★ お天気情報
[61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70] [71]
★2024/11/24 (Sun)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

★2012/07/29 (Sun)
来週はいよいよ8月に突入ですね。
それにしても暑い…暑過ぎる。
今年の夏は、
“熱い”という漢字の方が、
合っているかもしれません。

こんな暑さの中、
明日からの私は、
広島→博多→名古屋という…、
気の狂うような酷暑の西日本遠征、
3日間のスケジュールをこなさねばならず、
今から少々ゲンナリしているところです。

夏は小学生のように、
40日程度休むがよし、
ですなぁ…。
それこそ毎日ギターを弾いているか…、
いいかげん飽きてプラモデルを作っているか…、
まぁそんなところでしょうが、

高校生の頃からまったく進歩していないような…(笑)

最近、
エレキをアンプに通して弾くたびに、
「やっぱ、ストラトだよなぁ…」
と痛感することが多く、
フルアコだのアコギだのと言って軍資金を貯めてはいるものの、
またストラトを買っちまうんじゃないか?
などと危険な雰囲気を感じています。

考えてみれば、
大学入学と同時にローンを組んで、
フェンダーを手にして以来、
現在3代目になるストラトを手にするまで、
32年間もメインで使っていたわけですから、
もう他のギターは使えない体になっているのでしょう。

この状態で無理に他のギターを買ったところで…
たいして使わずに終わってしまうのではないだろうか?

最近愛用しているバッカスは、
ずっと苦手意識のあったローズ指板ですが、
これも慣れてしまえばどうと言うことなく、
むしろメイプル指板より楽に弾けるので、
こちらの方が気に入っていたりします。

こうなると、
すべてのタイプのストラトがOKになってしまったわけで、
もうこうなったら、
ストラト以外手にするのはやめようかしら…、
極上の1本を探すかなぁ?
などと考えていたら、
フェンダージャパンからこんなヤツが出てました。
セミアコのストラト↓




これ、
トレモロアームが使えるようになっているということは、
フォークギターのブロンズ弦は張れないわけで、
そう考えると、
アコにした意味は半減するわけです。

元々ストラトは、
PUキャビティのところに空間があり、
PUをピックガードにぶら下げるように取り付けるので、
セミアコ的なニュアンスがあり、
そこから考えても、
これはあまり意味がないのではないだろうか?

ん〜、
そう考えると、
B級品の極限みたいに思えてきましたが、
なんとなく気になることは気になる。

どっかで見かけたら、
弾いてみたいけれど、
ひさびさに見る、
無意味なギターかもしれません(笑)

いくらストラト好きでも…、
これはいかないだろうと思うのですが、
さていかがでしょう?
PR
★2012/07/22 (Sun)
JAZZギターに取り組み始めて、
1年半が経とうとしています。

最初は教則本に従い、
とりあえず、
初級編7曲を弾けるようになったところで、
今度は、
著名なギタリストのプレイをコピーしようと思い、

まずは、
もっとも気に入った、
ジム・ホールを2曲、
続いて、
ジョー・パスを2曲、
完全コピーしようと挑んでいるところです。

その独特の音空間とコード感に惹かれ、
ジム・ホールをコピーしてみたところ、
これが意外と難物で…。

この人はあまり弦を移動せずに音を取る、
つまり、
同じ弦を、
上下にフレット移動することでフレーズを作るという…、

たいへんイレギュラーな奏法を得意としていたからです。

その反面、
コードはたいへん楽な押さえ方をしており、
複雑なテンションコードも、
2〜3の音でカバーするなど、
ピート・タウンゼントのようなコードの捉え方をするので、
たいへん勉強になりました。

コードカッティングの部分もかなり多いのですが、
基本、
指で弾いているため、
ピックに慣れた私には、
リズム感を出しずらく、
四苦八苦しております。

でも…、
苦労の甲斐あって、
少しでもあの感じが出ると…、
これは感動モノであります。

で…、
ジム・ホール専門でいこうと思っていたら、
ある人に、
効率的にJAZZギターを上達させようと思ったら、
ジョー・パスをコピーした方がいいですよ、
と言われたため、
今はジョー・パスのコピーに力を入れております。

ジョー・パスはジム・ホールと違って、
基本に忠実!
というか、
運指もスケール練習のようだし、
コードもしっかり、
左手人差し指を伸ばすスタイルなので、
たしかに、
鍛錬にはもってこいだと思います。

ただ…、
これだけ基本に忠実であるにもかかわらず、
めっちゃくちゃ複雑かつ速いフレーズの連続!

はっきり言って、
世界で一番ギターが巧い人だと思います(笑)

人間技ではありませんね…。

さて…、
こうして身につけたJAZZギターの素養を、
どうするつもりかと言えば…、

いつも通り、
自分のモノとして、
オリジナル曲などに抽出したいと、
企んでいるわけです。

もともと、
ニュアンスに富んだコードを使ったり、
あまり歪まなせない音でプレイをしたり、
そんなプレイに傾倒していたわけですから、
行き着く先はJAZZギターしかなかったのでしょうが、
そこは奥深く、
宝の山だったというわけです。

JAZZと、
HIPHOPやRAPに進化したFUNKを、
HARDでHEAVYな音に乗せ、
アヴァンギャルドに展開するのが、
目下のところ、
私の野望でございます(笑)

さてさて…、
どうなることやら。


↓オスカー・ピーターソン(Piano)、ニール・ペデルセン(Bass)とのテクニック合戦。
 全員、暴発すると手に負えない(笑)


★2012/07/17 (Tue)


あーっ、逝っちゃったかーっ。
ついにディープ・パープルも一欠に…。
(ゴメン、トミー。あんたは早過ぎ…)

