「web-magazine GYAN GYAN」では、第三者的な視点でロックを検証してきましたが、当サイトではプライベートな感覚で、より身近にロックを語ってみたいと思います。
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★ プロフィール
HN:
matsuZACK
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1962/02/15
自己紹介:
matsuZACKです。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
“下天のうちをくらぶれば~”の年齢に到達してしまいました。
ミュージシャンを目指したり、
音楽評論家や文筆業を目指したり、
いろいろと人生の奔流に抵抗してきましたが、
どうやらなすがままに、
フツーの人におさまりつつあります。
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★2019/12/30 (Mon)
さて、
今年も残りわずかとなったところで、
例年同様、
恒例の「2019年マイベストアルバム」の発表です。
今年は、
昨年末の映画『ボヘミアン・ラプソディ』の余韻で…
遅ればせながら、
クイーンの初期作品を紙ジャケで集めようと思い立ち、
3月ぐらいまでは、
初期の6作(『戦慄の王女』から『世界に捧ぐ』)を、
聴きまくって過ごしました。
リアルタイムでは、
『オペラ座の夜』しか、
マトモに聴いていなかった私は、
それぞれの作品からかなりの衝撃を受け、
結局デビュー作『戦慄の王女』と、
『クイーンⅡ』にハマってしまったのです。
全ての色メガネ…
つまり、
正しい評価を妨げる諸々の環境、
から解放されたクイーンは、
最終的に私の中では、
ディープ・パープルやユーライア・ヒープのあたりに、
キレイに収まってしまったのでありました…(笑)
【新譜部門】
本来の意味での新譜には、
ほとんど触れなかった年ですが…
☆スティング『マイ・ソングス』
その後に入手した、
『THE POLICE Every Move You Make The Studio Recordings』
BOXセットで聴けるオリジナルよりも、
ここで聴ける“今のスティング”の方がよかった、
というのは驚きでした。
自分の作品は、
折々に引っ張り出して、
演奏してみるものだな、
と痛感し…
曲も、
作者と共に成長することがある、
ということは、
新たな発見でした。
そして、
10月10日、
幕張メッセにおけるライブでは、
“自然体スティング”に感銘を受け、
今後の人生における規範を得た…
そんな気持ちになったものです。
【再発部門】
発掘音源を含んでいますが、
☆四人囃子『一触即発デラックス・エディション』
夏の終わり頃から、
なぜかまたプログレ系の音に惹かれていたところ、
見事なタイミングで発表され、
改めて、
以下を思い知らされることになりました…
ストラト好き…
幻想的な美しさを好むこと…
先のスティングを規範とするならば、
何を迷うことなく、
この道を突き進むべきである、
と確信した次第です。
そんなこんなで臨んだ、
12月の『忘年会ライブ』が、
近年になく、
的の絞られた演奏になったのは、
偶然の産物ではなかったと思っています。
さて、
そんなクイーンに始まった2019年ですが、
最後はキッスのファイナル・ツアーで燃え尽きた感がありますが、
(風邪は年末まで治らず…)
いよいよ、
公私共に多忙が予想される、
2020年に突入するのでありました。
今の私には、
コワイものなどありはしない…
と思えるのですが、
齢57にして、
ようやく不惑に到達した、
ということなのでしょうか(笑)
今年も残りわずかとなったところで、
例年同様、
恒例の「2019年マイベストアルバム」の発表です。
今年は、
昨年末の映画『ボヘミアン・ラプソディ』の余韻で…
遅ればせながら、
クイーンの初期作品を紙ジャケで集めようと思い立ち、
3月ぐらいまでは、
初期の6作(『戦慄の王女』から『世界に捧ぐ』)を、
聴きまくって過ごしました。
リアルタイムでは、
『オペラ座の夜』しか、
マトモに聴いていなかった私は、
それぞれの作品からかなりの衝撃を受け、
結局デビュー作『戦慄の王女』と、
『クイーンⅡ』にハマってしまったのです。
全ての色メガネ…
つまり、
正しい評価を妨げる諸々の環境、
から解放されたクイーンは、
