「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/03/03 (Sun)
なぜか最近、
スティーヴィー・レイ・ヴォーン
でっす(笑)
今年の初めに、
コンディション・グリーン
(70年代沖縄ロック!よいですね…そのうち語ろうっと)
の紙ジャケ再発盤を購入して、
ひさびさに聴いたのですが、
ギタリストのシンキのプレイが素晴らしくて、
あらためて感動したわけです。
ジミヘンぽい音でストラトを鳴らさせたら、
コイツは絶品だなぁ…
別の売り出し方をしていたら、
スーパースターになっていたかもしれないのに…
と、
その才能を惜しんでいたところ、
そーいえば、
これとそっくりなギターの音って…
スティーヴィー・レイ・ヴォーン、
じゃないかい?
たまたま、
ギターマガジンの特集にお目にかかり、
たまたま、
『テキサス・フラッド』30周年記念盤、
発売のタイミングに当たり…
これは、
故人に呼ばれた感じですなぁ(笑)
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが、
私のところに下りてきたーっ(んなわけないだろ?(笑)
冗談はさておき、
2年越しに取り組んできたジャズが一段落したら、
なんだか、
ブルースにもう一度取り組みたくなっていたことは確かで…
なぜか。
ボサノヴァやフラメンコではなく、
ブルースだったんですね…
それも例によって、
コテコテのブラックではなく、
ホワイトブルースのいいヤツはないかな?
と探していたところだったので、
必然的に到達したポイントであったかもしれません。
ジャズと通った今、
ブルースを弾くとどうなるのだろうか?
最近の私は、
セミアコなどを使って、
マイルドな音を出そうとしていますが、
やはり、
長年の相棒だったストラト・サウンドは忘れがたく、
そちらはそちらでキワメタイのです。
目指すべき、
ストラト・サウンドといえば、
まずは、
デイヴ・ギルモアやウルリッヒ・ロスのように、
ファズユニットにより、
クリアなトーンと、
うまく使い分けをするタイプが思い浮かびますが、
これは、
まぁ…そこそこ出来るようになりました。
もう一方が、
前述のシンキやスティーヴィー・レイ・ヴォーンのような、
ジミヘン・フォロワー…
いわゆるフロントPUを、
ちょい歪ませて弾きまくるタイプなのですが…
こちらは、
なかなかうまく出来ません。
ストラトのフロントPUをうまく鳴らすには、
あまり歪まないオーバードライヴ(TS-9とかOD808のような…)を使って、
アンプで自然に歪ませるのがよいわけですが…
これがじつに難しい。
フロントPUの特性で、
あまり歪ませると、
音抜けが悪くなってしまい、
モコモコした音になってしまいます。
かといって、
歪みを弱くすると、
ペケペケした、
腰のない音になってしまいます。
この微妙なバランスの上で、
よい音を出そうとするならば、
ズバリ、
アンプに頼るしかないのです。
つまり…
いい感じに歪んでくれる、
信頼できるチューブアンプが必要になります。
スティーヴィー・レイ・ヴォーンは、
古いフェンダーのアンプを愛用していて、
歪みが売りのマーシャルを、
逆に、
クリーントーンで使用していた、
という話があります。
いい感じで歪むヤツを持っていたんですね…
マーシャルいらねーってさ(笑)
私は以前、
ミュージックマンのアンプが、
意外といい感じに歪んでくれて…
たぶん、
あれを使っていたら、
スティーヴィー・レイ・ヴォーンみたいな音を出せたのではないだろうか、
と思います。
いろいろあって、
入手できなかったんだよねー。
ここで、
ふたたび、
あの音にチャレンジするのも一興ですが、
行く先々でアンプが変わる…
しかも、
JC120が中心の、
今の環境で、
それができるかどうかは、
あまり自信のないところです。
が…
ひそかに、
その気になってきた自分が、
少々笑えます。
などと言っていたら、
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが世に出るきっかけになった、
デヴィッド・ボウイー(Let's Dance!)の新作も出るとか…
たしかに、
呼ばれている感はありますなぁ…(笑)
今年の年末に、
ストラトのフロントPUを
キュンキュン鳴らして、
弾きまくっている私を見かけたら、
どうか笑ってやってください。
↓イカしているよねーっ
スティーヴィー・レイ・ヴォーン
でっす(笑)
今年の初めに、
コンディション・グリーン
(70年代沖縄ロック!よいですね…そのうち語ろうっと)
の紙ジャケ再発盤を購入して、
ひさびさに聴いたのですが、
ギタリストのシンキのプレイが素晴らしくて、
あらためて感動したわけです。
ジミヘンぽい音でストラトを鳴らさせたら、
コイツは絶品だなぁ…
別の売り出し方をしていたら、
スーパースターになっていたかもしれないのに…
と、
その才能を惜しんでいたところ、
そーいえば、
これとそっくりなギターの音って…
スティーヴィー・レイ・ヴォーン、
じゃないかい?