「逝くものは斯くの如きか、昼夜を舎かず」
とは言うものの、
だんだんロックがクラシックに…、
というか、
過去の遺物になりつつあるようで、
さびしい限りです。

なんとかしたいが、
こればかりはどうにもなりませんなぁ…。
★2012/07/15 (Sun)


いきなりの夏ですね…。

こう暑いと、
何もする気になりません。

ということで、
今回はだららんと、
お休みです…

などと言っていると、
夏いっぱいお休みになりそうなので、
少しはお話しましょうか(笑)

毎年夏になると、
ベンチャーズだの、
レゲエだの、
ボサノヴァだのと…、
やたら涼しげな音楽ばかり聴いておりますが、
どうやら今年は、
想定外の、
レッド・ツェッペリン!
になりそうです。

というのも、
8月7日に、
ツェッペリンの全アイテムが、
SHM-CD紙ジャケ仕様で再発売されるから、
でありました。

ツェッペリンについては、
いきなりBOXセットが出てしまったおかげで、
いまだに、
紙ジャケはおろか、
オリジナルアルバムのCDを1枚も持っておりません。

とはいえ…、

どうも、
BOXセットのベスト盤というのは、
便利でお買い得なので、
最初は重宝するものの、
時間が経つにつれて、
「やっぱ、オリジナルの曲順で聴きたいな…」
という思いが強くなり、
結局は聴かなくなってしまうものです。

その上、
ツェッペリンBOXセット4枚組の方には、
「グッドタイムズ・バッドタイムズ」が収録されておらず、
消化不良の状態が続いていました。

やっぱ、
1発目は「ジョンジョンッ」「ティララティララ」と、
決めなくちゃ(笑)

ということで、
何度か、
紙ジャケが出るたびにチャンスをうかがっていたのですが、
タイミングが合わず、
今回に至るというわけです。

だららん、
なんて言ったけど、
ツェッペリンを聴き始めたら、
スイッチ入っちゃって、
夏の後半には、
熱い男になってしまうのではないでしょうか?

とりあえず…、
スタートは8月7日…、
まずは、
ファーストからサードまで、
一気に行くのでありました…。

今年の夏は要注意(笑)


★2012/07/08 (Sun)
ギターを選ぶ際に、
大量生産ではなく、
しかも日本国内生産にこだわり、
BACCHUSに到達してから、
早いもので10年…。

今では、
私のギターコレクションに、
3本を数えるに至りました。

最近では、
BACCHUSもいいけれど、
SWORDはケタ違いによい…、
同じ価格で、
もう1ランク上の製品に出会えるよ、
などとプロからアドバイスを受け、
ますます、
その道にのめり込んでおります。

そんな折、
「世界のルシアー探訪
マスター・ビルダー達が創り出す
華麗なるギター&ベースの世界へ」
という本を手に入れ、
素晴らしい作品の数々に感動していたら…、

いた、
いた…、
日本人でありながら、
アメリカで成功したルシアーが…、

その名は、
坂下拓、
Taku Sakashta Guitarsのブランドで、
ギターを発表している、
素晴らしい日本の職人がいました。

まずは、
このギター。



美しい…美し過ぎる。

フルアコのサイドに丸みをつけたことで、
芸術品のようなギターになっています。

オーソドックスなフルアコはもちろん、



サウンドホールの形など、
従来のものにとらわれることなく、
このような、
近未来的なデザインのフルアコも作り、



フルアコだけでなく、
完全なソリッドも作っている、
柔軟さ…。



インタビューを読むと…、

自分は何でも作るので「ギター屋」で結構、
ルシアーなどと呼ばれる者ではありません。

楽器のデザインは、
必要性や機能性から発想すべきで、
エレクトリックで鳴らす以上は、
アンプ等の周辺機材との相性を考えなければ、
いい楽器は作れない。

自分の作品をどんどんコピーしてほしい。
そうなることで、
どんどん私は本物になっていくのです。

などなど…、

果ては、
環境問題や福祉のことにまで触れ…、

おおっ、
何という偉大な職人がいたのだ…。
大枚はたいて高級品を買うなら、
こういう人のギターを選ぶべきだ。

そうは言っても…、
100万円を下るようなギターは流通していないだろうなぁ…、
などと思いはしたものの、
あの丸みを帯びたフルアコが忘れられず、
ネットを検索してみたら…、

なんと…、

坂下拓さんはすでに、
この世の人ではありませんでした。

2010年2月17日、
金品目当ての強盗に殺害され、
他殺体で発見されたそうです。
享年46歳…。
私とほぼ同年代であります。

このような素晴らしい魂の方は、
早死にしてしまうんですね…。

それにしても惨い最期で、
本当に胸が痛みます。

出会いと同時に別れを体験したようで、
ちょっとショックです。

この状況だと、
この方の作品は、
まず市場に現われて来ないでしょうし、
出たとしても、
ものスゴく高価で取引されるでしょう。

一度手にして、
制作者の思いに触れたい…、
そんな気持ちになっただけに、
たいへん残念です。

ただ…今回、
そんなやりとりの中、
自分のギターの好みを、
再認識することはできました。

優美な曲線を描いていて、
ヴィンテージではなく、
新しい機能を持っていること…、

そして…、
できれば、
Made in JAPANであること。
私の我が国に対するコダワリは、
年齢と共に一層強くなってきたようです。
(ヤバいかな?(笑)



坂下さん
もう何年も経過してしまっていますが、
ご冥福をお祈りいたします。
忍者ブログ★ [PR]

★ ILLUSTRATION BY nyao