最終的に私の中では、
ディープ・パープルやユーライア・ヒープのあたりに、
キレイに収まってしまったのでありました…(笑)
【新譜部門】
本来の意味での新譜には、
ほとんど触れなかった年ですが…
☆スティング『マイ・ソングス』
その後に入手した、
『THE POLICE Every Move You Make The Studio Recordings』
BOXセットで聴けるオリジナルよりも、
ここで聴ける“今のスティング”の方がよかった、
というのは驚きでした。
自分の作品は、
折々に引っ張り出して、
演奏してみるものだな、
と痛感し…
曲も、
作者と共に成長することがある、
ということは、
新たな発見でした。
そして、
10月10日、
幕張メッセにおけるライブでは、
“自然体スティング”に感銘を受け、
今後の人生における規範を得た…
そんな気持ちになったものです。
【再発部門】
発掘音源を含んでいますが、
☆四人囃子『一触即発デラックス・エディション』
夏の終わり頃から、
なぜかまたプログレ系の音に惹かれていたところ、
見事なタイミングで発表され、
改めて、
以下を思い知らされることになりました…
ストラト好き…
幻想的な美しさを好むこと…
先のスティングを規範とするならば、
何を迷うことなく、
この道を突き進むべきである、
と確信した次第です。
そんなこんなで臨んだ、
12月の『忘年会ライブ』が、
近年になく、
的の絞られた演奏になったのは、
偶然の産物ではなかったと思っています。
さて、
そんなクイーンに始まった2019年ですが、
最後はキッスのファイナル・ツアーで燃え尽きた感がありますが、
(風邪は年末まで治らず…)
いよいよ、
公私共に多忙が予想される、
2020年に突入するのでありました。
今の私には、
コワイものなどありはしない…
と思えるのですが、
齢57にして、
ようやく不惑に到達した、
ということなのでしょうか(笑)
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★2019/12/22 (Sun)
すっかり、
話題にするタイミングを逃しておりましたが、
12月7日(土)MANDARA2でのライブ忘年会の数日前…
12月11日(水)KISS東京公演のちょうど一週間前にあたる、
12月4日(水)に、
さいたまスーパーアリーナで、
「U2 THE JOSHUA TREE TOUR 2019」を観ました。
以下、当日のセットリストです。
(例によって by SHIBAやん)
1. Sunday Bloody Sunday
2. I Will Follow
3. New Year's Day
4. Bad
5. Pride
6. Where The Streets Have No Name
7. I Still Haven't Found What I'm Looking For
8. With Or Without You
9. Bullet The Blue Sky
10. Running To Stand Still
11. Red Hill Mining Town
12. In God's Country
13. Trip Through Your Wires
14. One Tree Hill
15. Exit
16. Mother's Of The Disappeared
17. Angel Of Harlem
たしか、ここからアンコール
18. Elevation
19. Vertigo
20. Even Better Than The Real Thing
21. Every Breaking Wave
22. Beautiful Day
23. Ultraviolet
24. Love Is Bigger Than Anything In Its Way
25. One
今回は、
『THE JOSHUA TREE』を再現するということで、
6. 「Where The Streets Have No Name」から
16. 「Mother's Of The Disappeared」までは、
アルバム収録順の通り、
丸ごと演奏したのでありました。
13年ぶりの来日、
ということだけでも気合が入るのに、
そこに『THE JOSHUA TREE』の再現、
などというテーマがあったので、
バンドのヴォルテージはMAXに達したのか、
とにかくエネルギッシュなステージでした。
ステージは、
前方にアイランドが設置され、