たまたま、
ギターマガジンの特集にお目にかかり、
たまたま、
『テキサス・フラッド』30周年記念盤、
発売のタイミングに当たり…
これは、
故人に呼ばれた感じですなぁ(笑)
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが、
私のところに下りてきたーっ(んなわけないだろ?(笑)
冗談はさておき、
2年越しに取り組んできたジャズが一段落したら、
なんだか、
ブルースにもう一度取り組みたくなっていたことは確かで…
なぜか。
ボサノヴァやフラメンコではなく、
ブルースだったんですね…
それも例によって、
コテコテのブラックではなく、
ホワイトブルースのいいヤツはないかな?
と探していたところだったので、
必然的に到達したポイントであったかもしれません。
ジャズと通った今、
ブルースを弾くとどうなるのだろうか?
最近の私は、
セミアコなどを使って、
マイルドな音を出そうとしていますが、
やはり、
長年の相棒だったストラト・サウンドは忘れがたく、
そちらはそちらでキワメタイのです。
目指すべき、
ストラト・サウンドといえば、
まずは、
デイヴ・ギルモアやウルリッヒ・ロスのように、
ファズユニットにより、
クリアなトーンと、
うまく使い分けをするタイプが思い浮かびますが、
これは、
まぁ…そこそこ出来るようになりました。
もう一方が、
前述のシンキやスティーヴィー・レイ・ヴォーンのような、
ジミヘン・フォロワー…
いわゆるフロントPUを、
ちょい歪ませて弾きまくるタイプなのですが…
こちらは、
なかなかうまく出来ません。
ストラトのフロントPUをうまく鳴らすには、
あまり歪まないオーバードライヴ(TS-9とかOD808のような…)を使って、
アンプで自然に歪ませるのがよいわけですが…
これがじつに難しい。
フロントPUの特性で、
あまり歪ませると、
音抜けが悪くなってしまい、
モコモコした音になってしまいます。
かといって、
歪みを弱くすると、
ペケペケした、
腰のない音になってしまいます。
この微妙なバランスの上で、
よい音を出そうとするならば、
ズバリ、
アンプに頼るしかないのです。
つまり…
いい感じに歪んでくれる、
信頼できるチューブアンプが必要になります。
スティーヴィー・レイ・ヴォーンは、
古いフェンダーのアンプを愛用していて、
歪みが売りのマーシャルを、
逆に、
クリーントーンで使用していた、
という話があります。
いい感じで歪むヤツを持っていたんですね…
マーシャルいらねーってさ(笑)
私は以前、
ミュージックマンのアンプが、
意外といい感じに歪んでくれて…
たぶん、
あれを使っていたら、
スティーヴィー・レイ・ヴォーンみたいな音を出せたのではないだろうか、
と思います。
いろいろあって、
入手できなかったんだよねー。
ここで、
ふたたび、
あの音にチャレンジするのも一興ですが、
行く先々でアンプが変わる…
しかも、
JC120が中心の、
今の環境で、
それができるかどうかは、
あまり自信のないところです。
が…
ひそかに、
その気になってきた自分が、
少々笑えます。
などと言っていたら、
スティーヴィー・レイ・ヴォーンが世に出るきっかけになった、
デヴィッド・ボウイー(Let's Dance!)の新作も出るとか…
たしかに、
呼ばれている感はありますなぁ…(笑)
今年の年末に、
ストラトのフロントPUを
キュンキュン鳴らして、
弾きまくっている私を見かけたら、
どうか笑ってやってください。
↓イカしているよねーっ
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★2013/02/17 (Sun)
バレンタイン・デーだ、
誕生日だ…と浮かれていた先週ですが、
イベントの締めくくりとして、
中学の同窓会が、
16日(土)に開催されました。
イベント3連発…ですかね?
