「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
★ カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
★ フリーエリア
★ 最新コメント
[01/25 matsuZACK]
[01/23 shiba]
[01/02 matsuZACK ]
[01/02 ういん]
[12/27 shiba]
★ 最新トラックバック
★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
★ ブログ内検索
★ 最古記事
★ P R
★ カウンター
★2016/01/31 (Sun)
1月は、
ここ十年間でもっとも、
デヴィッド・ボウイに触れる機会が多い月、
だったようです。
追悼番組と題して、
未発表映像が放映され、
そのたびに新しい発見があり、
過去の作品を聴き直す…
こんな日々が続いていました。
おかげで、
最新作『★』に対する理解も深まり、
意外と過去の先鋭的な作品群…
『ステイション・トゥ・ステイション』や『ヒーローズ』
に近い感覚であることや、
前作『ザ・ネクスト・デイ』
のリズムアプローチとよく似ていることに気がつき、
どうやら、
『ザ・ネクスト・デイ』と『★』が対になる作品、
ということもわかり、
あらためてボウイの、
アーティストとしての資質の高さに
敬意を払っているところです。
こんなボウイ熱の最中、
予約していた、
1枚のCDが届きました。
『TEMPEST』
そうです。
なんと『テンペスト』の…
あのアラン・ホールズワースが参加した、
ファーストアルバムが、
紙ジャケ仕様Blu-specCDになって、
再発売されたのです。
これは事件だーっ
『テンペスト』のCDは、
廉価版シリーズで、
かなり粗略な扱いを受けており、
私はかねてより、
紙ジャケになったら買い換えたいCDの、
筆頭に数えておりました。
それが今回、
封筒型の、
オリジナルLPのデザインそのままで、
21世紀に蘇ったのです。
テンペストは、
コロシアムのドラマーだった、
ジョン・ハイズマンが、
1972年に結成したバンドで、
ベースにコロシアムからの付き合いになる、
マーク・クラーク…
(同時期にユーライア・ヒープにも関わり、
名盤『悪魔と魔法使い』の一部作品を手がける)
ジューシー・ルーシーのヴォーカリストだった、
ポール・ウィリアムズ、
そして、
アラン・ホールズワースからなる4人組です。
アランは翌年にバンドを脱退し、
後任にオリー・ハリソールが参加しますが、
1974年に解散。
ハイズマンはその後、
ゲイリー・ムーアとコロシアムⅡを結成します。
(ちなみにこの人は、
ギタリストをイジメることで有名で、
コロシアム時代は、
のちにハンブル・パイに加入する、
デイヴ・クレムソンをチクチクやっていたらしい…)
テンペストのサウンドは、
クリームと似ていると言われることが多いのですが、
それはハイズマンがジャズ系で、
ジンジャー・ベイカーと雰囲気が似ていることからだと思います。
(あと、ベースがSGベースであることも…)
しかし、
ギタリストである、
ホールズワースはかなりジャズ寄りなので、
似ているとはいえ、
微妙に雰囲気が違っています。
私はむしろ、
キーボードのいないユーライア・ヒープ、
またはヴォーカルがダミ声のクイーン…(笑)
これらとクリームの中間みたいな感じだと思います。
それは…
ジャケットのイメージそのまま、
ちょっと中世的でダークな響きを、
ジャズっぽいコード進行で、
クリームのような爆音で演奏している、
とでも言ったらよいでしょうか…
ホールズワースは、
まだ活動の初期段階で、
例のトレモロアームをうまく使った、
サックスのようなギターソロは会得しておらず、
ひねりがない分、
個々のフレーズがよくわかります。
ちょっとイレギュラーなスケールを、
プリングやハンマリングを使って、
華麗なフレーズに仕立てあげるあたりは、
リッチー・ブラックモア御大に似ており、
こんなところが私の好みに合うのかもしれません。
アルバム冒頭の「ゴルゴン」、
クリーム「サンシャイン・オヴ・ユア・ラヴ」によく似た、
「フォイヤーズ・オヴ・ファン」
そして、
ホールズワースがヴァイオリンを弾く「アポン・トゥモロウ」
などはオススメです。
コイツが届いたおかげで、
私のボウイ熱は一瞬にして、
冷却されたのですから、
どれほどの作品かおわかりいただけることでしょう。
未聴の方にはぜひ、
体験していただきたいのですが、
かなり売れているようで、
(よーするに、
私のような輩が他にもいたのだ…)
早めに手配した方がよさそうな作品ではあります。