そちらにもドラムキットが用意されていました。
そして。
後方には巨大なスクリーンがあり、
メッセージや映像が映し出され、
演奏を盛り上げます。
バンドは、
オープニングの演奏を、
前方のアイランドで始め、
懐かしいナンバーを5曲ほど続けると、
後方のステージに戻り…
デジタル・ディレイを使用した
例の印象的なイントロ…
「キンコンカンコンキンコン」が鳴りわたり、
後方にアルバムジャケットの風景が映し出されました。
『THE JOSHUA TREE』のオープニングです。
このアルバムは、
かつて「私の人生を変えたアルバム」(ここをクリック)
で紹介した通り、
私にとって思い出深い作品です。
当時は、
LPレコードで聴いていたのですが、
A面の完成度があまりにも高くて、
そちらばかりを熱心に聴き、
B面は5回に1回程度しか聴かなかったようで、
この夜は、
それを反省した次第です(笑)
(とはいえ「In God's Country」と
「One Tree Hill」は大好きでしたが…)
ジ・エッジは、
とにかくギター小僧という感じで、
1曲ごとにギターを持ち替えます。
確認できた範囲でそれは…
ストラト3本(黒メイプル、黒ローズ、白ローズ)、
テレキャス、
エクスプローラ、
白いレスポールカスタム、
アーム付きのSG、
グレッチ・ホワイトファルコン、
リッケンバッカーの12弦…
予想よりも歪んだ音であったことに、
少し驚きました。
おそらく、
もうちょっと歪ませると、
和音のヌケが悪くなるのでは?と思える、
絶妙のセッテイングで、
それなりに粘る音を出していたのです。
もう少し歪ませても大丈夫なんだ…
これは、
研究しなければ…です。
となりでmarcさんが、
「キミのギター、似てるね」と…
U2そのものをコピーしたことはないのですが、
たしかに、
最近とくに、
それっぽい音になっていることは、
自分でもよくわかっていました。
ジ・エッジも、
デイヴ・ギルモア好きなのかな?
だからエコーにこだわるのかな?
そんなことを考えながら、
彼のギターを堪能したのです。
アンコールを8曲も演奏したことからもわかるように、
とにかくパワーに溢れていて、
(とくにボーノ)
スクリーンに映し出される熱いメッセージも、
それを煽り立てるので、
正直なところ…
演奏時間が長いこともあり、
終盤は少々疲れてしまいました(笑)
それほど、
エネルギッシュだったU2のステージ…
現役最高峰のバンドのレベル、
を見せつけてくれたと言って、
過言ではないでしょう。
過去の遺物でも、
伝説でもない、
現在進行形の凄さとは、
こういうことなのでしょうね。
ところで、
今回は、
13年ぶりの他、
わずか2回の日本公演ということもあり、
チケットが発売と同時に完売する中、
なぜか最後まで売れ残っていた、
「グッズ付きS席」というヤツで席を確保したのですが…
通常のS席プラス2万円のグッズとは?
実はひそかに期待していたのですが、
やけに入念なボディチェックの後、
「グッズです」
と渡されたのは、
キャバクラから送られてくる招待状程度の、
ハガキ大の封書だけでした。
「なんだこりゃ?」
後で開いてみたら、
これでした↓
実は、
これがあるから、
入場前のグッズ売り場には、
目もくれなかったのですが、
わかっていれば、
グッズ買ったのに~
と反省することしきりです。
とはいえ、
終演後に、
グッズの列に並ぶ気になれず、
(ただでさえ、2時間30分の演奏が長かったので…)
結局、
パンフレットすら購入しませんでした。
(どうやら、その反動がKISSの際に出たらしい…)
まぁ…
選曲も演奏も良かったので、
それだけの価値があったといえば、
それまでですが…
さいたまアリーナなので、
自宅までの道のりも遠かった〜(笑)
話題にするタイミングを逃しておりましたが、
12月7日(土)MANDARA2でのライブ忘年会の数日前…
12月11日(水)KISS東京公演のちょうど一週間前にあたる、
12月4日(水)に、
さいたまスーパーアリーナで、
「U2 THE JOSHUA TREE TOUR 2019」を観ました。
以下、当日のセットリストです。
(例によって by SHIBAやん)
1. Sunday Bloody Sunday
2. I Will Follow
3. New Year's Day
4. Bad
5. Pride
6. Where The Streets Have No Name
7. I Still Haven't Found What I'm Looking For