今回は、
学年全体で企画された同窓会だったので、
規模の大きいものでした。
卒業から35年…
いつのまに、
そんな歳月が流れていたのだろうか?
例によって、
話かけられても誰だか思い出せない人、
顔を見た瞬間に誰だかわかる人、
太った人、
オツムがさびしくなった人…
断片的な記憶が、
同時多発的にフラッシュバックする中…
またもや、
すっかり忘れていたことをいくつか、
思い出させられることになりました。
まず…
アンタ、
フォークソング嫌いだったよねー。
フォークやってる人たちを、
名指しでケナしてたもんねー(by 某女子)
うーっ、
おっしゃる通りですが…
これは、
高校時代にははっきり覚えているのですが、
すでに中学時代に口走っていたとは…
で…
今でも嫌いです(笑)
三つ子の魂百まで、
私の生涯の天敵、
フォークソングかな。
つぎ…
卒業のときに、
ワタシにサインくれたの覚えてる?
10年ぐらい経ったら値打ちが出るから、
とっとけって、
言ったんだよー。
…
こっこれは…
覚えていなかった。
こんなことを言ってしまったんだ。
若気の至りとは言え、
なんたることだ(笑)
そうそう、
そうなんですよ。
長いこと、
いや…今でも、
サインして、
と言われるとスラスラ書く、
あの、
ローマ字筆記体のサインは、
じつは、
中学時代に考案していたものだったのです。
ミュージックライフを見ながら、
海外のミュージシャンのサインを研究して、
どーだ、
これカッコいいだろう?
とばかりに打ち出した、
究極のサイン…(笑)
渡したのは、
隣に座っていた女子だったのですが、
彼女は、
私がかなり上から目線だったらしいけど(笑)
ミョーな迫力を感じたらしく、
しばらく取っておいたそうです。
で…音楽関係のお仕事についているの?
いや…フツーのオジさんになっています(笑)
ついでに、
ジェフ・ベックとキッスが好きだったよね、
とも言われましたが、
これも記憶にありませんでした。
「俺の人生を変えたアルバム」では、
ジェフ・ベックに興味を持ったのは、
もっと後のように書いていましたが、
どうやら、
もう少し早い時期から、
そうだったみたいですね。
しかし、
たぶん…
当時の興味は、
音楽性よりも、
ルックスだったことは、
間違いないと思います。
あんなお兄さんになりたいなーなんて、
思っていたんでしょうね。
それにしても、
高校の同窓会に行っても、
中学の同窓会に行っても、
私の話題は、
ロックとギターのことばかり…(笑)
初志貫徹もここまで来ればたいしたもの?
いや、
そんなにロックとギターが好きなんだなぁ…
きっと女子よりもーっ(笑)
↓60過ぎても、こうでなくっちゃね
誕生日だ…と浮かれていた先週ですが、
イベントの締めくくりとして、
中学の同窓会が、
16日(土)に開催されました。
イベント3連発…ですかね?
今回は、
学年全体で企画された同窓会だったので、
規模の大きいものでした。
卒業から35年…
いつのまに、
そんな歳月が流れていたのだろうか?
例によって、
話かけられても誰だか思い出せない人、
顔を見た瞬間に誰だかわかる人、
太った人、
オツムがさびしくなった人…
断片的な記憶が、
同時多発的にフラッシュバックする中…
またもや、
すっかり忘れていたことをいくつか、
思い出させられることになりました。
まず…
アンタ、
フォークソング嫌いだったよねー。
フォークやってる人たちを、
名指しでケナしてたもんねー(by 某女子)
うーっ、
おっしゃる通りですが…
これは、
高校時代にははっきり覚えているのですが、
すでに中学時代に口走っていたとは…
で…
今でも嫌いです(笑)
三つ子の魂百まで、
私の生涯の天敵、
フォークソングかな。
つぎ…
卒業のときに、
ワタシにサインくれたの覚えてる?