ちなみに、
この時期のホールズワースは、
白いSGカスタム…
3ピックアップにアーム付き、
という仕様のものを使っていたのですが…
やっぱりSGって、
いいですね(笑)
ここ十年間でもっとも、
デヴィッド・ボウイに触れる機会が多い月、
だったようです。
追悼番組と題して、
未発表映像が放映され、
そのたびに新しい発見があり、
過去の作品を聴き直す…
こんな日々が続いていました。
おかげで、
最新作『★』に対する理解も深まり、
意外と過去の先鋭的な作品群…
『ステイション・トゥ・ステイション』や『ヒーローズ』
に近い感覚であることや、
前作『ザ・ネクスト・デイ』
のリズムアプローチとよく似ていることに気がつき、
どうやら、
『ザ・ネクスト・デイ』と『★』が対になる作品、
ということもわかり、
あらためてボウイの、
アーティストとしての資質の高さに
敬意を払っているところです。
こんなボウイ熱の最中、
予約していた、
1枚のCDが届きました。
『TEMPEST』
そうです。
なんと『テンペスト』の…
あのアラン・ホールズワースが参加した、
ファーストアルバムが、
紙ジャケ仕様Blu-specCDになって、
再発売されたのです。
これは事件だーっ
『テンペスト』のCDは、
廉価版シリーズで、
かなり粗略な扱いを受けており、
私はかねてより、
紙ジャケになったら買い換えたいCDの、
筆頭に数えておりました。
それが今回、
封筒型の、
オリジナルLPのデザインそのままで、
21世紀に蘇ったのです。
テンペストは、
コロシアムのドラマーだった、
ジョン・ハイズマンが、
1972年に結成したバンドで、
ベースにコロシアムからの付き合いになる、
マーク・クラーク…
(同時期にユーライア・ヒープにも関わり、
名盤『悪魔と魔法使い』の一部作品を手がける)
ジューシー・ルーシーのヴォーカリストだった、
ポール・ウィリアムズ、
そして、
アラン・ホールズワースからなる4人組です。
アランは翌年にバンドを脱退し、
後任にオリー・ハリソールが参加しますが、
1974年に解散。
ハイズマンはその後、
ゲイリー・ムーアとコロシアムⅡを結成します。
(ちなみにこの人は、
ギタリストをイジメることで有名で、
コロシアム時代は、
のちにハンブル・パイに加入する、
デイヴ・クレムソンをチクチクやっていたらしい…)
テンペストのサウンドは、
クリームと似ていると言われることが多いのですが、
それはハイズマンがジャズ系で、
ジンジャー・ベイカーと雰囲気が似ていることからだと思います。
(あと、ベースがSGベースであることも…)
しかし、
ギタリストである、
ホールズワースはかなりジャズ寄りなので、
似ているとはいえ、
微妙に雰囲気が違っています。
私はむしろ、
キーボードのいないユーライア・ヒープ、
またはヴォーカルがダミ声のクイーン…(笑)
これらとクリームの中間みたいな感じだと思います。
それは…
ジャケットのイメージそのまま、
ちょっと中世的でダークな響きを、
ジャズっぽいコード進行で、
クリームのような爆音で演奏している、
とでも言ったらよいでしょうか…
ホールズワースは、
まだ活動の初期段階で、
例のトレモロアームをうまく使った、
サックスのようなギターソロは会得しておらず、
ひねりがない分、
個々のフレーズがよくわかります。
ちょっとイレギュラーなスケールを、
プリングやハンマリングを使って、
華麗なフレーズに仕立てあげるあたりは、
リッチー・ブラックモア御大に似ており、
こんなところが私の好みに合うのかもしれません。
アルバム冒頭の「ゴルゴン」、
クリーム「サンシャイン・オヴ・ユア・ラヴ」によく似た、
「フォイヤーズ・オヴ・ファン」
そして、
ホールズワースがヴァイオリンを弾く「アポン・トゥモロウ」
などはオススメです。
コイツが届いたおかげで、
私のボウイ熱は一瞬にして、
冷却されたのですから、
どれほどの作品かおわかりいただけることでしょう。
未聴の方にはぜひ、
体験していただきたいのですが、
かなり売れているようで、
(よーするに、
私のような輩が他にもいたのだ…)
早めに手配した方がよさそうな作品ではあります。
ちなみに、
この時期のホールズワースは、
白いSGカスタム…
3ピックアップにアーム付き、
という仕様のものを使っていたのですが…
やっぱりSGって、
いいですね(笑)
PR
★2016/01/24 (Sun)
かつて私が書いた記事の情報修正です…
デヴィッド・ボウイの左目は義眼ではなく、
瞳孔が開いたまま閉じなくなったということでした。
こんな小ネタがわかるほど、
この数週間は、
デヴィッド・ボウイを特集したマニアックな番組が、
