「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2013/04/14 (Sun)
なかなか暖かくなりませんね…
などと言っていると、
いきなり夏になってしまうのが、
ここ数年のパターン。
うーっ、
もうすぐ暑い夏がやって来るのか…
夏といえば、
GODINモントリオールを入手して、
1年近くになりますが、
最近ひとつ分かったことがあります。
それは、
ずっと…
自分はハムバッキングPUと相性が悪いと思っていたことですが、
じつは、
そうではなくて、
ハムバッキングPUを搭載しているギターの形状…
つまりGIBSONギターの大半の形状と、
相性が悪かったということだった、
ということです。
18歳以来、
ずっとFENDERストラトキャスターを使ってきたわけですが、
このストラトキャスターというヤツは、
人体構造に合うように、
よく考えられているギターで…
体にフィットするように、
ボディの裏側がカットされていたり、
ピッキングをする右手で操作しやすいように、
コントロール関係が、
ブリッジ近くにまとめられていたり…
指板のスケールがロングであることを除けば、
本当に弾きやすい構造になっています。
そのせいか、
一度このギターになれてしまうと、
他のギターは、
弾きづらく感じるようになります。
ハムバッキングPUの音は、
FENDERのシングルコイルPUの音とはまったく別物で…
どちらがいいとかいう話ではなく、
その音がほしくなる場面や曲があるものです。
歪ませると、
かなりパンチのある音になることは、
初心者でもわかっていることですが、
クリアーなセッティングにして
ヴォリュームを下げたときの音は、
FENDERとは違うマイルドな響きを持ち、
意外と味わいのある音色だと思います。
このような音を使いたいことがあって、
BACCHUSのレスポールやフライングVを持っているわけですが、
いろいろあって、
両者ともライブで使うことをためらってしまいます。
そのいちばん大きな理由が、
体にフィットするかということと、
操作性の問題だったということが、
GODINを使ってよく分かったというわけです。
GODINは、
全体的にはGIBSONっぽい形状をしていますが、
ボディの裏側の角ばった部分がカットされていたり、
ネックがボルトオンだったり、
コントロール関係が手元にまとめられていたり…
構造的にはFENDERっぽいのです。
その上で、
指板のスケールはミディアムなのです。
これで弾きにくいわけがない。
さて‥
昨年の忘年会ライブで、
サンバーストのレスポールを弾いて以来、
またあのギターに興味を持っていたわけですが、
このへんのことが気になって仕方ありませんでした。
ところが…
あったんですよーっ。
レスポールのイメージなのに、
操作性バツグンのギターが…
それが、
GRECOのMR140。
オリジナルは1975年に、
バッド・カンパニーのミック・ラルフスがオーダーした、
モデルですが、
ジャパン・ヴィンテージと言われる逸品。
何度も再発売されていますが、
昨年の夏に発売された最新モデルは、
いままでのものとひと味違います。
写真でおわかりの通り、
コントロール関係が手元にまとめられている…
というかこれはストラトキャスターと同じ配置…
さらに
写真ではわかりませんが、
ボディの裏側は体にフィットするようにカットされています。
さらにさらに…
サンバースト仕上げ…
私がBACCHUSフライングVで体験した、
たいへん弾きやすい
エボニー指板とコンビネーションブリッジとくれば…
言うことなしじゃーっ、
あーりませんかっ(笑)
これは昔から気になっていた1本だし…
BACCHUSの2本を出家させるときが来たかな?