10年ぐらい経ったら値打ちが出るから、
とっとけって、
言ったんだよー。
…
こっこれは…
覚えていなかった。
こんなことを言ってしまったんだ。
若気の至りとは言え、
なんたることだ(笑)
そうそう、
そうなんですよ。
長いこと、
いや…今でも、
サインして、
と言われるとスラスラ書く、
あの、
ローマ字筆記体のサインは、
じつは、
中学時代に考案していたものだったのです。
ミュージックライフを見ながら、
海外のミュージシャンのサインを研究して、
どーだ、
これカッコいいだろう?
とばかりに打ち出した、
究極のサイン…(笑)
渡したのは、
隣に座っていた女子だったのですが、
彼女は、
私がかなり上から目線だったらしいけど(笑)
ミョーな迫力を感じたらしく、
しばらく取っておいたそうです。
で…音楽関係のお仕事についているの?
いや…フツーのオジさんになっています(笑)
ついでに、
ジェフ・ベックとキッスが好きだったよね、
とも言われましたが、
これも記憶にありませんでした。
「俺の人生を変えたアルバム」では、
ジェフ・ベックに興味を持ったのは、
もっと後のように書いていましたが、
どうやら、
もう少し早い時期から、
そうだったみたいですね。
しかし、
たぶん…
当時の興味は、
音楽性よりも、
ルックスだったことは、
間違いないと思います。
あんなお兄さんになりたいなーなんて、
思っていたんでしょうね。
それにしても、
高校の同窓会に行っても、
中学の同窓会に行っても、
私の話題は、
ロックとギターのことばかり…(笑)
初志貫徹もここまで来ればたいしたもの?
いや、
そんなにロックとギターが好きなんだなぁ…
きっと女子よりもーっ(笑)
↓60過ぎても、こうでなくっちゃね
★2013/02/10 (Sun)
ホームページを整理しようと思い、
ひさしぶりに管理画面を開いたら、
以前使っていた
「かんたん管理ページ」という機能がなくなっていて…(笑)
更新のやり方を変えなければならなくなりました。
またか…
やはり、
タダで、
しかもHTMLタグを使わない、
などという、
横着極まりないやり方は、
許されないのであろうか…(笑)
これを機会に、
ページをリニューアルしようと思ったのですが、
少し、
時間がかかりそうな状況です。
さて、
昨年の忘年会ライブで、
珍しく、
サンバーストのレスポール(それも、上級ラインアップのもの)を弾き、
「似合いますね〜」と言われて以来、
すっかりその気になっている私ですが、
じつは、
サンバーストのレスポールって、
けっこう好きだったりします。
いままで、
なぜか手にする機会がなかったというか、
昔は“平凡”な感じがして、
意識的に遠ざけていたような気がしなくもない…かな?(笑)
いずれにしても、
半世紀も生きていながら、
自分のギターとして持ったことは一度もありません。
私が好きな、
サンバーストのレスポールの使い手は、
まず、
ベタなところですが、
ジミー・ペイジ…。
ただ、
あの音は、
なかなか再現できません。
最近では、
ペイジの愛器は、
かなり改造されていたことが知られるようになりましたが、
昔はそんなことはわかりません。
レスポールをマーシャルにつなげて、
あーだこーだと悪戦苦闘するけれど、
あの音は出ない…
そんな経験をした人は、
けっこういるのではないでしょうか?