いくつも放送されておりました。
やはり、
本国イギリスで制作された番組は、
どれも興味深い内容で…
例の「ROCK LEGENDS」でも、
2013年制作の作品を追悼特集として、
再放送していましたが…
昨晩NHK-BSで放送された、
「デビッド・ボウイ 5つの時代」という、
2013年BBC制作の作品は、
その中でも群を抜いた内容で、
何回もビデオを見返してしまいました。
これは、
ボウイのインタビューだけでなく、
重要なキャリアに関わったミュージシャンに対し、
音楽面から分析をしてもらうという構成で、
リック・ウェイクマンがピアノを弾きながら、
ボウイの作曲のセンスについて解説したり、
カルロス・アロマーがギターを弾き、
ひとり多重録音をしながら、
「フェイム」を再現したり…
トレバー・ボルダー、
ミック・ロンソン、
アール・スリック、
イーノ、
ロバート・フリップ(!)などなど…
貴重な証言と未公開映像満載で、
ファンだったら涙を流してしまう内容になっています。
この作品と『ROCK LEGENDS』を見ると、
イギリスでは、
『ヤング・アメリカンズ』と『ヒーローズ』が、
高く評価されていることがよくわかります。
(個人的には、
『ダイアモンド・ドッグス』を無視しないでほしいのですが…)
そんな中、
ようやく最新作『★』が手に入りました。
ジャズとヒップホップを取り入れ、
非常に意欲的な作品に仕上がっている…
という前評判でしたが、
実際に聴いてみると、
ジャズとはいっても、
いわゆる古いタイプのジャズではなく、
最近のヨーロッパ系のジャズであり、
ヒップホップとはいっても、
巷で一般的になっているタイプではなく、
ボウイ流の…
そう、
そうなんです…
あくまでも、
ボウイが消化して出した形になっていて、
ひとひねり効いているのです。
う〜ん、
さすがですね。
遺作ということで話題になっていますが、
そうでなくても、
これは問題作だったと思います。
まだ数回しか聴いておりませんが、
今のところ私のお気に入りは、
2曲目の「`Tis A Pity She Was A Whore」
今回のメンバーでは、
ドラマーが素晴らしくて、
カーンと張りの効いたスネアの音で、
まるで打ち込みのようなプレイをしています。
こういうリズムは好みなので、
生で見てみたかったところですね。
たしかに、
全体に暗めで重い雰囲気はありますが…
思い出してください。
『ステイション・トゥ・ステイション』
や『ヒーローズ』を作った方です。
もともと、
こういうアプローチが得意…
というか、
創作意欲が旺盛な時期に、
暗めで重い雰囲気の作品を残しているのです。
そう考えると『★』は、
ボウイにとって重要な作品だったといえるでしょう。
しかし、
ここからどういう展開を構想していたのか…
それは永遠の謎になってしまいました。
死してなお、
我々の想像力をかきたてるなんて、
偉大過ぎるアーティストであります。
デヴィッド・ボウイの左目は義眼ではなく、
瞳孔が開いたまま閉じなくなったということでした。
こんな小ネタがわかるほど、
この数週間は、
デヴィッド・ボウイを特集したマニアックな番組が、
いくつも放送されておりました。
やはり、
本国イギリスで制作された番組は、
どれも興味深い内容で…
例の「ROCK LEGENDS」でも、
2013年制作の作品を追悼特集として、
再放送していましたが…
昨晩NHK-BSで放送された、
「デビッド・ボウイ 5つの時代」という、
2013年BBC制作の作品は、
その中でも群を抜いた内容で、
何回もビデオを見返してしまいました。
これは、
ボウイのインタビューだけでなく、
重要なキャリアに関わったミュージシャンに対し、
音楽面から分析をしてもらうという構成で、
リック・ウェイクマンがピアノを弾きながら、
ボウイの作曲のセンスについて解説したり、
カルロス・アロマーがギターを弾き、
ひとり多重録音をしながら、
「フェイム」を再現したり…
トレバー・ボルダー、
ミック・ロンソン、
アール・スリック、
イーノ、
ロバート・フリップ(!)などなど…
貴重な証言と未公開映像満載で、
ファンだったら涙を流してしまう内容になっています。
この作品と『ROCK LEGENDS』を見ると、
イギリスでは、
『ヤング・アメリカンズ』と『ヒーローズ』が、
高く評価されていることがよくわかります。
(個人的には、
『ダイアモンド・ドッグス』を無視しないでほしいのですが…)
そんな中、
ようやく最新作『★』が手に入りました。
ジャズとヒップホップを取り入れ、
非常に意欲的な作品に仕上がっている…
という前評判でしたが、
実際に聴いてみると、
ジャズとはいっても、