8. With Or Without You
9. Bullet The Blue Sky
10. Running To Stand Still
11. Red Hill Mining Town
12. In God's Country
13. Trip Through Your Wires
14. One Tree Hill
15. Exit
16. Mother's Of The Disappeared
17. Angel Of Harlem
たしか、ここからアンコール
18. Elevation
19. Vertigo
20. Even Better Than The Real Thing
21. Every Breaking Wave
22. Beautiful Day
23. Ultraviolet
24. Love Is Bigger Than Anything In Its Way
25. One
今回は、
『THE JOSHUA TREE』を再現するということで、
6. 「Where The Streets Have No Name」から
16. 「Mother's Of The Disappeared」までは、
アルバム収録順の通り、
丸ごと演奏したのでありました。
13年ぶりの来日、
ということだけでも気合が入るのに、
そこに『THE JOSHUA TREE』の再現、
などというテーマがあったので、
バンドのヴォルテージはMAXに達したのか、
とにかくエネルギッシュなステージでした。
ステージは、
前方にアイランドが設置され、
そちらにもドラムキットが用意されていました。
そして。
後方には巨大なスクリーンがあり、
メッセージや映像が映し出され、
演奏を盛り上げます。
バンドは、
オープニングの演奏を、
前方のアイランドで始め、
懐かしいナンバーを5曲ほど続けると、
後方のステージに戻り…
デジタル・ディレイを使用した
例の印象的なイントロ…
「キンコンカンコンキンコン」が鳴りわたり、
後方にアルバムジャケットの風景が映し出されました。
『THE JOSHUA TREE』のオープニングです。
このアルバムは、
かつて「私の人生を変えたアルバム」(ここをクリック)
で紹介した通り、
私にとって思い出深い作品です。
当時は、
LPレコードで聴いていたのですが、
A面の完成度があまりにも高くて、
そちらばかりを熱心に聴き、
B面は5回に1回程度しか聴かなかったようで、
この夜は、
それを反省した次第です(笑)
(とはいえ「In God's Country」と
「One Tree Hill」は大好きでしたが…)
ジ・エッジは、
とにかくギター小僧という感じで、
1曲ごとにギターを持ち替えます。
確認できた範囲でそれは…
ストラト3本(黒メイプル、黒ローズ、白ローズ)、
テレキャス、
エクスプローラ、
白いレスポールカスタム、
アーム付きのSG、
グレッチ・ホワイトファルコン、
リッケンバッカーの12弦…
予想よりも歪んだ音であったことに、
少し驚きました。
おそらく、
もうちょっと歪ませると、
和音のヌケが悪くなるのでは?と思える、
絶妙のセッテイングで、
それなりに粘る音を出していたのです。
もう少し歪ませても大丈夫なんだ…
これは、
研究しなければ…です。
となりでmarcさんが、
「キミのギター、似てるね」と…
U2そのものをコピーしたことはないのですが、
たしかに、
最近とくに、
それっぽい音になっていることは、
自分でもよくわかっていました。
ジ・エッジも、
デイヴ・ギルモア好きなのかな?
だからエコーにこだわるのかな?
そんなことを考えながら、
彼のギターを堪能したのです。
アンコールを8曲も演奏したことからもわかるように、
とにかくパワーに溢れていて、
(とくにボーノ)
スクリーンに映し出される熱いメッセージも、
それを煽り立てるので、
正直なところ…
演奏時間が長いこともあり、
終盤は少々疲れてしまいました(笑)
それほど、
エネルギッシュだったU2のステージ…
現役最高峰のバンドのレベル、
を見せつけてくれたと言って、
過言ではないでしょう。
過去の遺物でも、
伝説でもない、
現在進行形の凄さとは、
こういうことなのでしょうね。
ところで、
今回は、
13年ぶりの他、
わずか2回の日本公演ということもあり、
チケットが発売と同時に完売する中、
なぜか最後まで売れ残っていた、
「グッズ付きS席」というヤツで席を確保したのですが…
通常のS席プラス2万円のグッズとは?
