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「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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  ★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2018/10/28 (Sun)
ギターのコピーに埋没する日々から、
ちょっと解放された感のある最近ですが、
このタイミングで、
数年ぶりにフルスペックの人間ドックなどをやり、
余計に気が抜けた状態になっています。
(消化管内に何もない貴重な一日を過ごしました…)

息抜きに何を聴こうかと思い、
なぜかハマってしまったのが、
最近になって、
中古ショップで紙ジャケ仕様を見つけた、
サンタナの『ムーン・フラワー』(1977年)でした。

私にとって、
ラテン系のリズムはたいへん心地よく、
ノリがピッタリ合うのですが、
レゲエはここまでではなく、
伝統的なリズムの方がよろしいようです。

サンタナは、
怒涛のパーカッション軍団を擁し、
打楽器テンコ盛り状態ですが、
基本はタメの効いたアフタービートなので、
これと相性が良いのだと思います。

その上、
『ムーン・フラワー』の頃は、
フュージョン全盛で、
いわゆるAORなる分野が確立され始めた時期でもあり、
耳障りのよい鍵盤のアレンジが目立ちます。

リズムのノリがよく、
エレピのオシャレなアレンジでリラックスできる…
この作品を選んだ理由がわかるような気がします。

とはいえ、
サンタナのギターは相変わらず、
凶暴の一言に尽きる音で、
ワウなどかましながら、
縦横無尽に弾きまくっています。

このへんがサンタナの面白いところです。

一般的には、
1970年代前半の方が評価が高いのですが、
私は動と静、
野生と都会的なサウンドのバランスが絶妙で、
完成度の高い、
1970年代後半の作品が好きです。

『ムーン・フラワー』は、
ライヴとスタジオが混在していて、
短めの曲が次々と並ぶ、
パッチワークのような構成ながら、

大きな全体の流れ…というか、
ウネリのようなものを生み出していて、
マイルス・デイヴィスの『アガルタ』のような、
ダークなエナジーを放出する作品に仕上がっています。

高校時代に、
TVで放送された『カリフォルニア・ジャム2』
の映像で見た、
「喝采」という曲が、
このアルバムを知るきっかけでした。

今はコイツに身を任せていると、
たいへん心地よいのです。

多忙な年末に向けて、
ちょっとひと休み、
というところでしょうか。

↓ジャケも美しい

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★2018/10/21 (Sun)
ついに、
クリームの有名曲を、
一曲まるごと…
ギターソロも完璧に、
コピーしてしまいました。

スゴイ達成感…(笑)

最近、
このように、
ひたすら忠実に音を採る曲が、

「ショック・ミー」(エース・フレーリー)
「10番街の殺人」(ザ・ベンチャーズ)など、

少しずつ増えていて…
これから晩年のレパートリーになるのでは?
と思い、

忘れないように、
反復練習を繰り返しています(笑)
(しばらく放置していると、綺麗さっぱり忘れてしまうので…)


それにしても、
しばらく前に話題になった、
エース・フレーリーは、
クリーム時代のクラプトンのギターから、
相当の影響を受けていて、
かなりのフレーズをいただいているのが、
よくわかりました。

ギターのコピーも、
腰を落ち着けてやってみると、
いろいろな発見があって、
なかなか面白いものです。

さて、
クリームの次のお題は、
ジェフ・ベックの、
これまた有名曲なのですが、
クラプトンと違って、
ベックの場合は、
そこまで綿密に音を採る必要がないので、
気が楽です。

プレイのスタイルは、
あまり得意ではないと言ったものの、
クラプトンは端正にギターを弾く方であり、
その点、
ベックのギターはかなりテキトーと言えます。

ベックのプレイは、
気まぐれ…
つまり、
事前にフレーズを作り込んでいる気配がなく、
その上、
ミストーンを平気で音源に残してしまい、
聴いている方からすると、
これは意識して出た音なのか、
偶然出てしまった音なのか、
判別がつかない部分が多いのです。

その上この方は、
軽やかに、
爪弾くような弾き方をするので、
輪郭がはっきりしないフレーズが、
たくさんあります。

こんなものをいちいち拾ってはいられないし、
聴いている方も、
とりあえず雰囲気を再現していればOK、
という傾向があるので、
まぁ…
気楽だと言えるのです。

(対する、
クラプトンの場合は、
フレーズのひとつひとつを聴かれている感じなので、
要注意です…)

ここに、
ジミー・ペイジの曲を加えると、
かつての3大ギタリストの名曲、
揃い踏み状態になるのですが、
急なメンバー変更があった今回は、
さすがにそこまでは至らず、
次回以降のお楽しみ、
ということになるのでしょうか。

ジミー・ペイジだとなんだろう?
やはり「天国への階段」でしょうか。
そうなると、
例のエレクトリック12弦の出番もあるので、
いいかもしれませんね。

発表から半世紀近くが経過した、
ロックの名曲たちは、
そろそろクラシックになりつつあるのか、
ギターで弾きたい曲が、
かなり限定されてきた感があり、
これも興味深いところです。