いわゆる古いタイプのジャズではなく、
最近のヨーロッパ系のジャズであり、
ヒップホップとはいっても、
巷で一般的になっているタイプではなく、
ボウイ流の…
そう、
そうなんです…
あくまでも、
ボウイが消化して出した形になっていて、
ひとひねり効いているのです。
う〜ん、
さすがですね。
遺作ということで話題になっていますが、
そうでなくても、
これは問題作だったと思います。
まだ数回しか聴いておりませんが、
今のところ私のお気に入りは、
2曲目の「`Tis A Pity She Was A Whore」
今回のメンバーでは、
ドラマーが素晴らしくて、
カーンと張りの効いたスネアの音で、
まるで打ち込みのようなプレイをしています。
こういうリズムは好みなので、
生で見てみたかったところですね。
たしかに、
全体に暗めで重い雰囲気はありますが…
思い出してください。
『ステイション・トゥ・ステイション』
や『ヒーローズ』を作った方です。
もともと、
こういうアプローチが得意…
というか、
創作意欲が旺盛な時期に、
暗めで重い雰囲気の作品を残しているのです。
そう考えると『★』は、
ボウイにとって重要な作品だったといえるでしょう。
しかし、
ここからどういう展開を構想していたのか…
それは永遠の謎になってしまいました。
死してなお、
我々の想像力をかきたてるなんて、
偉大過ぎるアーティストであります。
★2016/01/17 (Sun)
私とデヴィッド・ボウイの出会いは、
1978年12月NHKホールで収録された、
来日公演の映像を見たことから始まっています。
じつに40年近くも前のこと…
時期的には『ヒーローズ』を発表した直後で、
後に『ステージ』という、
ほぼ同じ構成のライヴ・アルバムが発表されています。
(このへんのくだりは、
ニュー・ルーディズ・クラブに寄稿した、
「ジギー・スターダスト」の残響音を参照してください)
ここから、
『ジギー・スターダスト』『スペース・オディティ』
あたりまで遡り、
順番にアルバムを制覇し、
あとはリアル・タイム、
というところです。
ボウイはジギーのキャラクターで、
グラム・ロックのシーンをリードし、
一世を風靡しますが、
ジギーを封印し、
近未来を描いたSF的作品の後は一転して、
シン・ホワイト・デュークと称し、
ソウルに傾倒したサウンドを提示します。
これは、
ディスコ・サウンドが大流行するタイミングでした。
その後、
ドイツが東西に分裂していた当時のベルリンへ行き、
(一説によると麻薬依存症の治療のため…とか)
またもや、
サウンドを一変させ、
ジャーマン・エレクトロニクス・ポップの影響を受けた、
作品群を発表します。
これは、
パンクロックの終焉から
ニュー・ウェイヴへと移行するタイミングでした。
ドイツのシーンに注目したのも一歩早かったようです。
その後も、
ふたたびダンス・ミュージックに戻り、
クラブシーンを刺激します。
このようにボウイは、
どの時代でも、
世の中の向かう方向を的確にとらえ、
いち早く対応し、
素晴らしい作品を発表し続けたおかげで、
時代を先導する存在として、
あらゆる世代から支持されたのでありました。
私が、
そんな彼の思惑がわからなくなったのは、
1989年のティン・マシーン結成でした。
トッド・ラングレンと活動していたセールス兄弟と、
リーヴス・ガブレルズという稀代のギタリストと組み、
これからはバンドの一員として活動する、
と宣言した時です。
その後、
ガレージとかオルタナティヴとか呼ばれる、
バンド・ブームが到来するので、
これも時代を先取りしていた、
と言ってしまえばそれまでですが、
何やら違和感を覚えたものです。
実際、
このバンドのサウンドは、
轟音ではあるものの、
それらのシーンのサウンドとはほど遠いものでした。
このあたりから、
ボウイの活動は、
それ以前のような切れ味の鋭さがなくなり、
その代わりに、
ある種の迷いのようなものが感じられるようになったのです。
その要因のひとつは、
1980年代が終わり1990年代になったあたりから、
単一の価値観で、
音楽シーン全体を引っ張ることができなくなってきた…
というか、
さまざまなタイプの音楽が乱立し、
局所的な小さなブームがあちこちで起きる、
という時代になってきたため、
ボウイのカリスマ性が求められなくなったから、
だと思います。
ボウイ自身も、
自分のメッセージがファンに届かなくなっている、
と発言しておりました。
もうひとつの要因は、
ボウイ自身の感性が、
年々下がっていき、
そのような混沌とした音楽シーンの、
先を読むことができなくなってしまったから、
と思っています。
ムッシュかまやつの「ゴロワーズ」の歌詞ではありませんが、