実はひそかに期待していたのですが、
やけに入念なボディチェックの後、
「グッズです」
と渡されたのは、
キャバクラから送られてくる招待状程度の、
ハガキ大の封書だけでした。
「なんだこりゃ?」
後で開いてみたら、
これでした↓
実は、
これがあるから、
入場前のグッズ売り場には、
目もくれなかったのですが、
わかっていれば、
グッズ買ったのに~
と反省することしきりです。
とはいえ、
終演後に、
グッズの列に並ぶ気になれず、
(ただでさえ、2時間30分の演奏が長かったので…)
結局、
パンフレットすら購入しませんでした。
(どうやら、その反動がKISSの際に出たらしい…)
まぁ…
選曲も演奏も良かったので、
それだけの価値があったといえば、
それまでですが…
さいたまアリーナなので、
自宅までの道のりも遠かった〜(笑)
★2019/12/15 (Sun)
MANDARA2でのライブ忘年会の翌週…
まだその余韻が抜け切れていない、
12月11日(水)に、
KISSの東京公演へ行って来ました。
巷では、
X-JAPANのYOSHIKIがアンコールに登場し、
「Beth」でピアノを弾き、
「Rock And Roll All Nite」でドラムを叩き話題になった、
あの瞬間を、
私も共有したというわけです。
私がKISSのコンサートに行ったのは、
1977年の初来日(高校入学の年でした)と、
翌1978年の2回目の来日の際…
そう…
初来日から数えると、
じつに42年が経過したことになります。
今回は、
ジーンがもうツアーをやめたいと言っているようで、
本当に“ファイナル”になる可能性があったので、
チケットを購入しました。
さて、
私をROCKの世界へと誘ったKISSですが、
その後いろいろな音楽に興味を持つに従い、
徐々に関心が薄くなり、
高校3年の頃(1979年)には、
まったく見向きもしなくなり、
ピーターが抜けた…
メイクをとって素顔になった…
エースが抜けた…
エリック・カーが亡くなった…
という彼らの波乱万丈の道のりも、
他人事のように眺めていたのでした。
そんなKISSの動向が気になり始めたのは、
再びメイクをして、
オリジナルメンバーに戻った、
2000年あたりからなのですが…
これは、
紆余曲折の末、
彼らが出した結論…
変化、
というか進化することをやめたことで、
その完成度が際立ったことによります。
この頃から、
ひそかに、
エースのプレイをコピーしたりしていたのも、
そのためだったと思います。
聴き手である我々も、
少年の頃の感覚に戻って、
単純に楽しめばいい…
それがKISSの楽しみ方であり、
彼らが到達した、
揺るぎないコンセプトなのでしょう。
それを確信したのが、
今回の彼らのステージでした。
さて、
当日のセットリストは以下の通りです。
(例によって by SHIBAやん)
1. Detroit Rock City
2. Shout It Out Loud
3. Deuce
4. Say Yeah
5. I Love It Loud
6. Heaven's On Fire
7. War Machine
8. Lick It Up
9. Calling Dr. Love
10. 100,000 Years
11. Cold Gin
12. God Of Thunder
13. Psycho Circus
14. Let Me Go, Rock'n'Roll
15. Love Gun
16. I Was Made For Lovin' You
17. Crazy Crazy Nights
18. Black Diamond
アンコール
19. Beth
20. Rock And Roll All Nite
オープニング、
ラスト、
アンコール…
要所の曲が、
初来日とまったく同じであるだけでなく、
ステージの構成もほぼ同じでした。
そう、
彼らは見事と言えるほど、
変わっていなかったのです。
ジーンが火を吹き、
血を吐き、
ドラムキットがせり上がり、
号砲が轟く…
う〜ん
やっぱりKISSはスゴイ。
さすがに、
ギターがエースではなかったので、
レスポールのフロントピックアップの位置から、
スモークを吐き出すソロはやらなかったものの、
『KISS ALIVE』と同じ、
「100,000 Years」の長尺のドラムソロが再現されたのは、
感激でした。
(そして、エリック・シンガーのプレイが素晴らしかった)
選曲を見ると、