ベタなペイジ以外だと、
ポール・コゾフ(フリー)
ピーター・グリーン
エース・フレイリー(キッス)
どうやら、
繊細なトーンのタイプが好きなようです。
レスポールはパワーがあるので、
ギターのパワーに振り回されやすいというか、
豪快な音になりがちで、
それが往々にして、
粗雑な印象に感じられます。
それがイヤなんでしょうね。
前述の3人は、
とても繊細なハンドビブラートが持ち味なので、
粗雑な印象はまったくありません。
レスポールのパワーをうまくコントロールしているので、
イイ感じなんです。
ポール・コゾフは、
フリーの初期3枚がどれも素晴らしいのですが、
ギタープレイに注目するなら、
私は、
ファーストアルバム『トンズ・オブ・ソブズ』が好きです。
ブルースをベースにしたオリジナルが並ぶ、
かなりシンプルな作りの作品ですが、
隙間だらけのドラム、
モコモコしたベース…
いわゆるフリー・サウンドは、
すでにこの段階で確立されています。
ロジャースの若々しくエネルギッシュな熱唱の傍らで、
これまた、
瑞々しい感性をレスポールに託したコゾフのプレイ…
今聴いても新鮮ですね。
このときコゾフは、
まだ20歳になっていなかったという…
うーん、
おそるべき、
早熟の天才ですね。
ピーター・グリーンは、
クラプトンの後任で、
ブルース・ブレイカーズに参加したわけですが、
豪快なクラプトンに対し、
繊細なグリーン…
少し精神的に不安定な面があったようで、
(これはポール・コゾフにも言えることですが)
それがプレイに反映されていたのかもしれません。
グリーンはその後、
フリートウッド・マックに参加するわけですが、
私は、
ソロになってからの作品…
とくに『虚空のギター(In The Skies)』
が好きです。
この作品では、
お得意の
「ブラック・マジック・ウーマン」調のマイナーブルースから、
ファンキーなインストまで披露しており、
カッティングからリードまで、
繊細なレスポールさばきを堪能できます。
キッスは、
豪快なライブバンドのイメージがありますが、
エース・フレーリーのギターは繊細そのもの、
じつに細かく計算されたプレイだと思います。
この人の特徴は、
「ギュイーン」という、
独特のトーン…
エレキギターの、
究極のカッコいい音とでも言いましょうか…
これに尽きますね。
このトーンに、
ポール・コゾフ直系の、
繊細なハンド・ビブラートがかかるので、
もうたまりません…
そう言えば、
よく聴くと、
ポール・コゾフのプレイに似ているかも…。
エースは、
自身がヴォーカルをとる曲…
「ショック・ミー」「ロケット・ライド」などで、
かなり弾きまくる以外は、
わりと、
キャッチーなフレーズをコンパクトにまとめるので、
ギターに注目するならば、
この2曲を聴くとよいでしょう。
さて、
こうして、
好きなギタリストのプレイを聴いていると、
本当にサンバーストのレスポールが欲しくなってきますが…
ゴダン買ったばかりだしなぁ…(笑)
アレも形状としてはレスポール系だし、
しばらくはガマンするしかありませんね〜。
ひさしぶりに管理画面を開いたら、
以前使っていた
「かんたん管理ページ」という機能がなくなっていて…(笑)
更新のやり方を変えなければならなくなりました。
またか…
やはり、
タダで、
しかもHTMLタグを使わない、
などという、
横着極まりないやり方は、
許されないのであろうか…(笑)
これを機会に、
ページをリニューアルしようと思ったのですが、
少し、
時間がかかりそうな状況です。
さて、
昨年の忘年会ライブで、
珍しく、
サンバーストのレスポール(それも、上級ラインアップのもの)を弾き、
「似合いますね〜」と言われて以来、
すっかりその気になっている私ですが、
じつは、
サンバーストのレスポールって、
けっこう好きだったりします。
いままで、
なぜか手にする機会がなかったというか、
昔は“平凡”な感じがして、
意識的に遠ざけていたような気がしなくもない…かな?(笑)
いずれにしても、
半世紀も生きていながら、
自分のギターとして持ったことは一度もありません。
私が好きな、
サンバーストのレスポールの使い手は、
まず、
ベタなところですが、
ジミー・ペイジ…。
ただ、
あの音は、
なかなか再現できません。
最近では、
ペイジの愛器は、
かなり改造されていたことが知られるようになりましたが、
昔はそんなことはわかりません。
レスポールをマーシャルにつなげて、
あーだこーだと悪戦苦闘するけれど、
あの音は出ない…
そんな経験をした人は、
けっこういるのではないでしょうか?