人間年をとると、
だんだん好奇心が弱くなり、
ある日、
自身の感性の衰えに気づき愕然とする、
ということがあるようで…
これはボウイのような才能ではありませんが、
私たち凡人でも同じように感じることがあるので、
万人に等しく訪れる現象といえるのではないでしょうか。
ボウイの場合は、
世界的なスーパースターですから、
プレッシャーも想像を絶するものがあったでしょう。
でも彼もひとりの人間です。
衰えは確実にやって来たはず…
(1997年で彼は、50歳でした)
諸先輩方は、
このような年代になった場合、
自身のルーツというか原点に帰って、
それを掘り下げてみたり、
または単純に楽しむことで、
この波を乗り切ったようです。
たしかに…
新しいものに目がいかなくなったら、
自身を振り返る、
ということはアリですね。
とりあえず気持ちが楽になります。
ボウイもそこへ行きついたのか、
2004年の『リアリティ』は、
作り手の意識が軽くなった印象を受ける作品でした。
来日公演も、
単純に楽しめる内容になっていました。
しかし、
ここから彼は、
長らく新作を発表しなくなってしまいます。
ここが限界だったのか、
それとも、
本当にマイペースで活動をしよう、
と決心したのか、
そのへんの事情はよくわかりません。
引退説とか重病説がささやかれる中、
2013年に突如として新作を発表しますが、
そこで見えた光景は、
老いと死の臭いで、
正直、
これがボウイのラスト・アルバムになるのでは、
と思ったほどでした。
ところが…
私はまだ未聴ですが、
(一時的な品切れ状態になっているらしく入手できない…)
新作『★』は、
そんな感じではなく、
ジャズとヒップホップを取り入れ、
非常に意欲的な作品に仕上がっているとか…
ラスト・アルバムが、
“終わり“ではなく“始まり“を予感させるものであった、
というのは、
いかにもボウイらしいというか、
さすが「変容の王子」の面目躍如たるところです。
もう、
こんなアーティストは出てこないでしょうね。
そう考えると感無量であります。
そして、
私にも確実に老いがやって来ています。
他人事ではありませんよ。
1978年12月NHKホールで収録された、
来日公演の映像を見たことから始まっています。
じつに40年近くも前のこと…
時期的には『ヒーローズ』を発表した直後で、
後に『ステージ』という、
ほぼ同じ構成のライヴ・アルバムが発表されています。
(このへんのくだりは、
ニュー・ルーディズ・クラブに寄稿した、
「ジギー・スターダスト」の残響音を参照してください)
ここから、
『ジギー・スターダスト』『スペース・オディティ』
あたりまで遡り、
順番にアルバムを制覇し、
あとはリアル・タイム、
というところです。
ボウイはジギーのキャラクターで、
グラム・ロックのシーンをリードし、
一世を風靡しますが、
ジギーを封印し、
近未来を描いたSF的作品の後は一転して、
シン・ホワイト・デュークと称し、
ソウルに傾倒したサウンドを提示します。
これは、
ディスコ・サウンドが大流行するタイミングでした。
その後、
ドイツが東西に分裂していた当時のベルリンへ行き、
(一説によると麻薬依存症の治療のため…とか)
またもや、
サウンドを一変させ、
ジャーマン・エレクトロニクス・ポップの影響を受けた、
作品群を発表します。
これは、
パンクロックの終焉から
ニュー・ウェイヴへと移行するタイミングでした。
ドイツのシーンに注目したのも一歩早かったようです。
その後も、
ふたたびダンス・ミュージックに戻り、
クラブシーンを刺激します。
このようにボウイは、
どの時代でも、
世の中の向かう方向を的確にとらえ、
いち早く対応し、
素晴らしい作品を発表し続けたおかげで、
時代を先導する存在として、
あらゆる世代から支持されたのでありました。
私が、
そんな彼の思惑がわからなくなったのは、
1989年のティン・マシーン結成でした。
トッド・ラングレンと活動していたセールス兄弟と、
リーヴス・ガブレルズという稀代のギタリストと組み、
これからはバンドの一員として活動する、
と宣言した時です。
その後、
ガレージとかオルタナティヴとか呼ばれる、
バンド・ブームが到来するので、
これも時代を先取りしていた、
と言ってしまえばそれまでですが、
何やら違和感を覚えたものです。
実際、
このバンドのサウンドは、
轟音ではあるものの、
それらのシーンのサウンドとはほど遠いものでした。
このあたりから、
ボウイの活動は、
それ以前のような切れ味の鋭さがなくなり、
その代わりに、
ある種の迷いのようなものが感じられるようになったのです。
その要因のひとつは、
1980年代が終わり1990年代になったあたりから、