ギターは主役なんだけど、
歌やリズムセクションも再現しやすい曲…
これが名曲の条件ですね。


ところで、
1曲を仕上げるために、
この3週間ほど、
ほぼ毎日同じ曲を聴いていて、
他の曲を聞かない状態が続いています。

当然、
新しい音などに触れることもなく、
CDなどをまったく購入しなくなっています。

フルコピーという作業は、
節約モードにも、
効果があるかもしれませんね(笑)
★2018/10/14 (Sun)
1977年頃に、
ピンクレディーの二番煎じ的な、
キャッツアイというグループが、
そんなタイトルの曲を歌っていましたね。

片方の娘が可愛かったのですが、
(名前は忘れた…)
どちらかが失踪してしまい、
1年ぐらいで解散してしまったと記憶しています。

いや、
そうではなくて…

最近の傾向で、
夏の暑さから一気に晩秋の寒さになってしまう、
脳天逆落としのような気候が、
災害級の猛暑だったため、
余計に際立っており、
体がついていかない今日この頃です。

さて、
そんな中…

これまた年末恒例の忘年会に向けて、
ギターの鍛錬がエスカレートしているのですが、
新しい曲は、
音を採っても次の日には忘れてしまうのに、
ハイティーンの頃に覚えた曲は、
いまだに覚えているという、
不思議な脳の構造に驚いています。

それも、
他のグループのオリジナル曲を、
(かなりインパクトはありましたが…)
ほぼ正確に記憶しており、
一発演奏したら、
それなりにできあがったので、
これは私だけでなく、
参加したメンバー全員が驚きました。

若い頃の記憶がスゴイのか、
初心の頃のインパクトが大きいのか…

ミュージシャンの基本は、
やはり初心者の数ヶ月…
せいぜい数年間に身につけたものであり、
これがしっかり自分のモノになった人が、
プロになれるのだと、
今でははっきり確信するようになりました。

そこで、
大学に行くなどという選択肢は不要で、
技術で勝負するなら、
すぐにその世界に飛び込むべきであると、
ここも確信するに至りました。

そう考えると、
自分が、
プロのミュージシャンになれなかったのは当然で、
この年齢になって、
年に1回の演奏のためにヒーコラしているのがせいぜいで…

そうは言っても、
これがなくなってしまうと、
私という人間の存在意義が半減してしまうので、
とりあえず続けるしかないと思ったりして…

気温が下がると、
モノを考えるのが苦にならなくなり、
なにやら哲学的な思索に耽るものでしょうか。

秋深し…
それにしても、
いきなり過ぎる、
秋深しです。
★2018/09/30 (Sun)
また台風がやって来ますね…

今夜は、
首都圏でも最大級の警戒が必要で、
JRがすべて運転を止めてしまうことになっています。

つくづく平日でなくてよかった、
と思いながらも、
明日の朝が心配です。

それ以前に今夜、
我が家は耐えられるのだろうか…(笑)

さて、
そんな休日だったので、
例によって、
ギターばかり弾いていましたが、

んーやっぱり、
クラプトンは苦手であります。

正確には、
クラプトンというか、
ブルース系全般と言いましょうか…
チョーキングが多くて、
クニョンクニョンしたギターは苦手なのです。

こればかりは相性の問題ですからねぇ…
誰に何と言われても、
どうにもなりません。

そして、
コピーなどという作業は、
高校生ぐらいで、
他に何もやることがなく、
学校が終わったらギターを手にして、
ひたすら没頭できる環境でないと、
なかなか形にならないものです。

最初から、
楽譜に頼るか、
教則ビデオなどを購入すればよいのですが、
それを拒み、
ひたすら耳コピーをしていたら、
いい加減、煮詰まって来ました(笑)

しかも、
加齢のなせる技か、
「できた」と思ったそばから忘れてしまうという…
もはやどうにもならない状況であります(涙)

こんな状態で、
今年の年末にライヴなど、
できるのであろうか?

別のことが不安な、
台風の夜でした。

みなさんご無事で…
★2018/09/24 (Mon)
酷暑&台風…
おまけに大地震まで発生してしまった、
天災づくしの夏が過ぎ、
いつの間にか、
9月が終わろうとしています。

あと、
一週間経つと、
我が社のクールビズも終わりになり、
フリーランス気味にヘラヘラした格好から、
サラリーマン然とした、
スーツ&ネクタイ姿に変貌を遂げることになります。

そして、
年末に向けて、
加速がついたように、
駆け足で時が過ぎて行くのです。

今年は例年になく、
これから10月、11月の予定が詰まっているので、
いっそう慌ただしい秋になるでしょう。

さて、
この時点で…

ここまで、
テーマに従ってCDを揃えたり、
エレクトリック12弦をオーダーしたり、
個人的な音楽熱は上がっているものの、
バンドとしての活動が、
まったくの白紙状態で、
にわかに慌て始めています。

この3連休も、
時間があれば、
ひたすら「Crossroads」by Creamのコピーに励み、
同じフレーズばかり弾いているもので、
家族に呆れられています(笑)

これは何のために…
ということは謎ですが、
今年の後半はどのような展開になるのでしょう。

出会いも別れも、
吉と出るか凶と出るかは、
神のみぞ知る…
(さらに謎である(笑)
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★ ILLUSTRATION BY nyao