ベタなペイジ以外だと、
ポール・コゾフ(フリー)
ピーター・グリーン
エース・フレイリー(キッス)
どうやら、
繊細なトーンのタイプが好きなようです。
レスポールはパワーがあるので、
ギターのパワーに振り回されやすいというか、
豪快な音になりがちで、
それが往々にして、
粗雑な印象に感じられます。
それがイヤなんでしょうね。
前述の3人は、
とても繊細なハンドビブラートが持ち味なので、
粗雑な印象はまったくありません。
レスポールのパワーをうまくコントロールしているので、
イイ感じなんです。
ポール・コゾフは、
フリーの初期3枚がどれも素晴らしいのですが、
ギタープレイに注目するなら、
私は、
ファーストアルバム『トンズ・オブ・ソブズ』が好きです。
ブルースをベースにしたオリジナルが並ぶ、
かなりシンプルな作りの作品ですが、
隙間だらけのドラム、
モコモコしたベース…
いわゆるフリー・サウンドは、
すでにこの段階で確立されています。
ロジャースの若々しくエネルギッシュな熱唱の傍らで、
これまた、
瑞々しい感性をレスポールに託したコゾフのプレイ…
今聴いても新鮮ですね。
このときコゾフは、
まだ20歳になっていなかったという…
うーん、
おそるべき、
早熟の天才ですね。
ピーター・グリーンは、
クラプトンの後任で、
ブルース・ブレイカーズに参加したわけですが、
豪快なクラプトンに対し、
繊細なグリーン…
少し精神的に不安定な面があったようで、
(これはポール・コゾフにも言えることですが)
それがプレイに反映されていたのかもしれません。
グリーンはその後、
フリートウッド・マックに参加するわけですが、
私は、
ソロになってからの作品…
とくに『虚空のギター(In The Skies)』
が好きです。
この作品では、
お得意の
「ブラック・マジック・ウーマン」調のマイナーブルースから、
ファンキーなインストまで披露しており、
カッティングからリードまで、
繊細なレスポールさばきを堪能できます。
キッスは、
豪快なライブバンドのイメージがありますが、
エース・フレーリーのギターは繊細そのもの、
じつに細かく計算されたプレイだと思います。
この人の特徴は、
「ギュイーン」という、
独特のトーン…
エレキギターの、
究極のカッコいい音とでも言いましょうか…
これに尽きますね。
このトーンに、
ポール・コゾフ直系の、
繊細なハンド・ビブラートがかかるので、
もうたまりません…
そう言えば、
よく聴くと、
ポール・コゾフのプレイに似ているかも…。
エースは、
自身がヴォーカルをとる曲…
「ショック・ミー」「ロケット・ライド」などで、
かなり弾きまくる以外は、
わりと、
キャッチーなフレーズをコンパクトにまとめるので、
ギターに注目するならば、
この2曲を聴くとよいでしょう。
さて、
こうして、
好きなギタリストのプレイを聴いていると、
本当にサンバーストのレスポールが欲しくなってきますが…
ゴダン買ったばかりだしなぁ…(笑)
アレも形状としてはレスポール系だし、
しばらくはガマンするしかありませんね〜。
★2013/02/03 (Sun)
私は以前より、
LED ZEPPELINのフォロワーを発掘するのが好きで、
古くは、
ディティクティヴやカナダのモキシー、
リヴィング・カラー、
ここ数年ではゼム・クルックド・ヴァルチャーズなどに出会い、
そのたびに興奮していたわけですが(笑)
最近、
超強力な新人を見つけてしまいました。
その名を、
ライヴァル・サンズ(Rival Sons)
2011年に、
ワールドワイドデビュー作『Pressure & Time』で大きな話題を集めた、
L.A.出身の4人組。
まだデビューしたばかりの若いバンドです。
とにかく、
昨年末に発表された、
『Head Down』という作品を聴いてください。
これをZEPと言わずして、
何がZEPだというくらい、
強力な音です。
どこがZEPに似ているって、
まずは、
ZEPフォロワーズの絶対条件…
ドラムです。
コイツは、
スネアやベードラの音はもちろん、
リズムのとり方がボンゾそのもの。
『Head Down』は録音技術が素晴らしくて、
スネアやベードラの皮の振動や、
ペダルの金属音まで聴こえてくる感じなので、
よりいっそう、
その迫力ある音を堪能することができます。
ボンゾの生まれ変わりではないか?