単一の価値観で、
音楽シーン全体を引っ張ることができなくなってきた…
というか、
さまざまなタイプの音楽が乱立し、
局所的な小さなブームがあちこちで起きる、
という時代になってきたため、
ボウイのカリスマ性が求められなくなったから、
だと思います。
ボウイ自身も、
自分のメッセージがファンに届かなくなっている、
と発言しておりました。
もうひとつの要因は、
ボウイ自身の感性が、
年々下がっていき、
そのような混沌とした音楽シーンの、
先を読むことができなくなってしまったから、
と思っています。
ムッシュかまやつの「ゴロワーズ」の歌詞ではありませんが、
人間年をとると、
だんだん好奇心が弱くなり、
ある日、
自身の感性の衰えに気づき愕然とする、
ということがあるようで…
これはボウイのような才能ではありませんが、
私たち凡人でも同じように感じることがあるので、
万人に等しく訪れる現象といえるのではないでしょうか。
ボウイの場合は、
世界的なスーパースターですから、
プレッシャーも想像を絶するものがあったでしょう。
でも彼もひとりの人間です。
衰えは確実にやって来たはず…
(1997年で彼は、50歳でした)
諸先輩方は、
このような年代になった場合、
自身のルーツというか原点に帰って、
それを掘り下げてみたり、
または単純に楽しむことで、
この波を乗り切ったようです。
たしかに…
新しいものに目がいかなくなったら、
自身を振り返る、
ということはアリですね。
とりあえず気持ちが楽になります。
ボウイもそこへ行きついたのか、
2004年の『リアリティ』は、
作り手の意識が軽くなった印象を受ける作品でした。
来日公演も、
単純に楽しめる内容になっていました。
しかし、
ここから彼は、
長らく新作を発表しなくなってしまいます。
ここが限界だったのか、
それとも、
本当にマイペースで活動をしよう、
と決心したのか、
そのへんの事情はよくわかりません。
引退説とか重病説がささやかれる中、
2013年に突如として新作を発表しますが、
そこで見えた光景は、
老いと死の臭いで、
正直、
これがボウイのラスト・アルバムになるのでは、
と思ったほどでした。
ところが…
私はまだ未聴ですが、
(一時的な品切れ状態になっているらしく入手できない…)
新作『★』は、
そんな感じではなく、
ジャズとヒップホップを取り入れ、
非常に意欲的な作品に仕上がっているとか…
ラスト・アルバムが、
“終わり“ではなく“始まり“を予感させるものであった、
というのは、
いかにもボウイらしいというか、
さすが「変容の王子」の面目躍如たるところです。
もう、
こんなアーティストは出てこないでしょうね。
そう考えると感無量であります。
そして、
私にも確実に老いがやって来ています。
他人事ではありませんよ。
★2016/01/10 (Sun)
「海賊盤」
今では一般的に、
違法コピーして作成された映画を指す単語になっていますが、
我々がティーンの頃はそうではなく、
コンサート会場で非公式に録音されたライヴ盤を意味していました。
新宿には「海賊盤」専門店が存在しており、
適当に作成された安っぽいジャケットのクセに、
正規のアルバムより高値がつけられたレコードが、
店内狭しと並んでいたものです。
ライヴアルバムを発表しないアーティストや、
正規のライヴアルバムとは違った選曲を求めて、
我々はこの禁断の領域に手をのばしました。
私も第3期ディープ・パープルの海賊盤を集めたものです。
中には、
正規のライヴアルバムをはるかにしのぐ演奏で、
マニアの間で名盤扱いされるレコードもあり、
有名なLED ZEPPELINのコピーバンドは、
「197X年X月X日の海賊盤ヴァージョン」をいくつか再現して、
話題になっていました。
昨年末から、
私がよく聴いているのは、
かつては、
そのような「海賊盤」の名盤として扱われていた、
トッド・ラングレン&ユートピアの、
1978年8月、
サンフランシスコはオールド・ウォルドーフにおけるライヴです。
(『LIVE 1978 LIVE AT THE OLD WALDORF』)
「海賊盤」とは言え、
この盤は、
コンサート会場のPA卓からライン録りされており、
当時はこれを地元FM局がオン・エアしたということで、
音質的にはまったく問題のないものです。
ただ、
そのせいで、
観客の声がほとんど入っておらず、
臨場感には欠けるのですが、
今回はこのマスターテープに手を加え、
晴れて正規盤として発売されたのでした。
選曲は、
ソロ活動からの作品と、
ユートピア名義の作品で、
バランスよく構成されており、
当時ユートピアの最新作であった、