ハムバッカーPU搭載のギター‥
セミアコとソリッドボディ‥
2本あれば、
たいがいのことに対応できるでしょう。
やっぱり、
アコースティックギターには手がのびませーん。
などと言っていると、
いきなり夏になってしまうのが、
ここ数年のパターン。
うーっ、
もうすぐ暑い夏がやって来るのか…
夏といえば、
GODINモントリオールを入手して、
1年近くになりますが、
最近ひとつ分かったことがあります。
それは、
ずっと…
自分はハムバッキングPUと相性が悪いと思っていたことですが、
じつは、
そうではなくて、
ハムバッキングPUを搭載しているギターの形状…
つまりGIBSONギターの大半の形状と、
相性が悪かったということだった、
ということです。
18歳以来、
ずっとFENDERストラトキャスターを使ってきたわけですが、
このストラトキャスターというヤツは、
人体構造に合うように、
よく考えられているギターで…
体にフィットするように、
ボディの裏側がカットされていたり、
ピッキングをする右手で操作しやすいように、
コントロール関係が、
ブリッジ近くにまとめられていたり…
指板のスケールがロングであることを除けば、
本当に弾きやすい構造になっています。
そのせいか、
一度このギターになれてしまうと、
他のギターは、
弾きづらく感じるようになります。
ハムバッキングPUの音は、
FENDERのシングルコイルPUの音とはまったく別物で…
どちらがいいとかいう話ではなく、
その音がほしくなる場面や曲があるものです。
歪ませると、
かなりパンチのある音になることは、
初心者でもわかっていることですが、
クリアーなセッティングにして
ヴォリュームを下げたときの音は、
FENDERとは違うマイルドな響きを持ち、
意外と味わいのある音色だと思います。
このような音を使いたいことがあって、
BACCHUSのレスポールやフライングVを持っているわけですが、
いろいろあって、
両者ともライブで使うことをためらってしまいます。
そのいちばん大きな理由が、
体にフィットするかということと、
操作性の問題だったということが、
GODINを使ってよく分かったというわけです。
GODINは、
全体的にはGIBSONっぽい形状をしていますが、
ボディの裏側の角ばった部分がカットされていたり、
ネックがボルトオンだったり、
コントロール関係が手元にまとめられていたり…
構造的にはFENDERっぽいのです。
その上で、
指板のスケールはミディアムなのです。
これで弾きにくいわけがない。
さて‥
昨年の忘年会ライブで、
サンバーストのレスポールを弾いて以来、
またあのギターに興味を持っていたわけですが、
このへんのことが気になって仕方ありませんでした。
ところが…
あったんですよーっ。
レスポールのイメージなのに、
操作性バツグンのギターが…
それが、
GRECOのMR140。
オリジナルは1975年に、
バッド・カンパニーのミック・ラルフスがオーダーした、
モデルですが、
ジャパン・ヴィンテージと言われる逸品。
何度も再発売されていますが、
昨年の夏に発売された最新モデルは、
いままでのものとひと味違います。
写真でおわかりの通り、
コントロール関係が手元にまとめられている…
というかこれはストラトキャスターと同じ配置…
さらに
写真ではわかりませんが、
ボディの裏側は体にフィットするようにカットされています。
さらにさらに…
サンバースト仕上げ…
私がBACCHUSフライングVで体験した、
たいへん弾きやすい
エボニー指板とコンビネーションブリッジとくれば…
言うことなしじゃーっ、
あーりませんかっ(笑)
これは昔から気になっていた1本だし…
BACCHUSの2本を出家させるときが来たかな?
ハムバッカーPU搭載のギター‥
セミアコとソリッドボディ‥
2本あれば、
たいがいのことに対応できるでしょう。
やっぱり、
アコースティックギターには手がのびませーん。
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★2013/04/07 (Sun)
いまだに、
ローリング・ストーンズに対しては、
ミーハーな私です…
とくに、
1970年代中盤…
1972年から75年頃のストーンズには、
まったく否定的なことを言えない私です。
そんな私の前に、
タイトルもズバリ、
「1972年のローリング★ストーンズ」という写真集が現われたんです。
これは大事件なのだ。
たまたま、
時間つぶしのために立ち寄った、
六本木の書店で、
「そういえば、昔はよくこういう本を読んだなぁ…」
と何げに足を止めた、
音楽書籍のコーナーに、
それは山積みされていたのです。
昨年の年末に発売されたとか。
ペラペラっとページをめくってみたら、
そこには、
あのDVD「レディース&ジェントルメン」で映像化された、
1972年全米ツアーのストーンズの姿でいっぱいでした。
これは、
ジム・マーシャルというカメラマンが撮影した、
ツアーのストーンズ…
ステージ上だけでなく、
オフの姿やバックステージの光景にも、
かなりのページがとられていました。
うわーっ
眠っていた、
私のストーンズ・ミーハー魂は、
すっかり目覚めてしまいました。
ソッコーでこの本を入手したのは言うまでもないこと…
この時期のストーンズはサイコーなんだよねーっ。
1972年というと…