と思えるほど…
ミョーな凄みと説得力を感じます。
それから、
ヴォーカル。
コイツもプラントに似ていますねーっ。
歌い方だけでなく、
立ち振る舞いやルックスも似ていると思います。
イケてるなぁ。
この2人のおかげで、
ZEP度が高い…
正直なところ、
ギターとベースはそれほど似ていません。
(そういえば、ギターが似ている前例はないですね…)
アルバムには、
ヘヴィな曲だけでなく、
アコースティックのバラードなども収録されており、
インド音楽こそ登場しないものの、
豊かな音楽性を感じさせてくれます。
そして…
とにかく若い。
まだ20代のようなので、
これからの成長が楽しみです。
どんなバンドになるのかな…コイツらは?
あんまり感激したので、
文章がまとまりませーんっ
↓問答無用だぜーっ!(笑)
LED ZEPPELINのフォロワーを発掘するのが好きで、
古くは、
ディティクティヴやカナダのモキシー、
リヴィング・カラー、
ここ数年ではゼム・クルックド・ヴァルチャーズなどに出会い、
そのたびに興奮していたわけですが(笑)
最近、
超強力な新人を見つけてしまいました。
その名を、
ライヴァル・サンズ(Rival Sons)
2011年に、
ワールドワイドデビュー作『Pressure & Time』で大きな話題を集めた、
L.A.出身の4人組。
まだデビューしたばかりの若いバンドです。
とにかく、
昨年末に発表された、
『Head Down』という作品を聴いてください。
これをZEPと言わずして、
何がZEPだというくらい、
強力な音です。
どこがZEPに似ているって、
まずは、
ZEPフォロワーズの絶対条件…
ドラムです。
コイツは、
スネアやベードラの音はもちろん、
リズムのとり方がボンゾそのもの。
『Head Down』は録音技術が素晴らしくて、
スネアやベードラの皮の振動や、
ペダルの金属音まで聴こえてくる感じなので、
よりいっそう、
その迫力ある音を堪能することができます。
ボンゾの生まれ変わりではないか?
と思えるほど…
ミョーな凄みと説得力を感じます。
それから、
ヴォーカル。
コイツもプラントに似ていますねーっ。
歌い方だけでなく、
立ち振る舞いやルックスも似ていると思います。
イケてるなぁ。
この2人のおかげで、
ZEP度が高い…
正直なところ、
ギターとベースはそれほど似ていません。
(そういえば、ギターが似ている前例はないですね…)
アルバムには、
ヘヴィな曲だけでなく、
アコースティックのバラードなども収録されており、
インド音楽こそ登場しないものの、
豊かな音楽性を感じさせてくれます。
そして…
とにかく若い。
まだ20代のようなので、
これからの成長が楽しみです。
どんなバンドになるのかな…コイツらは?
あんまり感激したので、
文章がまとまりませーんっ
↓問答無用だぜーっ!(笑)
★2013/01/20 (Sun)
ここ数年、
バンド活動に関しては、
諸般の事情により、
やや停滞しておりました。
毎年、
夏頃まではほとんど活動せず、
12月の「吉祥寺 曼荼羅2」が近づき、
あわてて練習を始める、
というパターン…。
そのためか、
ゾンザイな印象のステージを繰り返し、
ステージが終わると、
反省することしきりでした。
今年こそはそうならないようにと、
あれこれ考えたあげく、
昨日のスタジオでそれを試してみました。
何を試したのかと言えば、
原点回帰…
手詰まりになったときこそ、
スタート地点に戻ってみよう、
ということです。
ちなみに、
我々の原点とは、
“グラムロック”…
かつて私は、
『web-magazine GYAN GYAN』の
「たたかふ、ちうねんろっかぁ」のコーナーで、
我がバンド、
LOOSE CONNECTIONの復活に際して、
こんなことを書き残しています。
-----------------------------------------------------------------------------
そして、
メンバー全員がそれ(注:バンドの基本コンセプト)を意識し始めたのは、
練習を始めてから半年近くが経過した、
2002年の9月頃のことである。
うまい表現が見当たらなかったので、
俺達はそれをとりあえず“グラムロック”と呼んだ。
しかしそれは、
70年代の“グラムロック”をリメイクすることではなかった。
あらゆる音楽の要素を取り込みながらも、
あくまでもヴォーカル中心のポップな音作りをすること。
そして、
ロック特有のきらびやかさを忘れないこと。
そんな気持ちをこめて、
俺達は“グラムロック”という単語を使ったのである。