『OOPS, WRONG PLANET(悪夢の惑星)』からも、
数曲演奏されております。
一方、
トッドはこの時期に、
『BACK TO THE BARS』という、
ベストアルバム的な選曲をした、
正規のライヴ・アルバムを発表しています。
こちらは、
ソロ活動の延長っぽく、
多数のゲストを含めた大編成のバンドで、
選曲もソロ活動の作品で占められていますが、
どうやら今回のユートピアのライヴは、
この作品と対になっている位置付けのようです。
ユートピアはシンプルな4人編成のため、
演奏がきわめてタイトでまとまりがよく、
私は『BACK TO THE BARS』より本作の方が、
はるかにすぐれたライヴ・アルバムと評価しています。
4人全員がヴォーカルをとれることに加え、
他の楽器もこなせるようで、
途中で担当楽器を変えた演奏も入っており、
飽きのこない構成になっています。
(ちなみに、
その部分でトッドはドラムを叩いています)
演奏は、
これがライン録りの直音源だとしたら、
信じられないくらい完璧な演奏で、
まったく破綻していないことに驚かされます。
全盛期のトッドの、
ソロとバンド両方からベストな選曲なので、
当然、
珠玉のメロディのオンパレードになるわけですが、
それを完璧に演奏されたら、
こりゃたまらんらん…と、
私は見事にヤラレてしまいました。
トッド未体験の方には、
ぜひおススメしたいほど、
素晴らしい作品です。
トッドはあまり、
ギタリストとして注目されることはありませんが、
私はユートピア時代の、
ちょっとスペーシーでグニョグニョした音が大好きです。
いかにも、
エフェクターで歪ませましたーっ的な音に、
エコーやフランジャーをかまして、
のけぞりながら弾きまくるトッドが、
とても微笑ましいのです。
愛用のギターは、
ギブソンSGと、
フェンダー・ムスタング、
それから、
アンペグのクリスタルギターですが、
一般的には天と地ほども音が違うそれらのギターを、
ほぼ同じ音…
というかギターによる違いがわからないほどに仕上げており、
そんなところが、
かなりのエフェクター小僧ではないか、
と思わせるところであります。
ちなみに、
トッド愛用のSGは、
クラプトンがクリーム時代に愛用していた、
サイケデリック・ペイントのもので、
これを譲り受けて、
長く使っていたということです。
フランク・ザッパといいトッドといい、
この時代に、
異常なまでに音作りにこだわった人は、
なぜかSGを使う傾向があり、
これはちょっと研究してみたいテーマです。
オープニングは、
名盤『SOMETHING/ANYTHING』に収録されていた、
スローテンポの、
ピアノ中心の曲で、
こんなしっとりした曲で始めるのもいいなぁ…と思い、
一方で、
これを軽やかに、
まるで鼻歌でも歌うように歌う、
トッドのセンスは並大抵のものではないと、
舌を巻きました。
こんな歌い方で、
ファルセットまでこなすトッドは、
ものすごく歌がウマイということでしょうね。
私もこんな風に歌えるようになりたい…
今回の作品ですが、
トッド・ラングレン・アーチヴ・シリーズという、
イギリスのレーベルが発掘音源の発表を進めている流れのようで、
他にも魅力的なアイテムが並んでいます。
トッドは、
ソウルとプログレという、
ほぼ対極にある音を、
ハードロックの切り口で、
いっしょの土俵で表現してしまったという、
たいへんな偉業を成し遂げておりますが…
これって、
まさに私の好みと一致しており…
そういう意味では、
私の性感帯を知り尽くしたかのような音(笑)
と言えるでありました。
ダメよそこは弱いのよ…
という攻め方をされるので、
新年早々たまらないのです。
SGねぇ…
そういえば、
ボウイの新作が出ていたんだっけ…
この調子では、
しばらくそこへは到達しないでしょうね(笑)
今では一般的に、
違法コピーして作成された映画を指す単語になっていますが、
我々がティーンの頃はそうではなく、
コンサート会場で非公式に録音されたライヴ盤を意味していました。
新宿には「海賊盤」専門店が存在しており、
適当に作成された安っぽいジャケットのクセに、
正規のアルバムより高値がつけられたレコードが、
店内狭しと並んでいたものです。
ライヴアルバムを発表しないアーティストや、
正規のライヴアルバムとは違った選曲を求めて、
我々はこの禁断の領域に手をのばしました。
私も第3期ディープ・パープルの海賊盤を集めたものです。
中には、
正規のライヴアルバムをはるかにしのぐ演奏で、
マニアの間で名盤扱いされるレコードもあり、
有名なLED ZEPPELINのコピーバンドは、
「197X年X月X日の海賊盤ヴァージョン」をいくつか再現して、
話題になっていました。