『メインストリートのならず者』を発表した年…。
この前の『スティッキー・フィンガーズ』あたりから、
『山羊の頭のスープ』
『イッツ・オンリー・ロックンロール』
『ブラック・アンド・ブルー』へと至る、
いわゆるミック・テイラー在籍時のストーンズには、
独特のムードがあります。
妖しくてきらびやかな雰囲気…
これは、
おそらくグラムロックの影響によるものだと思います。
時代の流れに敏感なストーンズ…
グラムロックにもすばやく反応していたわけですが、
そこはやはり彼らのこと、
そのまま取り入れるのではなく、
自分達流に上手に消化しています。
そのバランス感覚がサイコーなんです。
ラフな感じのジーンズやTシャツの中に、
さりげなくちりばめられた、
ラメやシルバー、ターコイスのアクセサリー、
そしてお化粧…
このブレンド感覚がたまらないのです。
そして、
この雰囲気が、
当時の彼らを取り巻いていた、
ハッパやクスリいっぱいの環境と、
よく合っていて、
なんとも言い難い、
妖しさを演出しているというわけです。
サウンド的に、
この時期は、
ミック・テイラーという、
流暢なブルースプレイヤーがいたおかげで、
ストーンズの歴史上もっとも、
リズムギターとリードギターの役割が明確に分かれていて、
ゴツゴツした男性的なキースのギターと、
それにからみつく
女性的で華麗なテイラーのギターを楽しむことができます。
お互いが、
同じようなタイプである、
ロン・ウッドに交替してから…
とくに『サム・ガールズ』以降は、
2人ともリズムギターっぽく、
しかもパンクの影響か、
やたらガシャガシャした音になってしまうので、
ちょっと残念です。
キースのゴツゴツしたリズムギターが目立たないと、
ストーンズサウンドはよろしくない。
ということで、
デヴィッド・ボウイの新作と共に、
ここ数年JAZZばかり聴いていた、
私のROCK魂を揺さぶった、
ローリング・ストーンズの写真集。
みなさんも、
機会があったら、
ぜひ手にとってみてください。
私の言っていることがわかると思いますよ。
キース、
やっぱりアンタはサイコーだぜーっ(笑)
ローリング・ストーンズに対しては、
ミーハーな私です…
とくに、
1970年代中盤…
1972年から75年頃のストーンズには、
まったく否定的なことを言えない私です。
そんな私の前に、
タイトルもズバリ、
「1972年のローリング★ストーンズ」という写真集が現われたんです。
これは大事件なのだ。
たまたま、
時間つぶしのために立ち寄った、
六本木の書店で、
「そういえば、昔はよくこういう本を読んだなぁ…」
と何げに足を止めた、
音楽書籍のコーナーに、
それは山積みされていたのです。
昨年の年末に発売されたとか。
ペラペラっとページをめくってみたら、
そこには、
あのDVD「レディース&ジェントルメン」で映像化された、
1972年全米ツアーのストーンズの姿でいっぱいでした。
これは、
ジム・マーシャルというカメラマンが撮影した、
ツアーのストーンズ…
ステージ上だけでなく、
オフの姿やバックステージの光景にも、
かなりのページがとられていました。
うわーっ
眠っていた、
私のストーンズ・ミーハー魂は、
すっかり目覚めてしまいました。
ソッコーでこの本を入手したのは言うまでもないこと…
この時期のストーンズはサイコーなんだよねーっ。
1972年というと…
『メインストリートのならず者』を発表した年…。
この前の『スティッキー・フィンガーズ』あたりから、
『山羊の頭のスープ』
『イッツ・オンリー・ロックンロール』
『ブラック・アンド・ブルー』へと至る、
いわゆるミック・テイラー在籍時のストーンズには、
独特のムードがあります。
妖しくてきらびやかな雰囲気…
これは、
おそらくグラムロックの影響によるものだと思います。
時代の流れに敏感なストーンズ…
グラムロックにもすばやく反応していたわけですが、
そこはやはり彼らのこと、
そのまま取り入れるのではなく、
自分達流に上手に消化しています。
そのバランス感覚がサイコーなんです。
ラフな感じのジーンズやTシャツの中に、
さりげなくちりばめられた、
ラメやシルバー、ターコイスのアクセサリー、
そしてお化粧…
このブレンド感覚がたまらないのです。
そして、
この雰囲気が、
当時の彼らを取り巻いていた、
ハッパやクスリいっぱいの環境と、
よく合っていて、
なんとも言い難い、
妖しさを演出しているというわけです。
サウンド的に、
この時期は、
ミック・テイラーという、
流暢なブルースプレイヤーがいたおかげで、
ストーンズの歴史上もっとも、
リズムギターとリードギターの役割が明確に分かれていて、
ゴツゴツした男性的なキースのギターと、
それにからみつく
女性的で華麗なテイラーのギターを楽しむことができます。
お互いが、
同じようなタイプである、
ロン・ウッドに交替してから…
とくに『サム・ガールズ』以降は、
2人ともリズムギターっぽく、
しかもパンクの影響か、
やたらガシャガシャした音になってしまうので、
ちょっと残念です。
キースのゴツゴツしたリズムギターが目立たないと、
ストーンズサウンドはよろしくない。
ということで、
デヴィッド・ボウイの新作と共に、
ここ数年JAZZばかり聴いていた、
私のROCK魂を揺さぶった、
ローリング・ストーンズの写真集。
みなさんも、
機会があったら、
ぜひ手にとってみてください。