ファースト・アルバムから4曲、
名盤『Destroyer』から4曲…
何度も言っていることですが、
彼らはデビューの時点で、
すでに完成されていたのです。
そう考えると、
本当に彼らの凄さがわかります。
席はアリーナで、
ステージ正面のベストポジション…
加えて、
ポールが飛んで来る櫓に近かったため、
大騒ぎになってしまいました。
↓ポールがこんな近くに…
ポールに「ありがとう」と言いたかったですね。
そして、
完全にミーハーになった私は、
このようなグッズまで購入し、
燃え尽きたのでありました(笑)
(ついでに風邪ひいた)
このように、
少年に戻る日があってもいいなぁ。
まだその余韻が抜け切れていない、
12月11日(水)に、
KISSの東京公演へ行って来ました。
巷では、
X-JAPANのYOSHIKIがアンコールに登場し、
「Beth」でピアノを弾き、
「Rock And Roll All Nite」でドラムを叩き話題になった、
あの瞬間を、
私も共有したというわけです。
私がKISSのコンサートに行ったのは、
1977年の初来日(高校入学の年でした)と、
翌1978年の2回目の来日の際…
そう…
初来日から数えると、
じつに42年が経過したことになります。
今回は、
ジーンがもうツアーをやめたいと言っているようで、
本当に“ファイナル”になる可能性があったので、
チケットを購入しました。
さて、
私をROCKの世界へと誘ったKISSですが、
その後いろいろな音楽に興味を持つに従い、
徐々に関心が薄くなり、
高校3年の頃(1979年)には、
まったく見向きもしなくなり、
ピーターが抜けた…
メイクをとって素顔になった…
エースが抜けた…
エリック・カーが亡くなった…
という彼らの波乱万丈の道のりも、
他人事のように眺めていたのでした。
そんなKISSの動向が気になり始めたのは、
再びメイクをして、
オリジナルメンバーに戻った、
2000年あたりからなのですが…
これは、
紆余曲折の末、
彼らが出した結論…
変化、
というか進化することをやめたことで、
その完成度が際立ったことによります。
この頃から、
ひそかに、
エースのプレイをコピーしたりしていたのも、
そのためだったと思います。
聴き手である我々も、
少年の頃の感覚に戻って、
単純に楽しめばいい…
それがKISSの楽しみ方であり、
彼らが到達した、
揺るぎないコンセプトなのでしょう。
それを確信したのが、
今回の彼らのステージでした。
さて、
当日のセットリストは以下の通りです。
(例によって by SHIBAやん)
1. Detroit Rock City
2. Shout It Out Loud
3. Deuce
4. Say Yeah
5. I Love It Loud
6. Heaven's On Fire
7. War Machine
8. Lick It Up
9. Calling Dr. Love
10. 100,000 Years
11. Cold Gin
12. God Of Thunder
13. Psycho Circus
14. Let Me Go, Rock'n'Roll
15. Love Gun
16. I Was Made For Lovin' You
17. Crazy Crazy Nights
18. Black Diamond
アンコール
19. Beth
20. Rock And Roll All Nite
オープニング、
ラスト、
アンコール…
要所の曲が、
初来日とまったく同じであるだけでなく、
ステージの構成もほぼ同じでした。
そう、
彼らは見事と言えるほど、
変わっていなかったのです。
ジーンが火を吹き、
血を吐き、
ドラムキットがせり上がり、
号砲が轟く…
う〜ん
やっぱりKISSはスゴイ。
さすがに、
ギターがエースではなかったので、
レスポールのフロントピックアップの位置から、
スモークを吐き出すソロはやらなかったものの、
『KISS ALIVE』と同じ、
「100,000 Years」の長尺のドラムソロが再現されたのは、
感激でした。
(そして、エリック・シンガーのプレイが素晴らしかった)
選曲を見ると、
ファースト・アルバムから4曲、
名盤『Destroyer』から4曲…
何度も言っていることですが、
彼らはデビューの時点で、
すでに完成されていたのです。
そう考えると、
本当に彼らの凄さがわかります。
席はアリーナで、
ステージ正面のベストポジション…