昨年末から、
私がよく聴いているのは、
かつては、
そのような「海賊盤」の名盤として扱われていた、
トッド・ラングレン&ユートピアの、
1978年8月、
サンフランシスコはオールド・ウォルドーフにおけるライヴです。
(『LIVE 1978 LIVE AT THE OLD WALDORF』)
「海賊盤」とは言え、
この盤は、
コンサート会場のPA卓からライン録りされており、
当時はこれを地元FM局がオン・エアしたということで、
音質的にはまったく問題のないものです。
ただ、
そのせいで、
観客の声がほとんど入っておらず、
臨場感には欠けるのですが、
今回はこのマスターテープに手を加え、
晴れて正規盤として発売されたのでした。
選曲は、
ソロ活動からの作品と、
ユートピア名義の作品で、
バランスよく構成されており、
当時ユートピアの最新作であった、
『OOPS, WRONG PLANET(悪夢の惑星)』からも、
数曲演奏されております。
一方、
トッドはこの時期に、
『BACK TO THE BARS』という、
ベストアルバム的な選曲をした、
正規のライヴ・アルバムを発表しています。
こちらは、
ソロ活動の延長っぽく、
多数のゲストを含めた大編成のバンドで、
選曲もソロ活動の作品で占められていますが、
どうやら今回のユートピアのライヴは、
この作品と対になっている位置付けのようです。
ユートピアはシンプルな4人編成のため、
演奏がきわめてタイトでまとまりがよく、
私は『BACK TO THE BARS』より本作の方が、
はるかにすぐれたライヴ・アルバムと評価しています。
4人全員がヴォーカルをとれることに加え、
他の楽器もこなせるようで、
途中で担当楽器を変えた演奏も入っており、
飽きのこない構成になっています。
(ちなみに、
その部分でトッドはドラムを叩いています)
演奏は、
これがライン録りの直音源だとしたら、
信じられないくらい完璧な演奏で、
まったく破綻していないことに驚かされます。
全盛期のトッドの、
ソロとバンド両方からベストな選曲なので、
当然、
珠玉のメロディのオンパレードになるわけですが、
それを完璧に演奏されたら、
こりゃたまらんらん…と、
私は見事にヤラレてしまいました。
トッド未体験の方には、
ぜひおススメしたいほど、
素晴らしい作品です。
トッドはあまり、
ギタリストとして注目されることはありませんが、
私はユートピア時代の、
ちょっとスペーシーでグニョグニョした音が大好きです。
いかにも、
エフェクターで歪ませましたーっ的な音に、
エコーやフランジャーをかまして、
のけぞりながら弾きまくるトッドが、
とても微笑ましいのです。
愛用のギターは、
ギブソンSGと、
フェンダー・ムスタング、
それから、
アンペグのクリスタルギターですが、
一般的には天と地ほども音が違うそれらのギターを、
ほぼ同じ音…
というかギターによる違いがわからないほどに仕上げており、
そんなところが、
かなりのエフェクター小僧ではないか、
と思わせるところであります。
ちなみに、
トッド愛用のSGは、
クラプトンがクリーム時代に愛用していた、
サイケデリック・ペイントのもので、
これを譲り受けて、
長く使っていたということです。
フランク・ザッパといいトッドといい、
この時代に、
異常なまでに音作りにこだわった人は、
なぜかSGを使う傾向があり、
これはちょっと研究してみたいテーマです。
オープニングは、
名盤『SOMETHING/ANYTHING』に収録されていた、
スローテンポの、
ピアノ中心の曲で、
こんなしっとりした曲で始めるのもいいなぁ…と思い、
一方で、
これを軽やかに、
まるで鼻歌でも歌うように歌う、
トッドのセンスは並大抵のものではないと、
舌を巻きました。
こんな歌い方で、
ファルセットまでこなすトッドは、
ものすごく歌がウマイということでしょうね。
私もこんな風に歌えるようになりたい…
今回の作品ですが、
トッド・ラングレン・アーチヴ・シリーズという、
イギリスのレーベルが発掘音源の発表を進めている流れのようで、
他にも魅力的なアイテムが並んでいます。
トッドは、
ソウルとプログレという、
ほぼ対極にある音を、
ハードロックの切り口で、
いっしょの土俵で表現してしまったという、
たいへんな偉業を成し遂げておりますが…
これって、
まさに私の好みと一致しており…
そういう意味では、
私の性感帯を知り尽くしたかのような音(笑)
と言えるでありました。
ダメよそこは弱いのよ…
という攻め方をされるので、
新年早々たまらないのです。
SGねぇ…
そういえば、
ボウイの新作が出ていたんだっけ…
この調子では、
しばらくそこへは到達しないでしょうね(笑)