私の言っていることがわかると思いますよ。
キース、
やっぱりアンタはサイコーだぜーっ(笑)
★2013/03/31 (Sun)
デヴィッド・ボウイの新作が発表された。
2004年に心臓発作を起こし、
手術をしてからはほとんど目立った活動をしておらず、
およそ10年ぶりの活動再開である。
アルバムに先行して発表された、
「Where Are We Now?」は
静かなたいへん美しい曲であった。
アルバムジャケットは、
1970年代後半を代表する、
名作『HEROES』のジャケットの中央を隠し、
タイトルを消すという、
ショッキングなものであった。
これらの効果もあって、
新作発表を前に、
ファンの期待は高まった。
そして、
手元に届いた『THE NEXT DAY』を聴いた。
先行して発表された、
「Where Are We Now?」のような、
内省的な曲ばかりが並んでいるのかと思ったが、
そうではなかった。
アルバムジャケットの印象から、
ベルリン3部作のようなサウンドを期待したが、
それも、
思ったほどではなかった。
しいて言えば、
『LODGER』…
そして、
私にはなぜか『DIAMOND DOGS』の影が感じられた、
この作品は、
疑う余地のない、
“最新の音”であった。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
多くの往年のスターのように、
懐古的に全盛期の音をなぞったり、
ヒット曲をセルフカバーしたりはしないのである。
常に前進し、
今の時代を切り取った音で表現をする。
そんな存在は、
ロック創成期からのミュージシャンの中では、
ジェフ・ベックとデヴィッド・ボウイ…
少し前までのローリング・ストーンズ…
だけである。
そして…どの曲も、
ヴォーカルから…
そう、
メロディラインから作られている。
発想の柔軟さに反して、
楽曲に対する考え方は、
あくまでも自分の流儀を貫く。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
「Love Is Lost」や
「If You Can See Me」のような、
ハードな曲を聴いていると、
66歳という年齢をまったく感じさせない、
ロック本来の暴力衝動が伝わってくる。
デヴィッド・ボウイは何を言おうとしているのだろう?
昔を懐かしむ…NG!
年相応に穏やかな音ばかりを出す…NG!
引退…NG!!!
けっして立ち止まらずに、
自分の流儀で、
今を生きること…そういうことか。
こんな時代だからこそ、
デヴィッド・ボウイのメッセージが胸に響く。
流されるな!
錆びるな!
天命が尽きるその瞬間まで、
オマエのやり方で前へ進め!
2004年に心臓発作を起こし、
手術をしてからはほとんど目立った活動をしておらず、
およそ10年ぶりの活動再開である。
アルバムに先行して発表された、
「Where Are We Now?」は
静かなたいへん美しい曲であった。
アルバムジャケットは、
1970年代後半を代表する、
名作『HEROES』のジャケットの中央を隠し、
タイトルを消すという、
ショッキングなものであった。
これらの効果もあって、
新作発表を前に、
ファンの期待は高まった。
そして、
手元に届いた『THE NEXT DAY』を聴いた。
先行して発表された、
「Where Are We Now?」のような、
内省的な曲ばかりが並んでいるのかと思ったが、
そうではなかった。
アルバムジャケットの印象から、
ベルリン3部作のようなサウンドを期待したが、
それも、
思ったほどではなかった。
しいて言えば、
『LODGER』…
そして、
私にはなぜか『DIAMOND DOGS』の影が感じられた、
この作品は、
疑う余地のない、
“最新の音”であった。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
多くの往年のスターのように、
懐古的に全盛期の音をなぞったり、
ヒット曲をセルフカバーしたりはしないのである。
常に前進し、
今の時代を切り取った音で表現をする。
そんな存在は、
ロック創成期からのミュージシャンの中では、
ジェフ・ベックとデヴィッド・ボウイ…
少し前までのローリング・ストーンズ…
だけである。
そして…どの曲も、
ヴォーカルから…
そう、
メロディラインから作られている。
発想の柔軟さに反して、
楽曲に対する考え方は、
あくまでも自分の流儀を貫く。
やはり、
デヴィッド・ボウイは別格である。
「Love Is Lost」や
「If You Can See Me」のような、
ハードな曲を聴いていると、
66歳という年齢をまったく感じさせない、
ロック本来の暴力衝動が伝わってくる。
デヴィッド・ボウイは何を言おうとしているのだろう?
昔を懐かしむ…NG!
年相応に穏やかな音ばかりを出す…NG!
引退…NG!!!
けっして立ち止まらずに、
自分の流儀で、
今を生きること…そういうことか。
こんな時代だからこそ、
デヴィッド・ボウイのメッセージが胸に響く。
流されるな!
錆びるな!
天命が尽きるその瞬間まで、
オマエのやり方で前へ進め!
★2013/03/24 (Sun)
先週も同じことを書きましたが…
最近は、
暑くなったり寒くなったり…
それこそ初夏と真冬が
日替わりで登場するような気候で、
みなさん、
体調を崩されたりしておりませんか?