加えて、
ポールが飛んで来る櫓に近かったため、
大騒ぎになってしまいました。
↓ポールがこんな近くに…
ポールに「ありがとう」と言いたかったですね。
そして、
完全にミーハーになった私は、
このようなグッズまで購入し、
燃え尽きたのでありました(笑)
(ついでに風邪ひいた)
このように、
少年に戻る日があってもいいなぁ。
★2019/12/08 (Sun)
毎年恒例となった、
吉祥寺MANDARA2でのライブ忘年会が、
昨夜開催されました。
今回はここで開催されるようになってから、
ちょうど20回目ということで、
記念の年になりました。
私は2001年に、
シンガーソングライターの某氏に誘われて、
2人で出演して以来の参加ですが、
どうやら、
3回目からということになるようです。
そんな年の夏に、
最年長の先輩たちのバンドのメンバーが急逝されたため、
黙祷を捧げ遺影を前に演奏するという、
少々寂しいオープニングで幕を明けました。
昨年は事情により別のバンドで出演したため、
1年ぶりになるLOOSE CONNECTIONは、
2番目の出演で、
そんな雰囲気の中ステージに立ちました。
今年は数年ぶりに、
原点に帰ろうとばかり、
オリジナル曲を並べ…
私は初公開となる、
博多の某工房製造のエレクトリック12弦に、
TCエレクトロニクのフランジャーと、
ローランド・スペースエコーのレプリカ、
仕上げにVOXのプリアンプをかまし、
新曲2曲と、
昔からのレパートリー2曲、
そしてビートルズのカバーを2曲という選曲で、
会場の空気を変えてしまいました(笑)
昨夜の演奏曲目:
1、Where Do We Go?(新曲)
2、神曲
3、Real Love
4、No天気野郎(新曲)
5、Across The Universe(ビートルズ)
6、Tomorrow Never Knows (ビートルズ)
演奏はこんな感じでしたが、
たいへん評判がよく、
ちょっと驚きました。
(とりあえず、前半の3曲です)
やはり、
12弦ギターと、
私のプレイスタイル、
およびオリジナル曲との相性がバツグンだったようです。
そして、
みなさんが我々に期待していたのは、
独特の雰囲気を持つ、
オリジナル曲であったようです。
ここ数年は、
毎年いろいろと、
新しいことにチャレンジしてきましたが、
基本的には今回の路線で、
自分たちに似合うことをやる方がよいのかもしれません。
冒険より安定なのかな…
いや、
冒険はほどほどに、
というところでしょう。
演奏の動画ですが、
私の友人が私の目の前で撮影したので、
私中心になっておりますが、
そこはご容赦いただき、
演奏を評価してやってください(笑)
吉祥寺MANDARA2でのライブ忘年会が、
昨夜開催されました。
今回はここで開催されるようになってから、
ちょうど20回目ということで、
記念の年になりました。
私は2001年に、
シンガーソングライターの某氏に誘われて、
2人で出演して以来の参加ですが、
どうやら、
3回目からということになるようです。
そんな年の夏に、
最年長の先輩たちのバンドのメンバーが急逝されたため、
黙祷を捧げ遺影を前に演奏するという、
少々寂しいオープニングで幕を明けました。
昨年は事情により別のバンドで出演したため、
1年ぶりになるLOOSE CONNECTIONは、
2番目の出演で、
そんな雰囲気の中ステージに立ちました。
今年は数年ぶりに、
原点に帰ろうとばかり、
オリジナル曲を並べ…
私は初公開となる、
博多の某工房製造のエレクトリック12弦に、
TCエレクトロニクのフランジャーと、
ローランド・スペースエコーのレプリカ、
仕上げにVOXのプリアンプをかまし、
新曲2曲と、
昔からのレパートリー2曲、
そしてビートルズのカバーを2曲という選曲で、
会場の空気を変えてしまいました(笑)
昨夜の演奏曲目:
1、Where Do We Go?(新曲)
2、神曲
3、Real Love
4、No天気野郎(新曲)
5、Across The Universe(ビートルズ)
6、Tomorrow Never Knows (ビートルズ)
演奏はこんな感じでしたが、
たいへん評判がよく、
ちょっと驚きました。
(とりあえず、前半の3曲です)
やはり、
12弦ギターと、
私のプレイスタイル、
およびオリジナル曲との相性がバツグンだったようです。
そして、
みなさんが我々に期待していたのは、
独特の雰囲気を持つ、