-----------------------------------------------------------------------------
私も最近ではJAZZばかりを聴いていて、
すっかりこのことを忘れていたようでありますが…
そうでした…
これが、
LOOSE CONNECTIONの基本コンセプトだったのです。
2005年頃には、
こんなキャッチコピーも使っていました。
「ROXY MUSIC + LED ZEPPELIN ÷ 2 = LOOSE CONNECTION」
昨日は、
一度でも演奏したことのある、
カバー曲を中心に、
それこそ、
これでもかとやってみたわけですが…
サイケな後期ビートルズ、
おなじくサイケな時期のストーンズ、
デヴィッド・ボウイー、
T・レックス、
ドアーズ…
世間一般でいう“グラムロック”と、
ほぼ同じような選曲になっていますが、
メンバーもみんな、
このコンセプトは忘れていなかったようで、
たいへんよいカンフル剤になりました。
最近はとくに、
内省的なオリジナル曲を演奏することが多かったので、
ひさびさに、
演奏を楽しむという感覚も味わうことができました。
今春は、
そのデヴィッド・ボウイーが、
10年ぶりに新作を発表することもあり、
また“グラムロック”が話題になるかもしれません。
そんな年に、
4人合わせて 200歳に近づいてきた、
LOOSE CONNECTIONが、
派手に再浮上するのでは?などと思える、
確かな手応えを感じてしまいました。
年々派手になるって、どう?(笑)
バンド活動に関しては、
諸般の事情により、
やや停滞しておりました。
毎年、
夏頃まではほとんど活動せず、
12月の「吉祥寺 曼荼羅2」が近づき、
あわてて練習を始める、
というパターン…。
そのためか、
ゾンザイな印象のステージを繰り返し、
ステージが終わると、
反省することしきりでした。
今年こそはそうならないようにと、
あれこれ考えたあげく、
昨日のスタジオでそれを試してみました。
何を試したのかと言えば、
原点回帰…
手詰まりになったときこそ、
スタート地点に戻ってみよう、
ということです。
ちなみに、
我々の原点とは、
“グラムロック”…
かつて私は、
『web-magazine GYAN GYAN』の
「たたかふ、ちうねんろっかぁ」のコーナーで、
我がバンド、
LOOSE CONNECTIONの復活に際して、
こんなことを書き残しています。
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そして、
メンバー全員がそれ(注:バンドの基本コンセプト)を意識し始めたのは、
練習を始めてから半年近くが経過した、
2002年の9月頃のことである。
うまい表現が見当たらなかったので、
俺達はそれをとりあえず“グラムロック”と呼んだ。
しかしそれは、
70年代の“グラムロック”をリメイクすることではなかった。
あらゆる音楽の要素を取り込みながらも、
あくまでもヴォーカル中心のポップな音作りをすること。
そして、
ロック特有のきらびやかさを忘れないこと。
そんな気持ちをこめて、
俺達は“グラムロック”という単語を使ったのである。
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私も最近ではJAZZばかりを聴いていて、
すっかりこのことを忘れていたようでありますが…
そうでした…
これが、
LOOSE CONNECTIONの基本コンセプトだったのです。
2005年頃には、
こんなキャッチコピーも使っていました。
「ROXY MUSIC + LED ZEPPELIN ÷ 2 = LOOSE CONNECTION」
昨日は、
一度でも演奏したことのある、
カバー曲を中心に、
それこそ、
これでもかとやってみたわけですが…
サイケな後期ビートルズ、
おなじくサイケな時期のストーンズ、
デヴィッド・ボウイー、
T・レックス、
ドアーズ…
世間一般でいう“グラムロック”と、
ほぼ同じような選曲になっていますが、
メンバーもみんな、
このコンセプトは忘れていなかったようで、
たいへんよいカンフル剤になりました。
最近はとくに、
内省的なオリジナル曲を演奏することが多かったので、
ひさびさに、
演奏を楽しむという感覚も味わうことができました。
今春は、
そのデヴィッド・ボウイーが、
10年ぶりに新作を発表することもあり、
また“グラムロック”が話題になるかもしれません。
そんな年に、
4人合わせて 200歳に近づいてきた、
LOOSE CONNECTIONが、
派手に再浮上するのでは?などと思える、
確かな手応えを感じてしまいました。
年々派手になるって、どう?(笑)