週の半ばには、
都内の桜は週末が見頃なんて言っていましたが、
昨日今日の陽気で花見などに言ったら、
それこそ風邪をひいてしまうでしょうね…(笑)
私はと言えば、
昨年後半の、
飛蚊症に始まり、
腰痛だのと騒いでいたら、
20年ぶりに不整脈が出現し、
心臓の専門医にかかり…
これは大事ないことがわかったものの…
やっと一段落と思っていたら今度は、
数年の一度ぐらいの割合で発症する、
急性胃腸炎などになり、
数分の間隔でやって来る腹痛にのたうち回っておりました。
この半世紀にかかったことのある病気が、
なぜかこの半年に全部復活した感があり、
とってもイヤな感じです。
どれもこれも大事に至っていないのが幸いですが…
さて、
そんな最悪の体調にもかかわらず…
昨日は数ヶ月前に予約していた、
元ハイファイセットの山本潤子さんのコンサート…
昨年も同じ時期でしたが…
に行って来ました。
正直なところ、
オムツをして行こうかと思ったぐらい、
胃腸の調子が悪かったので、
一大決心をして行って参りましたーっ(笑)
元々、
このコンサートに行くようになったのは、
うちの奥様にせがまれたからであって、
とーぜんのごとく、
私の趣味ではありませーん。
このブログでも
『web-magazine GYAN GYAN』を見てもおわかりの通り、
生粋のロッカーである私には、
かなり縁遠い存在であります。
最初は、
軽く、
奥様孝行というか、
夫婦円満を保つために、
仕方ないかと思ったものです。
しかし…
これも年齢のなせる技か…(笑)
昨年気まぐれに行ってみたら、
これが意外とよかったという…(笑)
たまには、
踏み込んだことのない領域に入ってみるもんですなぁ…
その後、
『日本の恋と、ユーミンと』まで
買ってしまうことになったのでありました。
まぁ…ファンクとかソウルが好きですから、
今となっては、
なんとなく雰囲気が理解できるんですよね…
ニューミュージックと呼ばれた音楽については…
さて、
昨年もそうでしたが、
山本潤子さんのコンサート会場は、
異常に平均年齢が高く、
しかも、
私のように、
夫婦同伴で来ている割合がたいへん高い。
今年のテーマは「Diary」ということで、
彼女がいままでに影響を受けたアーティスト…
とくにティーンエイジャーの頃…
を中心に選曲されていたので、
けっこうマニアックでした。
70年代後半のニューミュージックを期待して来た方には
大ハズシだったでしょうね…
もうカンペキに、
60年代後半から70年あたりの、
いわゆる“ウッドストック”時代のフォーク中心でしたからね…
かえって私には、
なじみの曲が多くて、
おもしろかったのですが…
ジョニ・ミッチェルがウッドストックでやっていた曲とか、
ディラン、サイモン&ガーファンクル、ビートルズ…
サウンドトラックもずいぶん演奏しました。
(私の好きな「雨にぬれても」もやってくれました)
とはいえ、
私がいちばん感動したのは…
じつは昨年もそうでしたが…
ベーシストの腕前なんです。
ベースは誰かと言うと、
六川正彦さんという、
スタジオミュージシャン上がりの方で、
以下プロフィールです。
1951.7/18 東京都中野生まれ
日大芸術学部に在学中にベースを始め軽音楽部、ジャズ研に席を置く。
大学卒業と同時にあがた森魚のバッキングとアルバム『日本少年』参加。
その後、南佳孝、吉田美奈子のバッキングを経て、大橋純子&美乃家セントラルステイションに参加。
脱退後は、スタジオセッションやライヴセッションを始める。
数々のレコーディングやライヴ活動を経て1990年よりプロデューサーとしての活動も開始する。
1996年に音楽事務所ロコスミュージックを設立。
自らベーシスト・マネージメントとしてDr.K Projecに参加。
白いフェンダー・プレシジョンベースを弾くんですが、
とにかく重い音…
ところがリズム感が素晴らしくて、
切れがいい…
マジメな話、
理想のベースサウンドのひとつ、
と言えると思います。
凄腕なのに控えめ…
ベーシストのキャラとしても理想的ですね。
こういう人がバンドにいると、
ヴォーカリストやギタリストは、
やりやすいだろうなぁ…。
この、
フェンダー・プレシジョンベースというのは、
じつは私の大好きなベースで、
個人的にはサンバーストのヤツがよいのですが…
コレクションしておきたい一本です。
一般的には、
ネックがスリムなジャズベースの方が弾きやすく、
2ピックアップのため音作りもしやすいとされており、
ネックが太く、
1ピックアップのため、
露骨に腕前が出てしまうプレシジョンベースは、
少々敬遠されがちですが、
使いこなせれば強力ですよーっ。
なにしろ、
パッと思い浮かぶ愛用者ときたら、
ジョン・エントウィッスル、ジョン・ウェットン、パーシー・ジョーンズ…
ですからねーっ。
ということで、
ゆうべは、
フェンダー・プレシジョンベースの音に酔いしれ、
ウッドストックを懐かしんだわけですが…
例の、
オナカの不調はどうしたかといえば、
音楽聴いて、
帰りに熱燗(消毒である(笑)飲んだら、
治ってしまったようで、
今日はケロっとしています。
人間なんて、
単純なものですね(笑)
早く、
本格的な春が来ないかなーっ
↓その“ウッドストックの”ザ・フー、
ジョン・エントウィッスルが手にするのは黒いフェンダー・プレシジョンベース…
演奏しながらチューニング直している(笑)
↓ジョン・ウェットンといえば、クリムゾン時代ですね。
今回は「怪人パフパフ」に注目しないこと(笑)
最近は、
暑くなったり寒くなったり…
それこそ初夏と真冬が
日替わりで登場するような気候で、
みなさん、
体調を崩されたりしておりませんか?