オリジナル曲であったようです。
ここ数年は、
毎年いろいろと、
新しいことにチャレンジしてきましたが、
基本的には今回の路線で、
自分たちに似合うことをやる方がよいのかもしれません。
冒険より安定なのかな…
いや、
冒険はほどほどに、
というところでしょう。
演奏の動画ですが、
私の友人が私の目の前で撮影したので、
私中心になっておりますが、
そこはご容赦いただき、
演奏を評価してやってください(笑)
★2019/11/24 (Sun)
ポリスのBOXセット
『Every Move You Make, The Studio Recordings』
を聴いていますが、
何だか物足りないのです。
とくに、
ファースト・アルバム…
こんなにパンクっぽく、
薄っぺらな音だったのでしょうか。
「Next To You」も、
「So Lonely」も、
「Roxanne」も、
「Can’t Stand Losing You」も、
STINGのセルフ・カヴァー、
そして、
幕張メッセのライヴの方がよかったのです。
一方、
四人囃子の方は、
2002年の再結成ライヴよりも、
1973年のデビュー前のライヴの方がよかったりして…
楽曲も成長しているというか、
時と共に変化するので、
どの時点で琴線に触れるか…
演奏者と聴衆の接点が重要、
ということなのでしょうね。
我がバンド、
LOOSE CONNECTIONもしかりで…
いちおう毎年、
いろいろなことにチャレンジするのですが、
数年おきに、
定番と言えるオリジナル曲とカバーに戻り、
自分たちのアイデンティティを確認するような…
そんな音を出す年があります。
そのとき、
楽曲たちは、
初出時と違った姿になっているのですが、
どの時点がもっともよいと感じるかは、
人それぞれなのでしょう。
今年は、
どうやらそんな年回りのようで、
12弦ギターという、
新たなアイデンティティにより、
少し姿を変えた定番曲を熟成しています。
ギターソロや、
コードに制約があり、
もちろんアームなども使えない、
12弦ギターですが、
その特有の響きには、
すべてを凌駕するものがあり、
私は意外と、
それが心地よかったりしています。
さて、
それを世に問いかけるのは、
12月7日(土)
場所はいつもの吉祥寺曼荼羅2…
これまた定番になった、
身内の忘年会ライヴのステージです。
今年はちょっとした事情で、
雰囲気自体が例年と違う中、
どんな成果が出るのでしょうか…
かなり、
楽しみにしていたりします(笑)
『Every Move You Make, The Studio Recordings』
を聴いていますが、
何だか物足りないのです。
とくに、
ファースト・アルバム…
こんなにパンクっぽく、
薄っぺらな音だったのでしょうか。
「Next To You」も、
「So Lonely」も、
「Roxanne」も、
「Can’t Stand Losing You」も、
STINGのセルフ・カヴァー、
そして、
幕張メッセのライヴの方がよかったのです。
一方、
四人囃子の方は、
2002年の再結成ライヴよりも、
1973年のデビュー前のライヴの方がよかったりして…
楽曲も成長しているというか、
時と共に変化するので、
どの時点で琴線に触れるか…
演奏者と聴衆の接点が重要、
ということなのでしょうね。
我がバンド、
LOOSE CONNECTIONもしかりで…
いちおう毎年、
いろいろなことにチャレンジするのですが、
数年おきに、
定番と言えるオリジナル曲とカバーに戻り、
自分たちのアイデンティティを確認するような…
そんな音を出す年があります。
そのとき、
楽曲たちは、
初出時と違った姿になっているのですが、
どの時点がもっともよいと感じるかは、
人それぞれなのでしょう。
今年は、
どうやらそんな年回りのようで、
12弦ギターという、
新たなアイデンティティにより、
少し姿を変えた定番曲を熟成しています。
ギターソロや、
コードに制約があり、
もちろんアームなども使えない、
12弦ギターですが、
その特有の響きには、
すべてを凌駕するものがあり、
私は意外と、
それが心地よかったりしています。
さて、
それを世に問いかけるのは、
12月7日(土)
場所はいつもの吉祥寺曼荼羅2…
これまた定番になった、
身内の忘年会ライヴのステージです。
今年はちょっとした事情で、
雰囲気自体が例年と違う中、
どんな成果が出るのでしょうか…
かなり、
楽しみにしていたりします(笑)