週の半ばには、
都内の桜は週末が見頃なんて言っていましたが、
昨日今日の陽気で花見などに言ったら、
それこそ風邪をひいてしまうでしょうね…(笑)
私はと言えば、
昨年後半の、
飛蚊症に始まり、
腰痛だのと騒いでいたら、
20年ぶりに不整脈が出現し、
心臓の専門医にかかり…
これは大事ないことがわかったものの…
やっと一段落と思っていたら今度は、
数年の一度ぐらいの割合で発症する、
急性胃腸炎などになり、
数分の間隔でやって来る腹痛にのたうち回っておりました。
この半世紀にかかったことのある病気が、
なぜかこの半年に全部復活した感があり、
とってもイヤな感じです。
どれもこれも大事に至っていないのが幸いですが…
さて、
そんな最悪の体調にもかかわらず…
昨日は数ヶ月前に予約していた、
元ハイファイセットの山本潤子さんのコンサート…
昨年も同じ時期でしたが…
に行って来ました。
正直なところ、
オムツをして行こうかと思ったぐらい、
胃腸の調子が悪かったので、
一大決心をして行って参りましたーっ(笑)
元々、
このコンサートに行くようになったのは、
うちの奥様にせがまれたからであって、
とーぜんのごとく、
私の趣味ではありませーん。
このブログでも
『web-magazine GYAN GYAN』を見てもおわかりの通り、
生粋のロッカーである私には、
かなり縁遠い存在であります。
最初は、
軽く、
奥様孝行というか、
夫婦円満を保つために、
仕方ないかと思ったものです。
しかし…
これも年齢のなせる技か…(笑)
昨年気まぐれに行ってみたら、
これが意外とよかったという…(笑)
たまには、
踏み込んだことのない領域に入ってみるもんですなぁ…
その後、
『日本の恋と、ユーミンと』まで
買ってしまうことになったのでありました。
まぁ…ファンクとかソウルが好きですから、
今となっては、
なんとなく雰囲気が理解できるんですよね…
ニューミュージックと呼ばれた音楽については…
さて、
昨年もそうでしたが、
山本潤子さんのコンサート会場は、
異常に平均年齢が高く、
しかも、
私のように、
夫婦同伴で来ている割合がたいへん高い。
今年のテーマは「Diary」ということで、
彼女がいままでに影響を受けたアーティスト…
とくにティーンエイジャーの頃…
を中心に選曲されていたので、
けっこうマニアックでした。
70年代後半のニューミュージックを期待して来た方には
大ハズシだったでしょうね…
もうカンペキに、
60年代後半から70年あたりの、
いわゆる“ウッドストック”時代のフォーク中心でしたからね…
かえって私には、
なじみの曲が多くて、
おもしろかったのですが…
ジョニ・ミッチェルがウッドストックでやっていた曲とか、
ディラン、サイモン&ガーファンクル、ビートルズ…
サウンドトラックもずいぶん演奏しました。
(私の好きな「雨にぬれても」もやってくれました)
とはいえ、
私がいちばん感動したのは…
じつは昨年もそうでしたが…
ベーシストの腕前なんです。
ベースは誰かと言うと、
六川正彦さんという、
スタジオミュージシャン上がりの方で、
以下プロフィールです。
1951.7/18 東京都中野生まれ
日大芸術学部に在学中にベースを始め軽音楽部、ジャズ研に席を置く。
大学卒業と同時にあがた森魚のバッキングとアルバム『日本少年』参加。
その後、南佳孝、吉田美奈子のバッキングを経て、大橋純子&美乃家セントラルステイションに参加。
脱退後は、スタジオセッションやライヴセッションを始める。
数々のレコーディングやライヴ活動を経て1990年よりプロデューサーとしての活動も開始する。
1996年に音楽事務所ロコスミュージックを設立。
自らベーシスト・マネージメントとしてDr.K Projecに参加。
白いフェンダー・プレシジョンベースを弾くんですが、
とにかく重い音…
ところがリズム感が素晴らしくて、
切れがいい…
マジメな話、
理想のベースサウンドのひとつ、
と言えると思います。
凄腕なのに控えめ…
ベーシストのキャラとしても理想的ですね。
こういう人がバンドにいると、
ヴォーカリストやギタリストは、
やりやすいだろうなぁ…。
この、
フェンダー・プレシジョンベースというのは、
じつは私の大好きなベースで、
個人的にはサンバーストのヤツがよいのですが…
コレクションしておきたい一本です。
一般的には、
ネックがスリムなジャズベースの方が弾きやすく、
2ピックアップのため音作りもしやすいとされており、
ネックが太く、
1ピックアップのため、
露骨に腕前が出てしまうプレシジョンベースは、
少々敬遠されがちですが、
使いこなせれば強力ですよーっ。
なにしろ、
パッと思い浮かぶ愛用者ときたら、
ジョン・エントウィッスル、ジョン・ウェットン、パーシー・ジョーンズ…
ですからねーっ。
ということで、
ゆうべは、
フェンダー・プレシジョンベースの音に酔いしれ、
ウッドストックを懐かしんだわけですが…
例の、
オナカの不調はどうしたかといえば、
音楽聴いて、
帰りに熱燗(消毒である(笑)飲んだら、
治ってしまったようで、
今日はケロっとしています。
人間なんて、
単純なものですね(笑)
早く、
本格的な春が来ないかなーっ
↓その“ウッドストックの”ザ・フー、
ジョン・エントウィッスルが手にするのは黒いフェンダー・プレシジョンベース…
演奏しながらチューニング直している(笑)
↓ジョン・ウェットンといえば、クリムゾン時代ですね。
今回は「怪人パフパフ」に注目しないこと(笑)
★2013/03/17 (Sun)
寒い寒いと言っていたら、
とつぜん暖かく…というか、
暖かくを通り越して、
暑くなり、
暑い日と寒い日が交互にやって来たかと思ったら、
都心の桜が咲き始め…
一気に春がやって来ました。
毎年、
年明けから3月あたりまでは、
サラリーマンの一大イベント…
今年度の決算準備、
新年度の予算作成、
人事異動…
ついでにホワイトデー(笑)などが次からへとやって来るので、
微妙な季節の移ろいなどには、
なかなか目がいかないものですが…
今年の春の訪れはやたら急だったので、
無視することができなかったようです。
今年は花粉の飛散量がハンパでないようで、
花粉症でない私でも、
クシャミや咳の出ることが多く、
ずっと鼻声の状態です。
(世間ではこれを花粉症と呼ぶそうですが、
まだ認めたくありません(笑)
さて、
例年この時期になると思い出すのは、
1977年のKISS初来日の光景です。
MUSIC LIFEのグラビアで「なんだ?コイツら」と衝撃を受け、
コワいもの見たさ(?)に聴いた曲のカッコよさにブッ飛び…
中学当時の親友と、
真冬の寒い日に何時間も並んで手に入れたチケットを握りしめ、
向かった先は日本武道館でした。
「そこの建物の中にKISSのメンバーがいるんだぜーっ」とは、
興奮しまくりの友人の言葉…
でも、
たしかに…
グラビアで見た人がそこにいるという感動は、
ライブならではのもの…
しかも、
おとぎ話のように遠い世界に住んでいると思われる、
外タレのことですから、
感動のレベルが違います。
当日の日本武道館の周辺は、
KISSのメーキャプをしたおネーサンたちでいっぱいでしたが、
顔を隠しているせいか、
やたらと大胆なコスチュームが多くて、
そちらの方でもコーフンしたものです。
「おい、あのおネーサン、お尻丸見えだぜ」…(笑)
当時、
外タレには必ずサポートバンド…
(前座と言っていました)
がついたものですが、
KISS初来日の際には、
今や矢沢の永ちゃんのバンドにいる、
山本恭司大先生率いる、
BOW WOWでした。
私の記憶では、
BOW WOWの音量の方がデカかったような…(笑)
日本人でもこんなバンドがいるんだと、
会場中が大騒ぎになったことを覚えています。
私はひそかに、
「俺がのし上がってコイツらを蹴落としてやる…」
なんてひとり誓っていたりして…(笑)
その後、
メインのKISS登場となったわけですが、
正直なところ、
演奏は…こんなもん?
という感じでした。
たしかに…
私は翌年の2度目の来日公演にも行きましたが、
演奏はその時の方がよかったと思います。
というか…
格段にレベルアップしていた、
という所でしょうか。
数年後に偶然、
新宿の海賊盤専門店で、
この日(1977.4.1)の録音を見つけ、
冷静に聴いてみたところ、
やはり初来日時の演奏は、
かなり荒っぽかったようです。
↓映像も残っているんですよ
初心者ながら、
ここに気がついたあたり、
まぁ…私も、
タダモノではなかったかもしれませんね(笑)
でも、
彼らのライブは、
演奏云々ではないショウだったんですね。
後にエース・フレーリーがこう言っています。
「メーキャップをしないで、
Tシャツにジーンズのような、
ラフな恰好で演奏すれば、
もっとマトモな演奏が出来ることはわかっているけれど、
それで観客が楽しんでくれるかどうかは、
わからないよね」…
前回、
婆娑羅者の象徴として、
KISSの映像を紹介しましたが、
このような彼らが、
私のライブ初体験だったおかげで、
いつまでもミーハーな感覚が残っているのかもしれません。
↓これは貴重な映像ですよ
↓もうひとつ、貴重なデビュー曲のデモ(ポールのメーキャップが違う!)
とつぜん暖かく…というか、
暖かくを通り越して、
暑くなり、
暑い日と寒い日が交互にやって来たかと思ったら、
都心の桜が咲き始め…
一気に春がやって来ました。
毎年、
年明けから3月あたりまでは、
サラリーマンの一大イベント…
今年度の決算準備、
新年度の予算作成、
人事異動…
ついでにホワイトデー(笑)などが次からへとやって来るので、
微妙な季節の移ろいなどには、
なかなか目がいかないものですが…
今年の春の訪れはやたら急だったので、
無視することができなかったようです。
今年は花粉の飛散量がハンパでないようで、
花粉症でない私でも、
クシャミや咳の出ることが多く、
ずっと鼻声の状態です。
(世間ではこれを花粉症と呼ぶそうですが、
まだ認めたくありません(笑)
さて、
例年この時期になると思い出すのは、
1977年のKISS初来日の光景です。
MUSIC LIFEのグラビアで「なんだ?コイツら」と衝撃を受け、
コワいもの見たさ(?)に聴いた曲のカッコよさにブッ飛び…
中学当時の親友と、
真冬の寒い日に何時間も並んで手に入れたチケットを握りしめ、
向かった先は日本武道館でした。
「そこの建物の中にKISSのメンバーがいるんだぜーっ」とは、
興奮しまくりの友人の言葉…
でも、
たしかに…
グラビアで見た人がそこにいるという感動は、
ライブならではのもの…
しかも、
おとぎ話のように遠い世界に住んでいると思われる、
外タレのことですから、
感動のレベルが違います。
当日の日本武道館の周辺は、
KISSのメーキャプをしたおネーサンたちでいっぱいでしたが、
顔を隠しているせいか、
やたらと大胆なコスチュームが多くて、
そちらの方でもコーフンしたものです。
「おい、あのおネーサン、お尻丸見えだぜ」…(笑)
当時、
外タレには必ずサポートバンド…
(前座と言っていました)
がついたものですが、
KISS初来日の際には、
今や矢沢の永ちゃんのバンドにいる、
山本恭司大先生率いる、
BOW WOWでした。
私の記憶では、
BOW WOWの音量の方がデカかったような…(笑)
日本人でもこんなバンドがいるんだと、
会場中が大騒ぎになったことを覚えています。
私はひそかに、
「俺がのし上がってコイツらを蹴落としてやる…」
なんてひとり誓っていたりして…(笑)
その後、
メインのKISS登場となったわけですが、
正直なところ、
演奏は…こんなもん?
という感じでした。
たしかに…
私は翌年の2度目の来日公演にも行きましたが、
演奏はその時の方がよかったと思います。
というか…
格段にレベルアップしていた、
という所でしょうか。
数年後に偶然、
新宿の海賊盤専門店で、
この日(1977.4.1)の録音を見つけ、
冷静に聴いてみたところ、
やはり初来日時の演奏は、
かなり荒っぽかったようです。
↓映像も残っているんですよ
初心者ながら、
ここに気がついたあたり、
まぁ…私も、
タダモノではなかったかもしれませんね(笑)
でも、
彼らのライブは、
演奏云々ではないショウだったんですね。
後にエース・フレーリーがこう言っています。
「メーキャップをしないで、
Tシャツにジーンズのような、
ラフな恰好で演奏すれば、
もっとマトモな演奏が出来ることはわかっているけれど、
それで観客が楽しんでくれるかどうかは、
わからないよね」…
前回、
婆娑羅者の象徴として、
KISSの映像を紹介しましたが、
このような彼らが、
私のライブ初体験だったおかげで、
いつまでもミーハーな感覚が残っているのかもしれません。
↓これは貴重な映像ですよ
↓もうひとつ、貴重なデビュー曲のデモ(ポールのメーキャップが違う!)